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 鹿児島県議選をめぐる選挙違反事件で、12人の被告全員の無罪判決が出されました。この事件に関しメディアは、鹿児島県警本部及び、志布志警察署、捜査責任者のコメントをとっていません。(一部のテレビメディアではコメントをとっているものもあります)一般にメディアは、個々の国民に対しては「知る権利」を御旗に、過剰報道ともいえるほど殺到するのに、警察権力に対してこうした腰の引けた報道をしているのはどうしてでしょうか。やはり、日ごろから記者クラブで、警察のお世話になっているから遠慮しているのでしょうか。それとも、他に理由があるのでしょうか。

A 回答 (8件)

#2で回答した者です。


#2の回答で「日テレ以外の局があまり報じていない」と書きましたが、やはり他局も報道しはじめた感じです。

今日の昼にテレ朝の番組で長野智子キャスターが追っかけ取材をしているようなことを話していました。
その中で、捜査会議で「これはそもそも事件自体がなかったんじゃないか?」と発言した捜査員がその直後に飛ばされた、というようなことを長野さんが言ってました。
で、テレビ朝日系で3月4日(日)の午後2時から「ザ・スクープ」という番組でこの事件の詳報を取り上げるようです。
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/

また、本日(日曜)の夕方、5時半からの「報道特集(TBS系)」及び6時からの「真相報道バンキシャ(日テレ)」でこの事件について報道されるようです。

マスコミ各社がどこまで真相に迫れるのか、見守りたいですね。
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この回答へのお礼

 再度の回答ありがとうございます。私は、最近テレビを見ていても、その内容の粗雑さにうんざりしながらも、何もすることがない時は、テレビをつけっぱなしにして景色を見るようにながめています。特に、そうしたテレビを見ながら想像するのは、ワイドショーに出てくる司会者やコメントする人たちの生活です。テレビはビジュアル系ですので、当然、それ相応の服装が要求されますが、その服装を見ながら、この人たちは本当に一般の人たちの暮らしがわかるのだろうかと疑問に思うことがあります。現在は格差社会といわれていますが、どちらかというと、「勝ち組」に属する人たちが多いメディアの世界と一般の世界が大きく乖離し、メディアが一般国民の立場に立つことが難しくなっているのではないかと思うことがあるのです。そういった意味で、大手メディアには、あまり期待しなくなっていました。しかし、そういった世界にあって、ジャーナリズムの灯を守ろうとする人たちがいることを知り、大変うれしく思います。紹介して頂いた番組を、是非見てみたいと思います。また、警察組織の中でも、真実を追究しようとされている捜査官がいることを知り救われる思いです。ありがとうございました。

お礼日時:2007/02/25 15:32

追伸:


[漆間警察庁長官については、判決前日の22日に「全国の警察で鹿児島県警と同じことが行われているとは思わない」と言っています。]
その通りですね。全国でこんなことがあるわけがないですね。だから警察庁のシステムとしては当時の本部長の問題なんですね。このあたりをメディアがはっきりさせる問題だと思いますが、メディアの認識が低いのか警察庁幹部へのへつらいなのか突込みがないですね。警察庁幹部の指揮監督責任は長官にあるのだけど、他人事のように逃げてますね。ちなみに、現本部長の前の本部長は倉田本部長、この方は2004年の8月に就任ですね。おそらくその前の稲葉本部長が選挙時(2004年4月)の本部長でしょうね。そうであれば、例えば転出前のお手柄?なのかなあとも思ってしまいますね。(例えば、秋田のあの有名な少女の事件が事故で処理されたときも本部長が変わる時期でした。状況が似てますね)それはさておきメディア関係者には当時の本部長に取材してほしいですね。
余計な追伸まで。
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この回答へのお礼

 追伸ありがとうございます。ご指摘の稲葉一次氏は、鹿児島県警本部長から関東管区警察局広域調整部長になり、その後、関東管区警察局総務部長として長くその地位にあるようです。ちなみに、この関東管区警察局は東京都を除く関東10県を管轄する地方組織で、関東管区警察局の総務部長は関東管区警察局長に次ぐNo.2の地位にあるようです。確認のために関東管区警察局に問い合わせました。ただ、この管区警察局は警察庁人事では警視総監や警察庁次官・長官への出世コースからはずれているのではないかと思います。やはり本庁に帰るのが出世コースへの最短距離ではないでしょうか。もともとの鹿児島県警本部長という地位からしても、そんなに庁内では重く扱われていなかったのではないでしょうか。これはあくまでも推測です。

 あと、メディア関係者が当時の本部長まで追求していかないのは、やはり警察と大手メディアの癒着が背景にあるような気もします。私としては、週刊誌も含めての中小メディアや、フリーのジャーナリストの活躍を期待したいです。

