プロが教えるわが家の防犯対策術!

福祉関連の仕事を始めるものです。以前新聞か何かで「精神薄弱」を「知的障害」に置きかえるという記事を見かけたことがあります。今では、「精神薄弱」という言い方は公の場では聞かれなくなり、「知的障害」に変ったのかなと感じております。
 社内の会議で、「身体障害者」と「精神障害者」という言葉について話題になり、”公の場で「身体障害者」や「精神障害者」という言葉を使うときは注意して使って下さい。差別用語として相手に伝わることがあります。”という注意がありました。
 「身体障害者」に代わる言葉、「精神障害者」にかわる言葉は、どんなものがあるのでしょうか。
 

A 回答 (10件)

 米国ではハンディキャップという表現をしていますが、実用上は和製英語的に「ハンディのある方」はどんなもんでしょう。

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この回答へのお礼

legalmindcorpさん。回答どうもありがとうございます。
 JRの電車の中で昔、お年寄りなどの優先座席シルバーシートのところに
'for handicapped passenger'のシールが張ってあったことをふと、思い
出しました。また、ゴルフの世界では、”私のハンディーは32です”など
と言っていますよね。
 ハンディキャップという表現はなかなかいい感じだなと思います。

お礼日時:2002/03/09 14:34

 自身が障害者であり、かつ介護職に就く者ですが、参考にして下さい。


 実際に介護の現場では、不用意な言葉遣いでトラブルを招く例が多々ありますので、
会議での注意が安易な言葉遣いを戒めるものだとすれば、的を射たもの、と言えます。
しかしその事と「それに替わる表現」という事とは、全く別次元の問題に思われます。

 私の考えは、#8の方と同様です。言葉の言い替えは、問題の本質とは無縁です。

 差別したり傷付けるのは、その人自身の「心」であって「言葉」ではありません。
ですから、安易な言い替えや俗に言う「言葉狩り」には「嫌悪」すら感じます。
ただ、これは一障害者の私見で、家族の見解とは違った物かもしれません。
「ことだま」か「ことのは」か、受け止める側の見方によっても違いますしね。

 他とは異質の意見かもしれませんが、参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

onkelさん。回答どうもありがとうございます。
 たしかに大切なことは、相手に対する「思い」「気持ち」「こころ」だと
思います。

 ところで、介護保険制度の法律が平成12年4月からすでに始まっていますが、
身体障害者や知的障害者の介護保険制度版の法律が、平成15年4月から施行さ
れる様です。この法律がマスコミなどで取りあげられる様になり、世間の関心が
身体障害者に向くといいのですが。
 

お礼日時:2002/03/09 16:01

たぶん外国の話だったと思いますが。

健常者のの身代わりに、障害者は障害を授かるとの考えがあったような記憶です。私も特に先天的な障害を持つ方と接していると、本当に神をうらみたくなります。そんな時「この方々は私たちの身代わりに不運を背負ってくれているんだな」そう無理にも納得させています。ですから、新しい言葉には私たちの感謝または尊敬の気持ちがこもった言葉が適当ではないかと思います。天使さんとかエンジェルさん・・
 私は2級のエンジェル手帳もってます・・・変ですか?

この回答への補足

 質問をGooに掲載したのは2月14日でした。今日は2月26日です。
12日経過していますが、まだ若干の回答が来るようですので締め切らずに
もうしばらく待つことにします。
 たまたま、私が質問を投げかけることになりましたが、回答を寄せて下さっ
た人だけでなく、GOOのこの画面を開いて内容を読んでくれた人がきっと大勢
いらっしゃると思います。そのぞれの人がいろんな「思い」を感じたでしょう。
その「思い」から新しい言葉が生まれるような気がします。
(回答No1の補足の再掲)

補足日時:2002/02/26 21:53
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 私には、言い替えて済む問題では無いように思えます。



