No.15ベストアンサー
- 回答日時:
Gです。
私にもこの三つについて書かせてくださいね。>(1)精神的・肉体的強化
これは私には今の日本の武道・格闘技で本当にこの二つを一緒に教えてくれるところを見つけるのは非常に難しいと思います。 非常に残念な事です。 護身術での精神的・肉体的強化はまったく違う観念から訓練をします。
まったく違う観念と言う事は護身術に必要な精神的・肉体的強化と言う事はどういうことなのか、分からないと無理だと言う事でもあります。
今の日本での武道・格闘技で確かにスポーツ的精神的・肉体的強化はアスレチックトレーニングの視点から見ても良く出来ていると思います。 しかし、あくまでも「運動神経の素質を持った人」に対してのトレーニングとしか思えません。 スポーツ的である以上それは仕方ない事で私がとやかく言うことではありません。 なぜなら私はスポーツとしての武道・武術・格闘技と言うものをまったくのスポーツと見ているからです。 つまり、ボクシングの変形とまでいえると思います。
しかし、昔からの武道・武術として教えているところはスポーツ的肉体的強化をしていません。 なぜなら、実践的要素をまったく無視したトレーニングをしているからなのです。
護身術での精神的・肉体的強化とは自分を守るための全ての精神力と体力を持たせるトレーニングをしなくてはならないのです。 しかも、運動神経の素質があるかどうかはまったく関係ありません。 人間誰もが使える護身術、を教えなくてはならないからですね。
50kgあるかないかの体で相手からの攻撃を防ぎ(もちろん攻撃される前でもありますし攻撃されてからでもあります)、一度しかないかもしれない反撃するタイミングを見極める事を教えなくてはならないのです。
(2)危険な状況においての落ち着いた対処法の取得
これは全ての危険性への可能性に対する知識も含みます。 護身術に精神的・肉体的強化のほかに知識と言うものがどれだけ大切な事なのか、どれだけの知識の広さと深さを生徒に教える事が出来るのか、を知らないで、薄っぺらい知識のもとでは、いくら自分が護身術が出来てもそれを生徒に「身につける」技術をも持っていなくてはインターネットや本を呼んで自分では知っていると思い込んでいるのと同じなのです。
教える事の難しさは私は身にしみて知っているつもりです。 しかし、知らないで教えるような事は私としては出来ません。 無責任この上ないと言う事になります。 これは、(3)につながる事なのです。
(3)一種の自信にしたい
自信の怖さを知ってください。 自信と実力とはまったく関係ないものなのです。 この自信と言うものを相手に一瞬にして作りあげる事が護身術のひとつであると言う事を知ればこの事が分かると思います。
なぜなら、自信が隙を無意識に作ると言う事が上に書いた「精神力強化の必要性」のひとつなのです。
自分にはできないと言う非自信が自分の護身術のレベルを高めるトレーニングを常に欲し、一度しかないかもしれない反撃の有効性を100%まであげる意思にもつながるわけです。
つまり、自信とは「自分でももっとできるようになる」と言う事であって、「できるんだ」に頼る護身術はありえないと教えてくれるところを探さなくてはならないと言う事でもあります。
自信は言い換えると「自殺行為」につながる可能性をたくさん持っているということなのです。 これを教えてもらえなかった有段者がいかに実践において有段者としての実力を発揮できず一人の相手にいとも簡単に殺されたり重傷を負うことになるわけなのです。
昨日より今日、今日より明日、がより良くなるように自分を護身術訓練をする必要があるわけですね。 そうする事でいつか必ず、ナイフや拳銃を使った攻撃に対しても、そして複数の相手に対しても自分もそして一緒にいる人をも守れる護身術が身につくことになるのです。
そして私の弟子でこのカテで質問した人を教えた人がナイフを持った複数の相手から一度は人を救えた人が去年殺されてしまいました。 その人自身でも何百人もの人の命を使える護身術を教える事が出来たのです。 それだけ、護身術とは無責任な事を教えられないものなのです。 だからこそ、私は自称護身術教師がこのカテでも、アメリカ全国でも使えない護身術を教えて「生徒に要らぬ自信」を植え付けるような言動に対して「怒り」とも言える感情を持つわけです。
自信を持ってはいけないという前に、自信を植え付けるような教えは無責任以上のものであるし、教えた人の命を教えたから短くする、と言う事への認識がどれだけ大切なものなのか、そして、去年の末にどれだけ私を精神的にどん底に陥れたかどうぞ分かってください。
No.14
- 回答日時:
