

完全に不特定の10人がいた時、芥川賞側の小説の味わいを知っている人って何人くらいだと思いますか?
10人だと想像しづらかったら100人中でも構いません。不特定のあらゆる職業の男女とします。大人とします。20歳以上。学生含む。文学と所縁のなさそうな人も入れて考えてください。魚屋さんとか(すみません偏見ですかね。これは)。とにかくあらゆる職業を含めて考えてください。
芥川賞を理解するといっても、選考委員のレベルで理解してなくてもいいです(あたりまえだが)。受けてとしてのレベルでいいので読むのが好きな人ってどれくらいいるでしょう?金原ひとみと綿谷リサの時だけ読んだ人はダメです。芥川賞が発表されるのを毎回気にかけている。発表されて作品を本屋で見かけたら手にしてみる。そのうち何冊かは買う。受賞していなくても、芥川賞ノミネート作品の中から次に買う本を探すのが好きだ。昔の本も芥川賞受賞かノミネートから探すのが好きだ。というような人でお願いします。全部読んでなくていいけど、芥川賞も阿部和重から川上弘美までいろいろいるので、自分に合った人を読んでるだけでもいいけど、芥川賞の選考対象となる作品の雰囲気をなんとなく分かってる。そして好きだって人。芥川賞も好きだけど直木賞側も好きだって人も、もちろんOKです。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
100人中一人もいないと思います。
日本の人口を20歳以上を1億人とし、100人に一人が読むとすると100万部いかなくてはいけません。賞を受賞しただけではそこまでいきません。
芥川賞を意識するのは、読書好きだけです。読書好きでもそういうジャンルは興味が無い人もいます。
全作読まないとしても、100万部いくには、普段読まない人も巻き込まないと無理。全作読まなくても良いとしても、100人に1人もいないのは明らかだと思います。
ちなみに綿谷りささんのは芥川賞作品28年ぶりに100万部達成したようです。
私も芥川賞のものを読むこともあるけど、読むものがないなーと思ったら手にとるくらいです。あらすじ読んで少し文章を読んで興味がわかなければ買わないですし。受賞作の発表時期がいつかも知りません。手に取るきっかけぐらいです。手に取る理由は誰か(下読み・審査委員)は面白いと思ったからこそ、賞を取ったんだろう、ぐらいです。
ありがとうございました。そんなに少ないとは悲しい。確かに周囲に芥川賞系を読んでいる人は誰もいません。私の想像では1人~多くて3人くらいかな~と思ったのですが甘かったですね。綿谷りさで28年ぶりとは、前は村上龍ですかね。まあ1冊が百万部いかなくてもいいとしても悲しいですね~
正直、最近エンタ系をめっきり読まなくなってしまいました。エンタ側を読んでも気が萎えます。直木賞受賞作くらいは読もうかと思うけど基本的に食指が動かないんですよね。そんな話が出来る人が欲しい。
でも本屋に行けば芥川賞受賞作家のもけっこう並んでいるので1~2人くらいはいるかな~と信じたいです。
No.4
- 回答日時:
何故に芥川賞に拘られるのですか?
あくまでも私見ではありますが、そんなにたいした賞では無いと思いますけど。
今、文春のHPで受賞作品(選考委員も)を確認してきたんですが、もちろん与えるべき作品に与えている年もありますよ。でもねぇ、何でなのか首を傾げたくなることも多くありませんか?