 現在、公には「精神薄弱」との言葉は一切使われていません。それは、数年前に「精神薄弱」との呼称を「知的障害」に改める法案が議員立法で可決したからです。その結果、全ての法文において「精神薄弱」の呼称が「知的障害」に置き換えられました。

 時に差別的表現として使われる「精神薄弱」(略して「せいはく」と呼ばれた)の呼称が、「知的障害」と一新されたのを、喜んで迎えた方が沢山おられたのは事実のようです。

 しかし、「精神薄弱」にはそれ以前の呼称もあります。「白痴」や「知恵遅れ」という言葉がそうです。これらの呼称から、「精神薄弱」との新たな呼び方が生まれたとき、沢山の親御さんが喜んだのも事実です。「なんて学術的な呼び方なのだろう」と。

 言葉が誤解を生むことは、確かにあります。それが差別と絡む言葉であるなら、なおさらです。とはいえ、私は、安易な言い替えには反対です。臭いものにふたをする行為に思えるからです。

 私が思うに、何より重要なのは、相手(利用者)を尊敬する気持ち、そして、真摯な姿勢で相手を見つめようとする気持ちではないでしょうか。それがないのならば、例えどんな聖なる言葉を使おうと、差別を感じる方が残るでしょう。
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この回答へのお礼

fuchikomaさん。回答どうもありがとうございました。
 たしかに、fuchikomaさんのおっしゃるように大切なことは、上っ面の言葉よりも、相手を思う気持ちだと思います。このことは忘れないようにしていきます。

お礼日時:2002/03/09 15:42

言葉は,私たちの考えを規定していくので,このような言葉へのこだわりはとても重要だと思いながら,質問と回答を拝見させていただいています。



 「精神薄弱」の言葉の整理は,法令にまでかかわるものなので,その言葉の使用されなくなりますが,「身体障害者」等の表現は,使用する場面は必ず残るでしょうね。ただ,「知的障害」という表現も「身体障害」や「精神障害」と同様の表現であることから,少なくとも法改正時には(最近だったと思うのですが)差別用語としての認識はあまりないのだと思います。
 
 正直,「代わる言葉」はわからないのですが,ある本では,「障害をもつ人」よりも「障害がある人」の方がより適切ではないかとは聞いたことはあります。
 ただ,あまり聞き慣れない言葉を使う場合は,そういう使い方をするという宣言?が必要になってくると思います。行政や福祉団体で全体でそうしましょうという方針は示せますが,個人的に使用するのであれば,自分はこういう言葉を使いますが,ということを伝えるようにし,また理由をいつでも示せるようにする必要があるかもしれません。
 前の回答において,「肢体不自由者」なら一般的な言葉ですが,「チャレンジド」なら,言葉の普及から始めないと伝わらないですね。
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この回答へのお礼

chocolabさん。回答どうもありがとうございました。
 貴重なご指摘をいただきましてどうもありがとうございます。
わたしが福祉関連の仕事をこれから始めるにあたり、今回の私の質問は、
当分答えの見つからない私的な課題になると思います。

お礼日時:2002/03/09 15:34

確か大阪の福祉団体が「チャレンジド」という呼び方をしています。


いわれは、(今、調べたんですが(^^;)
challenged(チャレンジド)というのは「障害を持つ人」を表す新しい米語「the challenged」を語源とし、障害をマイナスとのみ捉えるのでなく、障害を持つゆえに体験する様々な事象を自分自身のため、あるいは社会のためポジティブに生かして行こう、という想いが込められてるみたいです。
私的には良い言葉だと思います。

参考URL:http://www.prop.or.jp/
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この回答へのお礼

mahalさん。回答ありがとうございます。
わざわざ、調べていただいてんですね。参考URLを見てみました。
challenged(チャレンジド)という言葉を最近まで、わたしは知りませんでした。
これからどんどん世の中に広がっていくといいですね。

お礼日時:2002/03/09 15:25

難しい質問ですね。


私も今福祉の勉強をしています。

そもそも、障害者の法律的な定義は「身体障害者」手帳をもっていることです。そして、一口に身体障害者といっても、視覚、聴覚、内部(心臓にペースメーカー、人工透析をしている人)など各部分によって障害者の前に名称がつきます。