>1)精神的・肉体的強化
>(2)危険な状況においての落ち着いた対処法の取得
>(3)一種の自信にしたい
1)の精神的は後で書くとして、肉体強化なら全日本太極拳連盟
加盟団体の長拳系の套路がいいですよ。スピード、跳躍等
大会に出ようと思って練習するとかなりの肉体強化になりますよ。
2)ですが、barcelonistaさんがどれだけ根気が有るかによると
思いますよ。一朝一夕で身に付くものでは有りませんし、
講習会等ですぐ教えるようなものはほとんど役に立ちません。
それと、対処できるような練習をしているところは私の知る限り
(柔道は解りませんが)空手、合気は二十中一・二しかないですし。
少林寺(ちゃんとした指導している人に出会った事有りませんが)
に至っては私はあきらめました。
3)これは1)の精神も含ませるのかな?自信も精神強化も
ハードな練習を積む事によって、『あの練習に比べたらこんな事
たいした事無い』って思えるようになって得られるものです。
正し、ぬるま湯につかってるのにそれに気づかず変な自信を
持つ事があるので注意を。
私は胃が受け付けなくなるまで練習する事って決めています。
(しかしこれは難しい、二・三年まではこれが出来ましたが・・)
これ以前にちゃんと指導できる人がほとんどいないから
ちゃんと指導できる人を捜す方が先かな?でもこればっかりは
運と根気が必要な気がするなー
やるからには中途半端で終わらせたくない、という心構えは持っています。自分でお金を出して、習いに行くわけですからね。
ご丁寧にありがとうございました。
No.13
- 回答日時:
功朗法なんかいいんじゃないでしょうか?
功朗法は護身術と言い切っていますし
護身術とは違いますが蘇東成さんのところもいいかもしれません
参考URL:http://koroho.at.infoseek.co.jp/
No.12
- 回答日時:
こんにちは。
多くの方からの回答がありますが、私の経験から若干ですがコメントいたします。私は大学在学中に少林寺拳法をやってました(無論段持)。少林寺拳法も空手で言う「組み手」のような稽古方法があります(乱捕りといいますが)。在学中はもっぱら乱捕りが中心で、それなりに自信は持てました。さて大学といえば色んなクラブがあります。空手(複数の流派あり)、合気道、柔道、剣道、ボクシング、日本拳法などなど。同じ大学生ですから皆仲がいいんですが、護身術という言葉から若干外れるかもしれませんが、私は在学中に以下のことを学びました。
・強い人間は何をやっても強い(つまり流派には関係ない)
・一つのことを極めれば、他にも通じる
・流派は異なれど目的とするところは同じ
参考になれば幸いです。
No.11
- 回答日時:
確かに合気道は何十年とかかる気がします。
僕は初段をもってますが、ボクサーの素早い攻撃に合気道だけで対処できるかどうか自信がありません。でも結構役に立つのは事実ですよ。総合格闘技への応用が利きます。
それは寝技だとかに合気道の技を実際に使うのではなくて、「流れ」が役に立つと思います。実際に大学のときに2年間無敗でした。(細かくなりますが三教という技は寝技にそのまま応用できますよ!)
ちなみに『ピストン堀口?』っていう伝説のプロボクサーは合気道を研究していた時期があったそうです。
No.10
- 回答日時:
大陸の拳法を学んでいるものです。
barcelonistaさんもう少し(いやかなりかな?)明確になぜ学びたいのか、なぜ学ばなければならないのかはっきり決めた方が良いですよ。
それとbravestさん
>時には自分の危険を顧みずに正義を貫く覚悟というものは必要だと思います
言いたい事は解りますが、これはいただけないですね。
まずは、自分が戦う事がいかに覚悟が必要な事か説かないと。
この回答への補足
理由は以下の通りです。
(1)精神的・肉体的強化
(2)危険な状況においての落ち着いた対処法の取得
(3)一種の自信にしたい
といったような感じです。
No.9
- 回答日時:
#8の回答がある意味至言であると思います。
ですから私の意見は蛇足に過ぎないかもしれませんが、少しは参考になればと思い回答します。
おそらく質問者さんは日々の生活で生命の危険を実感した事がないんじゃないかと思います。
日本で普通に暮らしてれば、そんな危険性は滅多あるもんじゃないですよね。
あるとすれば交通事故に逢いそうになった、とかのパターンが多いですよね。
だとしたら、護身術を身につけたいというのは、純粋な「生存術」「サバイバル術」とかとは少し違うのかなと推察します。
「護身に使える格闘技」を望んでいるのではないでしょうか?
