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最近、現代音楽に興味があります。そこで、現代音楽の定義を簡単に教えてください。あと、オススメのアーティスト及びCDを教えてください。よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

ふと思い出したんですが、ご存じかも知れませんが、坂本龍一氏がちょっと前に「Life」ってヤツ(一応オペラってことになってた)をやってましたよね。

それの第1部が「20世紀音楽の総括」ってことで、この100年の主な音楽スタイルが、年代順に登場するという「教科書的(笑)」な構成になってました。確か、Satieに始まって、12音技法→騒音音楽→電子音楽→ミニマル(ちょっと順番は怪しい)てな感じに並んでました。これを聴くだけで、現代音楽の流れがワカるという、オイシイと言えばオイシイ1枚。やや邪道な気配も漂いますが、とりあえずオススメ。

>現代音楽の定義を簡単に教えてください。
結局、「西洋音楽の成れの果て」...ってことなのかも知れません(笑)。
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現代音楽の定義は決まってはいませんが、「斬新なアイデアや未知の音」をいうと思います。


例えば、12音楽などは当時としてはとても斬新な曲でしたが、いまではそれほどでもありません。
その後、「環境音楽」「循環音楽」など現れました。
音にしても「無」の世界を表現するもの(全く演奏せずピアノの前にただ座っているだけで観客のざわつきやノイズを楽しむ?)や半音の半音(4分の1音)という微音の世界。(ペンデレツキのバイオリンの奏法)
型にはまらない(ソナタ形式など)自由な形式、変拍子、ポリフォニックなど様々です。
さらには総譜(スコア)を美術的に書いたりなんかもしました。
お薦めはS・ライヒの「木管と弦と鍵盤楽器のための変奏曲」

参考URL:http://www.series9.net/defrag/re-frag/feature/co …
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現代音楽...私も良くは知りませんが、#1のbeavasさん同様、20世紀のClassicのことだと勝手に解釈しております。



>オススメのアーティスト及びCDを教えてください。
私、特に系統だって聴いてるワケではなく、ヨサげなヤツをつまい喰いしているだけですので、詳しいお方からすると滅茶苦茶なチョイスかも知れませんが。

Studies for Player Piano / Conlon Nancarrow
この人は、プレーヤー・ピアノ用の曲ばっか創ってる人ですね。確かアメリカ人。ご存じでしたら蛇足ですが、プレーヤー・ピアノとは、人間か弾くのではなく、紙のロールに孔をあけて演奏情報を書き込んで、自動的に演奏するピアノ。まっ、オルゴールみたいなもんです。
曲の雰囲気は、人間技ではない超絶技巧のキチ○イピアニストが陽気に演奏している...といった感じ(笑)。これは1年前くらいに輸入盤のBox Setが出回ってたんだけど、まだあるかな?。

Mechanical Music / Gyorgy Ligeti(自動演奏楽器のための作品集/リゲティ)
これまた、自動演奏ものですが、この人はヨーロッパのお方なので、やや陰気(笑)。Barrel OrganやPlayer Pianoのための曲がメインですが、中に1曲、「100台のメトロノームのための「ポエム・サンフォニック」」ってのが入ってて、これが雨音みたいにザーっと鳴ってるだけなんですが、結構気持ちヨイ(笑)。これはSonyから日本盤が出てます。
リゲティは、映画「2001:A Space Odyssey」のモノリスの場面の音楽が有名かも?。

Waterscape / 武満 徹
武満 徹の代表曲ってもっと別なやつだと思いますが(ん~、November Steps..とか?)、私はなんとなくこれが好き。「水」に関連した曲が4曲入ってます。なごみますです。
あと、昔のNHKの番組「未来への遺産」のサントラも意外とオススメ。

La Creation du Monde / Darius Milhaud
Suite Provencale / Darius Milhaud
これは曲名。邦題は天地創造(だったかな?)とプロバンス組曲(??こっちも怪しい(笑))。ダリウス・ミヨーは私、最近一時ハマッてました。たぶん、フランス印象派の系統の人だと思うけど(いやホントかどうか知りませんぜ(笑))、全編に漂うみょ~な明るさがイイっすね。

世の終わりのための四重奏曲 / Olivier Messiaen
メシアンもおフランスの大物ですね。もっと色々曲はあろうかと思いますが、単にたまたまこれを持っているというだけでして (笑)。これ初期の曲らしんですよね、だからこそとっつき易いというか....。