NO2の方のように、四肢が不自由であれば、「肢体不自由」といえますけれども、四肢が不自由でない人は肢体自由なわけです。

ある障害者団体では、障害者を「障碍者(しょうがいしゃ)」と表記しています。

答えになっていないですねすいません。

参考URL:http://www.neting.or.jp/welfare/chime/#challenged
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この回答へのお礼

omi519さん。回答どうもありがとうございました。
 参考URLのホームページを見させていただきました。世界保健機構(WHO)の
提案で、国際的には3種類で定着しているですね。
 impairment :病気やけがによる機能的、形態的な身体障害
disability :impairmentから二次的に派生する能力的障害
handicap  :これにより受ける三次的な社会的不利
英語表現は定着しているのに、日本語はうまい表現が無いのが現状であることが
よくわかりました。参考になりました。

お礼日時:2002/03/09 15:11

akkinさん、こんばんは。



日本語で言うと漢字を思い浮かべちゃうので難しいかと思います。
最近ではハンディキャッパーという言葉を聞くことが多いと感じます。
この言葉で通じるんじゃありませんか。
「身体的ハンディキャッパー」、「知的ハンディキャッパー」というのはいかがでしょうか。
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この回答へのお礼

Yoshi-Pさん。回答ありがとうございます。
なるほどと思いました。参考にさせて頂きます。

お礼日時:2002/03/09 14:42

ここ数年「身体障害者」のことを「肢体不自由者」と呼ぶ方が増えてきているように感じます。



「障害」ではなく「不自由」と置き換えることによって差別を減らそうとしているのではないでしょうか?
似たようなものに「登校拒否」→「不登校」という言葉もありましたね。
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この回答へのお礼

Kurioさん。回答どうもありがとうございました。
差別を減らそうという気持ちが大切ですね。

お礼日時:2002/03/09 14:02

私の従弟にも「知的障害」の子がいますが


確かに昔は「薄弱」と言う言葉を使っていましたね。
その「知的障害児」の父親が亡くなったお葬式の時に親戚の大人達が
その子のことを列席者に「自閉症」と説明していました。
私達いとこは「自閉症?それは違うのでは?」と首を傾げました 
ああいう場でそういう風に言う事(ハッキリ障害と言わない事)にすごく抵抗がありました。
父親の死を理解させるためにみんなで一生懸命やったこと
ちょっとの間も静かに出来ない彼が 式の間静かだったこと
すごく感動したし 恥ずべき事でも隠すことでもなく
みんなに見て欲しいくらいでした。
大人達は私達いとこに障害を持った従弟がいることを
私たちの為を思って隠そうとした感じだったのですが
子供の頃から彼を含め仲の良かったいとこ連中はちょっとやりきれない思いでした。
近くに障害を持った人がいる身としては そんなに気にすることでもないと思いますが・・・・
でも「身体障害者」は良くないと思います。
単に訓読みしただけのようですが「身体に障害を持った方」って言い方だと
なんだか柔らかい気がするのですが?
ちなみに「身体に障害を持った」いとこもいるのですが
全然「身体障害者」だと思ったこと無いですね(笑)

なんだか全然回答になっていなくてすいません(^^;;;

この回答への補足

私が質問をしてから直ぐに回答を頂きました。ありがとうございます。
 質問をGooに掲載したのは2月14日でした。今日は2月26日です。
12日経過していますが、まだ若干の回答が来るようですので締め切らずに
もうしばらく待つことにします。
 たまたま、私が質問を投げかけることになりましたが、回答を寄せて下さっ
た人だけでなく、GOOのこの画面を開いて内容を読んでくれた人がきっと大勢
いらっしゃると思います。そのぞれの人がいろんな「思い」を感じたでしょう。
その「思い」から新しい言葉が生まれるような気がします。

補足日時:2002/02/26 21:20
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