少なくとも私は自分の読む本を選ぶ基準に芥川賞は無いですね。芥川賞を獲った方の作品ももちろん私は読みますが(例えば丸谷才一、村上龍、中上、遠藤、開高、大江、尾辻、町田などなど)賞を獲ったから手に取るということは芥川賞に関しては無いですね。私にとっては芥川賞は太宰にあげ損なった賞でしかないですから。
例えば、三島にも村上春樹にも高橋源一郎(最近の作品には納得できませんが)にも小林恭二にもあげてないですよね。まぁ、私が例に挙げた作家は芥川賞に値するレベルでは無いのかもしれませんが。
いわゆる純文学を読むかどうかに関しては、他の方々の回答同様、ほとんどの人は読まないでしょうと私も思います。ですので、いわゆる純文学の作家は食べていくのが大変です。1作目よりも2作目を出版してもらえるかの方が難しいなんて話を聞いたこともあります。
ただ、私の周りには結構読んでいる友人が多いので、世のほかの方々が本を読まないのが不思議でなりません。
蛇足ですが書評家豊崎由美さんの「文学賞メッタ斬り」を一読されると参考になるかもしれません。
回答ありがとうございます。んー、なんででしょうね。とりあえず質問文としては、単にエンタじゃない側の代表として芥川賞って書いたのかな。三島由紀夫賞とかでもいいですよ。私は出版社間の思惑とかあんまり興味ないので。でも三島由紀夫賞にしたら、一般の人の中ではさらに激減しちゃいますよね。それに、そんな揚げ足取り的な言い方をするなら三島由紀夫賞にだって、よく分からない人もいるのではないかと思えます。第一回はすごいメンバーですけどね。
賞じゃなくてもいいですよ。それが読むに値する作品だと判断できるものなら評論とか解説とか巷の噂とかでもいいです。
村上春樹も高橋源一郎も好きです。三島由紀夫は個人的には合いませんでしたが。まあ合わない人もいるでしょう。村上春樹だって太宰治は合わなかったとかどっかに書いてたし。
んー、なんだかんだいっても、私は完全に評論や風評だけにしか頼らないなんてできなくて、賞からたどってしまいますね。挙げられた方だけでもすごいメンバーだし、他には阿部公房とか安岡章太郎とか吉行淳之介とかも好きです。選考委員も人間だから完璧はムリなことを考えれば、やっぱかなりの高確率なんじゃないかと思います。
あと近年なら、選考委員の山田詠美、村上龍、池澤夏樹、石原慎太郎が好きだからかな。

No.3
- 回答日時:
純文学の作家は、作品だけでは生活できないというのが実情ですね。
村上春樹とか村上龍くらいでしょう。まあ純文学のそこそこの人で、本の初版は一万部行かないかも。ですから五万部売れたら大成功です。大江健三郎でさえ、講演やエッセイで稼いでいるのが実情です。それと、直木賞というのは、ライトノベルやSFには与えられないし、西村京太郎や赤川次郎もとっておらず、大衆小説といっても最近は「人情もの」でないととれない傾向があります。いちばん強いのは歴史小説ですね。
結論としては、十万の読者がいたら生活できる、ということです。日本人全体の0.01%ですね。しかしミリオンセラーといったら大変なことですが、それでも日本人全体では0.1%で、要するに読書をする人口というのはその程度しかいないということです。
ありがとうございます。なんか小説って儲からないですね。なんか悲しいですね。エッセイの方が効率はいいんでしょうね。
なんか改めて考えてみると1億人って多いのか少ないのかよく分からない数ですね。
社会人になったら読書する時間はなくなってしまうってのもありますしね。
やっぱり殆どの人はエンタが好きなんだと分かりました。芥川賞系の方が本当にその人が思っていることを誠実に書こうとしている気がして好きなのですが、そういう考えの人はあまりいないようですね。
No.2
- 回答日時:
つまり、現代の純文学系のコアな読者の割合がどのくらいかという質問ですよね。
この現状は、概ねNo.1さんの認識でよろしいかと思います。
ちなみに、これを雑誌の発行部数から推測すると、まず、毎回芥川賞の受賞作品が掲載される「文藝春秋」の発行部数が約60万部です。これに他のメディアから情報を得る人々を加えた数が、芥川賞受賞作品の内容を気にしている人数だとしても、やはり成人人口の1%に満たないでしょう。
さらに、ノミネート作品の動向をウォッチしている読者層となると、純文学系の文芸誌である「新潮」や「文學界」「文藝」「すばる」等の発行部数が1~2万部台であることから、極めて少数になるかと思います。(これらの雑誌の新人賞受賞者が芥川賞を受賞することが多い)
小説好きの大半は、エンターティメント系(推理小説、時代小説等)か旧来の純文学(漱石、太宰等)の読者ですから、芥川賞的な作品を嗜好する割合は、100人のスケールでは引っかからないでしょう。
想像する以上に、この手の読者は少ないです。試しに、無作為で周囲の人達をリサーチしてみれば、これが感覚的につかめると思います。
参考URL:http://www.j-magazine.or.jp/data_001/main_a.html
ありがとうございます。文学誌の発行部数からの考察はなるほど~と思いました。しかし1人もいないとは悲しいです!ていうか俺は?みたいな。確かに周囲には誰もいませんね。
私の場合は太宰治はすごく好きで、その現代版を書く可能性のある人たちが芥川賞側にいるような感覚で読んでいます。太宰治も芥川賞に選ばれそうになったけど落ちたんですよね確か。
逆に、一人の作家から世間を見た場合、何人に1人くらいの人に面白いと思ってもらえたら、生活できるんでしょうかね。
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