お礼日時:2007/02/25 14:19

ご質問があるまで、気づきませんでした。


おっしゃるとおりですね。
被告とされた方々の無念は、察するに余りあります。
メディアのほころびがあると見るや、容赦ない攻撃は、ハイエナを思わせますね。(ハイエナが気を悪くするかも)
記者クラブで、厳しい報道をした局、新聞に意地悪のようなことをされるのを畏れるとしたら、言語道断ですね。
テレビ局は、選べますが、新聞は、質や、中身、姿勢というより、拡張員の物量作戦で、選ばされているのが実態です。
相手を見て、ペンの鋭さを変えるって、おかしいですね。
投書したところで、ボツなのでしょうね。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございました。この判決は一昨日に出されたものですが、時々刻々流される大量のニュースの中で、次第に私たちの記憶の断片からも消え去って行くことでしょう。そして、それを最も望んでいるのは、担当捜査官や志布志警察署、鹿児島県警、警察庁でしょう。そしてまたそれは、事件当初に警察情報をそのまま垂れ流したメディアも同じかもしれません。実際、被告の1人の中山さんは「報道も最初のうちは一緒になって事件をでっち上げたんじゃないですか」と、報道機関にも憤りを向けているのですから。

 今回のようなえん罪事件は、過去多く見られました。それは警察の強圧的な取り調べの結果ですが、それとともに、記者クラブを通じて流される警察情報を、検証もせずに垂れ流すメディアの安易な姿勢が、こうしたえん罪事件を助長してきたともいえます。さらに、今回のえん罪事件の異常さは、亡くなった方も含めて13名にも及ぶ点です。これは志布志警察署が組織的におこなったものの証であり、鹿児島県警の取り調べ体質が問われる事件かと思います。

 また、この質問をさせて頂き、自分でもネットの新聞情報を検索しましたが、やはり九州や鹿児島のメディアは関心が高いようです。これは残念なことですが、メディアの東京一極集中がもたらした弊害のようにも感じました。鹿児島で警察による組織的な人権侵害がおこり、それが裁判所で断罪されたにもかかわらず、メディアの関心が今ひとつ盛り上がらないのは、やはり距離の問題かもしれません。東京発のどうでもいいようなネタは、有無を言わさず地方に押しつけられ、それを地方の人間は無理矢理見せつけられるのですから、メディアの世界では「地方の時代」は、まだまだ遠いようです。

お礼日時:2007/02/25 08:22

久我英一県警本部長は昨年本部長になられたお方でしょう。

事件発生当時の本部長に対する責任の追求が欠けてるね。警察庁長官の謝罪会見があってしかるべき問題ですよね。誰をかばってるのかわかりませんが地元の幹部に責めを負わすだけでは納得できない話ですね。本部長がころころ変わるシステムもそろそろ見直さないとだめですね。
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございます。今の久我本部長が、事件発生当時の本部長でなかったということは、ここで初めて知りました。この本部長は、昨日テレビ局からマイクを向けられた時、少しコメントを残して去って行った記憶にあります。しかしその後、「裁判の詳細を承知しておらず回答は差し控えたい」と話していることから、あの時のコメントもそんなにたいしたものではなかったのではないかと思います。・・・メディアの切り込み方の弱さが、こうしたコメントしか取れない結果になったのでしょう。また、ご指摘の前本部長についても、やはり取材対象として抜け落ちています。何かヘンです。

 漆間警察庁長官については、判決前日の22日に「全国の警察で鹿児島県警と同じことが行われているとは思わない」と言っています。しかし判決後は、各社ともコメントを取っていない状況です。やはり、メディアの切り込み方の弱さが気にかかります。これは、権力の監視機関としての役割が低下してきている証拠なのでしょうか。また、漆間長官の言うように、この件を極めて特殊な事案として各社扱っているためでしょうか。しかし、それにしても、いつものメディアと違う冷静な報道が、逆に気にかかるのです。

お礼日時:2007/02/24 17:24

下記は南日本新聞のサイトの抜粋です。

22日の県議会で踏み字行為に対する本部長の謝罪です。
今回の判決前に踏み字に対する判決が出ており、警部補の処分を終えていたため、マスコミの反応が鈍い一因ではないでしょうか?

                   ↓
県警の警部補(44)が川畑さんの足首をつかみ、親族の名前などを書いた紙を踏ませる「踏み字」行為で、久我英一県警本部長は22日の県議会代表質問に答え、「関係者の心情に配慮を欠き、県民の信頼を損ねた。誠に遺憾で申し訳ない」と謝罪した。
同本部長はコメントを書いた紙を持つ手が震え、うわずった声で「紙を踏ませる行為は妥当性に疑念を生じさせかねない不適切な行為。判決を重く受け止める」と語った。
 再発防止は、「判決後、適正捜査に関する通達を出し、被疑者の人権保障と任意性確保に十分配慮した取り調べを行うよう指導を徹底している」
県警は21日、警部補を懲戒処分にし、上司2人も監督責任を怠ったとして処分。組織として川畑さんに謝罪することを明らかにしていた。

参考URL:http://www.373news.com/modules/pickup/index.php? …
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この回答へのお礼

