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エレキギターのフレットの金属部分に弦が微妙に当たって「ギーン」って嫌な音になります。どなたか解決法を教えてもらえませんか…。

A 回答 (3件)

先の方々の回答にもありますが、弦が鳴っている時にフレットとぶつかって異音を発することを、「ビビる」などといいます。

ビビリについては、弦を鳴らす際に弦とフレットとの間に十分なクリアランスが取れていないのが原因といえます。 単純に考えるなら、弦高を上げることで解消を試みるのがよいでしょう。

なお、弦高を調整する場合には、まず手始めにネックの反りの状態を突き詰めておくのが妥当です。 ネックの状態によって、弦高は左右される可能性がありますし、ネックの状態を適正にしておかないと、弦高の調整が困難になることもあります。 弦高だけをいじっても、根本的な解決にならなかったり、あるいは他に音詰まりの問題を起こしたり、極端に弾き難くなる可能性も考えられるでしょう。

ネックの状態のチェックについては、タッピング法がわかりやすいと思います。 タッピング法では、チューニングを合わせた状態で一本の弦の1フレットと最終フレットを押さえ、押えているポジションの中間あたりのフレットと弦との間の隙間を見ます。 隙間が名刺一枚程度開いているのが理想的な状態で、それより大きく隙間が開いていれば順反り、隙間がまったくなく弦をその状態でつついてみても弦とフレットがぶつかる音が出ない(密着している)場合には逆反りと判断します。 もしいずれかの反りが出ているとしたら、まずそれを補正するのが良いでしょう。
反りについては、トラスロッドを回して補正することができるはずです。 順反りの時はトラスロッドを締め、逆反りの場合はトラスロッドを緩めます。 なお、トラスロッド調整をする場合には、急激に大きく回してしまうとネックに悪影響をもたらすことがあるので、慎重に行う必要があるでしょう。 また、トラスロッド調整はネックの状態を左右する調整で、失敗すると楽器に致命的な影響を与える可能性があります。 もしトラスロッド調整を自力でやることに自信がなければ、楽器店に持ち込んで調整に出すのが良いと思います。

反りに異常がない、あるいは反りを補正してみて、それでもビビリが出る場合には、弦高を変えてみるのが良いでしょう。 弦高については、サドルの高さを上げ下げすることで調整します。 弦高を上げれば、ビビリは解消できるでしょう。 ただし、弦高を上げすぎると、演奏性は悪くなることが多いとも思いますので、弾き易さと兼ね併せて良い具合のポジションを探るのが良いと思います。
なお、先の方も指摘されていますが、弦高を変えた場合はオクターブピッチのチェックも併せて行うのが良いでしょう。


なお、ビビリについては、アンプからの出音でビビリが確認できなければ、生音で多少ビビリが感じられても敢えて気にしないという選択も一つの考え方といえます。 あまりにもビビリが大きく響き渡る、もしくはサスティーンが極端に落ちるなどの場合は、修正を試みる方が良いと思いますが、それほどでもなければ敢えてあまり神経質に捉えないというのも手でしょう。
また、ビビリについては、弦の弾き方にも影響を受ける可能性もあるでしょう。 ギターの指板面に対して縦方向に弦が大きく振れるような弾き方をすれば、調整が良好でもその分だけビビリを誘発しやすくなります。 弾き方を丁寧なやり方に改めることで、幾分改善される可能性はあるかも知れません。 一応、丁寧にピッキングしてみて、ビビリが軽減するようであれば、弾き方を変えることも対処といえるでしょう。

参考になれば。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いろいろ参考に試したところ、雑音が減ったみたいです。いろいろ予備知識も得られて良かったです。

お礼日時:2006/08/24 21:38

弦高が低すぎてフレットにあたりびびり音がでているものと考えられます。

原因はいろいろありますが、ネックの逆反りの可能性もあります。
ネックに反りやねじれの異常がなければ、以下の方法で弦高調整してください。
・ブリッジのこま(ギター本体側で弦にテンションを与えている)の高 さを少し上げてみる。
 モデルにより構造が違うので方法も違いますが、難しいものではあり ません。
・弦高を上げる場合は指板のカーブに合わせて6本ともバランスよく上 げる。テレキャスターなどは2本ずつしかできない構造です。
・弦高をあげたらオクターブ調整を行う。
 先ほどの「こま」をネック側またはボディ側に動かし、12フレット
 のハーモニクスと12フレットを抑えて出す実音が同じ音程になるよ う調整する。
 この調整は微妙なのでチューナを使わないと難しいです。
 必ず新しい弦で調整してください。弦高を変えなくても、ゲージ(太 さ)を変えた、弦のブランドを変えた場合は行ってください。
 ネック側に動かすと実音は高くハーモニクス音は低くなります。

 以上が弦高調整手順です。
 これで直らなければ、フレットまたは指板の著しい摩耗かネックの逆
 そり、あるいはナット(1フレットとヘッドの間にあり弦にテンショ ンを与えている)の摩耗が考えられます。
 楽器店に持ち込み診断・修理して貰ってください。

 なお、変則チューニングで低音弦を低くしている場合はびびりがでや すいです。あくまでレギュラー・チューニングで調整してください。
 (チューナまたは音叉で5弦開放の音を440hZにしてから、他の
 弦を合わせていく)
 また、.09以下の細いゲージの弦でも出やすいです。
 できれば.10のライトゲージをオススメします。最初はテンション がきつくてしんどいですが、慣れます。ライトゲージのほうがびびり にくく、パワーがあります。
 では、頑張って調整してください。
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この回答へのお礼

弦高を高くしたら直ったみたいです。
いろいろなご指導ありがとうございました。

お礼日時:2006/08/24 21:40

弦がフレットに当たるのは、弦高が低いか、ネックが逆に反っているかだと思います。


弦高の調整はブリッジのネジにて簡単に調整できるはず。
ネックの反りはトラスロッドを微妙に回して調整しますが、限界もあります。

↓のメンテナンスガイドなどを参考にしてみてください。

参考URL:http://www.player.jp/pol/guitarlab.html
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この回答へのお礼

URLがとても参考になりました。おかげで問題が解決しました。ありがとうございます。

お礼日時:2006/08/24 21:41

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