強くなって自信を付けたいけど単に暴力的なのではなくて護身に使えればベター、と言ったニュアンスでしょうか。
という憶測の元で限定して論ずるならば、少林寺拳法が宜しいのではないかと思います。
打撃、投げ、関節技と揃っていてバランスが良いですし、守主攻従と言いまして、基本的には専守防衛であり自分から攻撃しないで相手の攻撃に反撃するのが前提なんです。
つまり、攻撃を防ぐ技がメインだと言う事です。
相手に掴まれたらどう振りほどくか、とか
突き飛ばされた時どうやって受身をとるか、と云った事をやるんです。
あと、これは重要な事なんですが
逆説的でしかも極論なんですけど、格闘技は護身術に向きません。
と言いますのも、格闘技を習ってある程度上達してきますと、殆どの人は実際にその技を使ってみたくなります。
つまり、戦いたくなるって事です。
多くの格闘技は「試合」という形でこの欲求を発散させていますが、それでも実際に危険な目に合いそうな時に、わざと危険に近付くような格闘技経験者は多いです。
ある人は、自分は強いから大丈夫だと楽観してしまい
又ある人は、危険な場所にいけば合法的に技が使えると思い違いをしてしまいます。
それでは護身どころか逆効果です。
また、試合でこういった欲求を発散させるのに夢中になって、試合でしか通用しない技術に特化してしまう場合もあります。
この場合も護身には程遠いです。
少林寺拳法は格闘技であると同時に護身術でもあり、また道徳を習う場でもありますので、比較的この逆説から逃れやすいんです。
そういった点も踏まえまして、私個人の意見としては少林寺拳法をお勧めします。
それと最後に
危険に近付かない事は重要ですが
弱い人が不当な暴力に晒されている時、それを見捨てるようならば武術をする資格はないと思います。
時には自分の危険を顧みずに正義を貫く覚悟というものは必要だと思います
No.8
- 回答日時:
アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。
(私のプロフィールを見てください)護身術を習うには護身術しかない、と言う事が日本ではまったくわかっていません。 また、護身術とはアタックされたらどうする、と言う護身術を誤解している人が多すぎるのです。
更に、逃げれば良い、と非常に無責任とも言える「自称護身術専門家」の言葉も日本では「教えています」ね。
格闘技、武道、武術などと言われるものが護身術として使われるのは5%もないでしょうし、その5%でも本当に使える物理的護身術なのか、と言うと私はとんでもない、と言います。
護身術とは危険から身を守るすべての事を指します。 その危険が事故や災害と言う事でありますし、また、危険を避けるための知識も非常に高い比率を持って習う事にもなります。
また、このカテで何回も書いてきましたが、逃げる、と言う事はどうやって逃げるのでしょうか、逃げ道は? いつ危険を感じるのでしょうか、どうやって危険を一秒でも早く感じ取れる力をつけるのでしょうか、どうやって早く走れるようになるのでしょうか、どうやって「逃げる」と言う事を察しされないで逃げることが出来るのか、援助を求めるにはどうしたら良いのか、逃げ切れなかったら? 隠れる場所はあるの? どうやって角を曲がるの? 走りながら後ろからの足音を感じる事が出来るようになるの?、など500以上も逃げる事だけでも知識・精神力・体力の上達が必要なんです。
今では護身術は科学的なものです。 合気道が良いと言う人が日本では結構多いようですが、使える様になるには何十年もかかる、では護身術といえるわけはありません。 合気道はどうやったら早く走れるか教えてくれますか? (合気道だけでなく武術と言われるもの全てです)
最近2年越しの護身術に関しての質問がありますので参考にしてください。 (voicesさんはすばらしいお考えを持っている人です)
このカテで去年の12以前にたくさんの護身術に関しての質問がありますので、このカテで検索してみてください。
また、護身術として何から自分のみを守りたいのか、と言う事でかなり訓練が変わってきますし、それを教えてくれるところも変わって来ると思います。 まず、護身術とは何かと言う事を教えてくれるところを探してください。 格闘技や武道の道場ではまず無理だろうと言う前提で教えてくれるところを見つけてくださいね。