 回答ありがとうございました。さすが、地元新聞ですね。参考になりました。

 志布志警察署の取り調べは、あまりにも法と人権を無視したやり方で、「自白」偏重の捜査姿勢が如実に出ています。証拠もなく任意で何時間も取り調べ、最初から犯人として決めつけて、「踏み字」や家族を代わりに逮捕するとい脅かしを使うなど、法律に無知な人々をあまりにも愚弄した取り調べです。入院した人や自殺未遂者まで出たと聞いています。どうして、こうした暴走が許されたのでしょうか。私はこの人権無視の取り調べは、1人の警部補だけの問題だけでなく、志布志警察署及び鹿児島県警の内部体質に問題があるのではないかと思います。実際、この公選法違反の取り調べで、「踏み字」という手法を使わずとも、意に反して「自白」に追い込まれた住民の方が多いのです。

 メディアは、こうした捜査機関の暴走を生んだ背景に肉薄する取材やインタビューを、もっと行うべきだと思います。ですから、そういった意味でまず最初に、捜査機関の核心に迫るようなコメントをとるのは基本であり、そこにメディアの腕の見せどころがあるように思うのですが。

お礼日時:2007/02/24 16:33

各紙の夕刊を見てみますと、地検次席検事と県警捜査2課長のコメントを載せていますが……。

ネットだけをご覧になったのかも知れませんけどね。
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございました。この回答を読み不思議に思い、各新聞社に問い合わせました。すると、読売新聞はコメントをやはり掲載していませんでした。また、朝日新聞と毎日新聞は、一面の左上の「版」のところが「3版」の夕刊ではコメントを掲載せず、「4版」で掲載していることがわかりました。新聞社の方に尋ねると、「版」は1時間ごとのずれがあり、地域によって「版」が違うためということでした。ちなみに、毎日新聞は「地検次席検事」のコメントを載せていますが、これは起訴した側のコメントであり、裁判のある意味で当事者にあたる捜査機関のコメントが載っていません。朝日だけは「地検次席検事」と「県警捜査2課長」のコメントを「4版」で掲載しているということがわかりました。ただ、朝日新聞については昨日「3版」を見て広報に問い合わせたところ、毎日・読売新聞のような丁寧な回答がなく、「新聞に書いてあることがすべてです」「論説のところでコメントしています」といった回答で、どうして捜査機関のコメントが載っていないのかという理由を説明してくれませんでした。そのため、このような誤解が生じたということがわかりました。・・・ただ、それにしても、捜査機関に対する迫り方が、「不二家」「イジメ」「飲酒運転」報道にみられたような、「過剰」報道とも思えるものではなく、あまりにもあっさりとしたものでした。何か記事の扱いにアンバランスな感じを受けるのですが・・・とりわけ、こうした公権力による人権侵害については、もっと「過剰」報道することが、権力の監視機関を自負しているメディアの責務と思えるのです。

お礼日時:2007/02/24 10:26

>警察のお世話になっているから遠慮しているのでしょうか


遠慮かどうか判りませんが、何か釈然としないものを感じますよね?

この事件て、ものすごい大事件だと思うのですが、日本テレビ以外の局は、あまり報道してないと思いませんか?
日テレは夕方から深夜までに3回も大々的に報じていました。ゲストに被告だった人まで呼んで。
しかし、TBSやフジ、テレ朝などでは、私は一度も報道されているのを見ていません。
判決の瞬間に記者が裁判所から飛び出してきて「無罪です!全員無罪です!!」と叫ぶやつも、1社しかやってなかったように見えました。

この事件は日テレが一番最初にツバをつけた事件だから、他局が遠慮しているのかな?と思えてしまうくらいに、ほとんど報道されていないような気がします。ラジオでは文化放送やTBSラジオで報道していましたが・・・。

地方の選挙がらみですから、東京の人間には関係ないじゃん、と言えるかもしれませんが、それだったら宮崎県議会なんか、もっと関係ないしね。
なにか大きな力が働いているのかな~?とか思ってしまいますね。

兎に角、日テレには途中で手を引かずに、無罪になったからこれでOK、なんて考えずに徹底追求して欲しいですね。
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。各テレビ・ラジオメディアの取りあげ方を紹介していただき、参考になりました。いつも一斉報道が好きなメディアですが、今回は各メディアによって温度差があるようですね。また、東京から遠い地方の山村でおこった事件ということも関連しているのかもしれません。・・・日テレがんばっているんですね。応援したい気持ちです。

お礼日時:2007/02/24 09:24

 多分この手の裁判で敗訴(まだ一審ですが)すると、マスコミがコメントを求めても、副署長あたりが「まだ正式な判決文を受け取っていないので、コメントは差し控えます」とコメントするか、同じようなコメントをFaxで回答する位だと思います。


 ニュース(特にテレビのニュースとして)で使いづらいです。
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この回答へのお礼

 早速の回答ありがとうございます。・・・「ニュース(特にテレビのニュースとして)で使いづらい」ということですが、この問題は私個人としては、重大な人権侵害と考えています。こうした問題にメスを入れ、「過剰報道」するのがメディアの責務であるように感じています。また、コメントがとれないなら、その努力過程を記事に載せるのも一つの方法かと思います。結果を予想して、ジャーナリストとして取りうる最大限の努力を怠ることは、賢明どころかジャーリストとして怠慢のようにも思うのですが・・・

お礼日時:2007/02/24 08:55

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