Sextet・Six Marimbas / Steve Reich
ライヒは他の方も挙げておられますが、有名っすよね。たぶん、一番聴き易い「現代音楽」なのでは?。どれ聴いてもそれなりにヨイと思うけど、単なる私の趣味でこれにしてみました。あと、Four Organsって曲もかなり好き。

とりあえず、思い付きで「聴いて楽しめるかな?」と思うヤツを選んでみましたです。

あと、大物でJohn Cageとかいるけど、これは音聴いてもつまんないので(笑)、彼に関連した本でも読んだ方がイイと思います(笑)。
CUE009さんのご指摘の通り、シュトックハウゼンとかの電子音楽ものとか、ピエール・アンリあたりのテープ切り貼りもの、クセナキスの確率音楽(だっけ?)ものとかは、やはり、時代のあだ花というか、今聴いても「なんだかなー」って感じですので、あえてオススメは致しません(笑)。
12音技法ものも、基本的にはツライんですが、年に1回ぐらいは聴いてもイイかな~って感じですので(笑)、シェーンベルクの「月に憑かれたピエロ」、「浄夜」...あたりは買っちゃおうかな~と、思い始める昨今。

以上、多少はご参考になりましたでしょうか。
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>現代音楽の定義を


一応、20世紀のアカデミックな音楽、つまり
ポップスにもクラシックにも入らない音楽全般を
とりあえず「現代音楽」と括っているんだと思います。
とても定義は出来ません。
ただ、いくつかの流れはあります。
ひとつは西洋12音階を脱しようとした
いわゆる「セリリズム」に参加した作家たち。
まあ、ブーレーズ~メシアンといった
フランスのARCAMを中心とした流れが代表です。
これにシンクロしていますが
ドイツのシュトックハウゼン一派も大きな勢力です。
ただ、これらの作家達は「現代音楽は難しくて分からな」く
してしまった元凶でもあり
どちらかといえば廃れてしまった現代音楽ではないか、と
思います。
もうひとつの大きな流れはサティ~ケージといった
いわゆる「環境音楽」として語られることの多い作家たち。
まあ、乱暴な括り方ですが・・・
大きなムーブメントになったのはイーノが主催した
オブスキュア・レーベルの活動。
この流れからナイマンやブライヤーズが出てきています。
これと前後して出てきたのが、というか
この人達の活躍で現代音楽がある程度のポピュラリティ獲得に成功した
と、いっても過言ではないと思うのですが
ライヒ、グラス、ペルトではないかと思います。
ある程度、ECM、NONESUCH、POINT、ARGOといった
レーベルをチェックしていけば見えてくると思います。
ええ~、固有名詞ばかりで分かりにくかったかも知れません。
何かあったら補足して下さい。
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現代音楽を聴ける場所と方法をお伝えします。



プロのオーケストラのスケジュールを見て、聞いた事のない作曲家の曲は大体現代音楽だと思って良いと思います。

有名曲との『抱き合わせ販売』のコンサートも多いですが、現代音楽のプログラムだと通常は人気がなく、チケットは比較的取り易いと思います。

かくいう私は、有名曲を聴く為に現代曲も聴かされた口です。

現代作曲家としては、武満徹が思い浮かびました。
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決して詳しいわけではありませんが、ご回答が無いようですので・・・・・・



私自身は単にクラシック音楽の現代版(20世紀版)と捉えております。gooの国語辞典では下記の通りです。
勿論、形式は変わらなくとも、作曲者や演奏者が現代の人達ですので、作風はかなり違います。良く聴いてみると、19世紀の物と18世紀やそれ以前とではやはり作風は違いますもんね。
サティやガーシュインなどは勿論クラシックですが、かなりジャズっぽくて年代もギリギリで、ある意味現代音楽と言えなくも無いです。

現代音楽には全く知識ありませんが、「スター・ウォーズ」を始め映画音楽で有名なジョン・ウィリアムズは現代音楽家で一番の有名人でしょう。その他、映画音楽を手がけている人は多いですので、その辺りからが取っつき易いのではないでしょうか?
その他マイケル・ナイマン(映画「ピアノ・レッスン」)、フィリップ・グラス、武満徹、久石譲(「風の谷のナウシカ」を始め、宮崎駿アニメ)なんかがすぐに上がる名前だと思いますが。

これ以上は、本当に「お詳しい」方のご回答お待ち下さい(笑)。

http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/dict_search. …
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