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 よく金持ちが、先物業者にだまされて身包み剥がされるというようなことがありますが
 先物業者は客に、大きな損失を与えることで その損失分に比例した手数料を受け取れるようなからくりがあるのでしょうか?

 ハゲタカのようなイメージでいればよいのでしょうか?

A 回答 (2件)

例えば、金取引の場合、以前自由化される前のとある会社では、1キログラム6万円から始められ、手数料が往復(売買すること)グラム13円でした。


ようするに13円以上上がれば利益が出ますよ、という勧誘文句でお客に説明していたのですが、相場ですので日々変動します。そうしますとそれを理由に客に損をさせないようにとの口実で、ポジションを変える為に再び売買を進めます。何せ日中取引ですので、客としても相場を詳しく検討できるわけでもなし、損させるよりはと、その旨了承します。

ここで問題なのは、それをやるたびに13円づつかかるということです。たかが13円と思われますが、単位はグラム単位です。金取引はキログラム6万円ですが、これをグラムに直すと60円取引です。60÷13=4.6回。つまり週一回の取引するだけで、相場に関係なく、一月で元金のほとんどを手数料にとられる仕組みになっていたのです。(現在は自由化されています)

こうしますと、仮に2ヶ月で倍になりますよ、という誘い文句もまったくおいしくないということになります。
もちろん売買取引をそんなにしなければ良いのでは、という声もあるでしょうが、日中忙しいときに、大変だからと何度も電話がかかってくる場合、あまり相場に詳しくない客でしたら、言いなりになるのも仕方がないことでしょう。

もちろん、この方法は最も良心的なやり方です。もっとあくどいやり方は山のようにあります。例えば金は値幅制限の問題上、1日で全てを失うということは、ほぼありませんが、オイル関係は一日で全てを失うなんてことはよくあることです。さらに両建て、鞘取り、ナンピン取引などいろいろな手法があります。

まあ、どうしてもやりたい場合はネット取引でやるべきでしょう。基本的に自己責任ですが、手数料は対面取引より安いですし、余計な横槍も入りませんから。
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先物業者が全て悪質とは言いませんが、気をつけたほうがいいでしょう。

まず株の場合企業が利益を上げて配当を受け取るので、利益を上げる理屈がありますが、先物の場合同じものを売り買いされるだけですから、投資というより賭場といったイメージがあります。あと問題なのは、客の注文をうけ市場で売買するのでなく、客と先物業者が直接売買をすると、客が損をすればするほど業者が儲かります。からくりでもなんでもないですね。
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