lockfについて

Question

lockfでファイルをロックしているのですが
他のプロセスから読み書きができてしまいます。
lockfとはファイル自体に読み書き禁止する関数ではないのでしょうか？
それとも他のプロセスからも全てlockfをする使い方が正しいのでしょうか？
ＯＳはＨＰ－ＵＸです。
よろしくお願いします。

charmer29-2 · Accepted Answer

再び#2です。
確かにlockf()はO_RDONLYではダメかもしれませんね。
ファイル全体のアドバイザリロックでいいのなら、flock()の方が簡単ですよ。
簡単なサンプルを提示しておきます。
--
// for read
int get(const char * fileName)
{
int rtn;
FILE * fp = fopen(fileName, "r");
if (fp == NULL) return -1;
// 読んでる間に読むのはいいが、書くのは許さん
if (flock(fileno(fp), LOCK_SH) != 0) return -1;
if (fscanf(fp, "%d", & rtn) < 1) return -1;
flock(fileno(fp), LOCK_UN);
fclose(fp);
return rtn;
}
// for write
int set(const char * fileName, int value)
{
FILE * fp = fopen(fileName, "w");
if (fp == NULL) return -1;
// 書いている間は書くことも読むことも許さん
if (flock(fileno(fp), LOCK_EX) != 0) return -1;
if (fprintf(fp, "%d
", value) < 0) return -1;
if (fflush(fp) < 0) return -1;
flock(fileno(fp), LOCK_UN);
fclose(fp);
return 0;
}
--
注:
・ストリームを使った出力の場合、フラッシュしない限り書き出しが留保される可能性があるのでロック解除前に必ずフラッシュすること。
・このサンプルではエラー時にファイルをクローズしていない。
・このサンプルではブロックが発生する。必要ならLOCK_NBをorすること。
・flock()が使えずfcntl()が使えるなら、簡単なラッパ関数を用意すればflock()互換にできる。

charmer29-2 · Answer

#1さんの回答を踏まえて。
強制ロックはHP-UXでは使えないかもしれません。
その辺りはHP-UXのマニュアルページで確認してください。

さて、では強制ロックする汎用的な方法はあるでしょうか。
結論から言うと、ありません。
ぐぐれば判ると思いますが、概ね次のようなアプローチがあります。
・対象ファイルの属性を変更する
・対象ファイル名を変更する

実際にはプロセスが中断したときのことなどを考えると色々厄介です。
そのファイルにアクセスするのが自分が掌握できるプロセスだけならアドバイザリロックでいいんですけどねぇ。

lv4u · Answer

普通に使うと、lockfは「アドバイザリーロック」になります。つまりロックをかけたことをlockfが知らせるけど、そのロック情報は、競合するプロセスも同じくlockf関数を使って、「ロック中」「ロックしていない」を受け取ってくれることを前提にしています。
だから、このルールを無視して読み書きするプログラムを書けば、自在にファイルを読み書きできてしまいます。
強制ロックにすれば、ロックのルールを無視したプログラムでも、読み書きできなくなるようですが、以下のＵＲＬを見るとその設定は面倒そうです。
http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man2/fcntl.2.html

なお、このＵＲＬはLinuxのものであって、ＨＰ－ＵＸのＯＳではないので、違っているかもしれませんけど。

lockfについて

再び#2です。

#1さんの回答を踏まえて。

この回答への補足

普通に使うと、lockfは「アドバイザリーロック」になります。

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