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「栄冠は君に輝く」の歌詞の中に、

“純白の球 今日ぞ飛ぶ”

というのがありますが、“今日ぞ飛ぶ”の“ぞ”は他の言葉で言い換えるとどのようになるのでしょうか?
同じく、

“悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ”

の“ぞ”も他の言葉で言い換えるとどのようになるのでしょうか?

ご存知の方が居られましたら宜しくお願い致します。

A 回答 (4件)

恐らくですが両方とも古語で言う係助詞の「ぞ」から来ているのだと思います。

直前の語句を強調する役割です。

"今日ぞ飛ぶ"の"ぞ"の場合は上手く言い換える言葉は思いつかないのですが"純白の球は(他の日では無く)今日こそ飛ぶ"というニュアンスを伝えているのでしょう。"神のみぞ知る"という言葉の"ぞ"と同じかと。

"悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ"の場合は断定的な"だ"と訳すことが出来、"(他の物では無く)白熱の力だ技だ"となると思われます。

どちらも私見に過ぎませんが参考までに。
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>>"神のみぞ知る"という言葉の"ぞ"と同じ
これを聞いて「あ、そうか!」と思いました^^
分かり易い例を用いて頂きましてありがとうございます。

お礼日時:2006/08/06 07:24

回答違いかもしれませんが、歌詞として言い換えると言う意味でしょうか?


つまり「他の言葉」で言い換えると言うより「他の文字」で言い換えると言う意味でしたら、
“純白の球 今日ぞ飛ぶ”の「ぞ」を「に」に変え、
“純白の球 今日に飛ぶ”
そして
“悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ”の「ぞ」は「と」に変え、
“悔ゆるなき 白熱の力と技と”
がしっくりいくと思います。
(「で」でも良いかも…)

もし、両方の「ぞ」を同じ文字にしたいのなら、
微妙にニュアンスが変わりますが、「を」を使えば良いと思います。
“純白の球 今日を飛ぶ
“悔ゆるなき 白熱の力を技を”
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この回答へのお礼

お返事ありがとうございます。

>>“純白の球 今日を飛ぶ”“悔ゆるなき 白熱の力を技を”
悲しいかな、現代人の我々にはこちらの方がしっくりきますね。
古い言い回しである“ぞ”に込められた意味合いがわからなくなってしまわないように気を付けたいと思います。

お礼日時:2006/08/06 07:38

2の方の回答を見て気がつきました。


「ぞ」は「副助詞」ではないです。「係助詞」でした。

国語で「係り結びの法則」というのをやったと思いますが、それに該当するものです。
失礼しました。
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この回答へのお礼

No.1 No.3 お返事ありがとうございます。

>>国語で・・・失礼しました
いえいえ^^ お返事を書き込んで下さりありがとうございます。
「係り結びの法則」は中学時代に習ったことを覚えていますが残念ながら内容は・・・(笑)。
“ぞ”には色々な意味があるんですね。

お礼日時:2006/08/06 07:32

 文語体ですね。

何かと思ったら高校野球の歌なんですか。
 
 さて、本題です。ちょっと微妙ではあるのですが、その「ぞ」は、「副助詞」というグループのものではないかと思います。

 で、この場合の「ぞ」は「強意」で、前の「今日」を強める働きをしています。現代語では「こそ」が近いでしょうか。置き換えるとするならば「今日こそ飛ぶ」となります。
 ただ、強意の副助詞はあえて訳す必要もないので、そのまま「今日、飛ぶ」としても構いません。

 現代語にも生き残っていまして、文末に「ぞ」をつけると強める意味になりますよね。(「話をしてはだめだ『ぞ』」)

 また、「悔ゆるなき 白熱の力ぞ技ぞ」については、前に「悔ゆるなき」がありますよね?ココの文は、「倒置」といわれる手法で文の構造が入れ替えられており、本来は「白熱の力ぞ技ぞ 悔ゆるなき」というのが正しい順番です。意味としては、同じように「こそ」とすればいいです。
 で、訳としては、「力こそ技こそ 後悔しないよう」ではおかしいので、「力や技が後悔のないよう(発揮されるように)」というような感じでしょうか。歌詞の全体を知っているわけでも、よんだわけでもないので、訳は確実でないですが。

 とにかく「ぞ」は「こそ」に置き換え、もしくは「省略してよいもの」です。
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