結局、使えない護身術を習っても、身を守る事は出来ないのです。 そして、護身術と言うもの自体を「科学的に体系付けた訓練」をさせてくれなければ護身術は身につかないと言うのが私の基本中の基本と信じています。 呉春術を教えられるところであればナイフであろうと拳銃であろうと相手の武器は問題ではなくなるわけです。
これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
参考URL:http://okwave.jp/kotaeru.php3?q=745152
No.7
- 回答日時:
私は特に理由もなく、合気道を始めました。
でもその底には、友人が暴漢に絡まれた時、その連れの中に剣道・柔道の県大会出場者までいて助けなかった事への憤りがあったと思います。その後暫く経って、たまたま知り合ったのが、富木先生の鞄持ちを自負している、今の師匠です。富木合気道は関節技・当身技を主としていますが、技種そのものが富木ではなく、間合い、目付け、捌き、取りが本流です。技種は、そこからの応用でしかありません。
また私見ですが、合気道の本流は全ての格闘技の基本だと考えています。だから他武道の習得にも役立つでしょう。従って(他は判りませんが)富木は高段になれば、対短刀、対太刀、対杖および太刀対太刀まであります。
相手をやっつける事ではなく、災難から身を守る、予防するという事を主に考えるならば、私は合気道を始めて悔いはないと思います。
富木合気道の詳細は「合気道教室」大修館書店にあります。
参考URL:http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4469162 …
No.6
- 回答日時:
合気道を習っている者ですが、結論から言うと合気道は確かに即効性がないため、技の修得には時間が掛かりますので、即護身術にはならないと思います。
私見ですが合気道の動きは頭で理解できる動作ではないのでなかなか修得ができないと思います。
しかし、その反面修得したときは護身術ではなく殺人技となることを肝に銘じなければ相手を傷つけることになります。
合気道は柔術の対武器術・対複数相手の(組み付かれる前の状態での)投げ技・関節技技法を専門化した武道ですが、柔術は戦場の武器戦闘での補助技術ですので、殺傷を目的とした技が主体です。
合気道は、それを元にしているので殺傷能力は充分あると思います。
ですから合気道の教えでは争いはしない、相手を殺傷しないとあります。
私も稽古していて師範がマジになったら腕の1本は折れるだろうなと実感することが何度もあります。
それと、合気道にはセンスは全くいらないと思います。やる気さえあれば良いと思います。
私も特にセンスがあるとは思いませんが、やれていますし道場に来ている人を見てもセンスがあると思えませんが、ただ日々の稽古を休まずに長くやることでいろいろな技を繰り返し稽古し覚えることが出来ると思います。
合気道の事はここまでにして、護身について言いますと皆さんが仰る通り逃げるか危ないところには行かないことが肝心と思います。
もし、それでも武道がやりたいのであれば護身術ではなく精神鍛錬を主体に考えると良いと思います。
私もかつては護身を考えて合気道を始めましたが、稽古していくうちに自分の器の小ささに気づきましたので、今は自分の精神鍛錬のために稽古しています。
それに、合気道の技は稽古毎に新発見ができて楽しいです。
もし、即効性がほしいのなら私は空手、柔道、少林寺拳法、剣道、居合道なら合気道より理解がしやすいと思いますので、早く修得ができるのではないかと思います。
それらの中で一番自分にあった武道を選ぶのが良いと思いますので、いろいろ見学に行って決めては如何でしょうか。
なお、市町村の武道館で様々な稽古をやっていますので、武道館の受付で聞いてみて下さい。
最後に合気道は相手の力を利用している武道と言う人は本当の合気道を知らない人ですので悪しからず。
ありがとうございました。合気道って奥が深いんですね。因みに、私は剣道を(中学まで)やっていましたが、(小学生の時に)何回か襲われた経験があるので、あまりイイ思い出はありません。
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