プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

昭和40年代から60年代までの豆腐屋の店の様子、仕事
豆腐の作り方、お客さん売り方、配達の様子、店への卸方
どなたか教えて下さい。物語の主人公の職業の設定にしたもの
ですから時代考証の元にしたいと思います

A 回答 (4件)

時間が空いて済みません.


1店の様子
床はもうコンクリートでしたが豆腐を固める為に使う凝固剤のせいでボコボコに侵食され水の流れる通り道はコンクリに混ぜたれきが顔を出している所も有りました.
店の中には豆腐造りの設備がありますが,基本的に右から左へ並べていきます.
まず水に浸けた豆をすりつぶす機械、豆摺り機、そのすぐ手前に豆摺り機から流れ出た生伍(なまご)を受ける挽き桶、その左に生伍を煮る煮釜があります。これは40年代でしたら下部が低圧蒸気ボイラーになっていて上部がその蒸気を使って生伍を煮る煮沸釜となっている1体式の二重ボイラーとしたほうが良いでしょう.その左に釜で煮た伍=煮伍(にご)を絞る絞り機、その左に絞り機から出てきた豆乳を受ける寄せ桶を置いてあります.
少し離れて、出来あがった豆腐を入れる水槽=舟(ふね)を2つ置きます.
反対側には生揚げ,油揚,がんもどきを揚げる二層式フライヤー=竃(へっつい)があり基本的な設備としては以上です.
後は後述する道具類がありますが、設備としては仕入れた商品(納豆,たまご、こんにゃく等)があればそれを並べる為の販売台というところでしょう.
ボイラーとフライヤーの燃料は重油又は灯油が主でしたので店の外には油タンクが有りました.容量は100~400リッター位です。
ボイラーやフライヤーというのは煙突が必要ですので、豆腐屋さんにはたいてい2本の煙突が立っています.
油が燃料のボイラーやフライヤーは必ず煙突に煤がつきます.この煤は雨が降ると流れ落ち、次の日仕事を始めると排気によって煙突の上から四方八方に飛んで干してある洗濯物や庭木に付いたりして近所に迷惑をかけます.
しかしそれよりも迷惑なのは,フライヤーの上につけた換気扇です.油煙が大量に外に排出されるので換気扇のある外壁は油がべっとりの状態になります.隣の家の壁も同様です.実際これが原因で関係修復不可能(要するに喧嘩)の事態になることも有り、又早朝からの物音や騒音も立てますし,排出されたオカラも夏には引き取り業者が来るまでにすえた臭気を発する場合(要するにくさる)があるので、その対策や掃除に手間やお金も掛かり、近所付き合いも人一倍気を使いますのでその苦労は大変なものです.
40~60年代にかけて都市部では都市ガスが普及してきたので,コスト的には高くなりますが上記のような点を考慮して燃料転換をするところが増えました。
ガスには煤の成分となる炭素が元々含まれていない為、煙突に煤がつかないからです.
それに伴い二重ボイラーも煮沸釜と小型還流式ボイラーの別置き型のものとなってきました。この場合釜の配置は以前のとうりですが、ボイラーは豆摺り機の右側に置くか又は店内の空いている場所、もしくは店外に小屋を作りそこに設置しました.
2 仕事 へ続く
       疲れたので今日はこの辺で失礼します.

       所でこの回答ですがオフラインで書いた後で送る事は出来るのですか?

この回答への補足

 とても詳しく教えていただいて有難うございました。描写が細やかで判りやすいですね。こういったお仕事に何らかのゆかりの有る方ですか?お仕事の事も教えていただけるのですね。楽しみにしております。オフラインとかメールとかは規則的にどうなってるのでしょうね。でも、こんなに細部に亘って教えていただけるなんて今の時代には窺い知る事の出来ない事ですから皆さんも喜んでお読みになるのではないでしょうか。よろしくお願いします。

補足日時:2001/01/23 01:26
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今詳しい内容を推敲中ですので閉じるのを少し待ってください.


只 40年から60年の間とゆうのは,豆腐屋サンの設備が急速に変わっていった時期ですのでどちらよりの設定なのかがわかれば幸いです.

この回答への補足

有難うございます。小説の設定が42年ごろ豆腐屋の方と結婚して生涯を描いているのですが、所々に豆腐屋さんの設備とか仕事とかをちりばめたいと思っています。それである程度の事が判らないとイメージが沸かないものですから知りたいと思って質問したのですがよろしくお願いします。

補足日時:2001/01/17 21:12
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私が小さいころから有った豆腐屋さんで、


今でも相変わらず、器を持っていかないと売ってくれない豆腐屋さんですが、まず入り口から---。
ガラガラ音を立てる(下半分が木で出来ており、上部が薄いガラスを木で仕切った、昔の小学校と良く似た)戸を開けると店全体が土間になっており右に大きな(浴槽くらいは有る)ステンレス製の豆腐を入れるものがドンと据えてあり、(今では、磨いたり何かをぶつけたりしてベコベコになっていますが)左側に、油揚げを上げる真っ黒になった機械が据えてあります。店全体のスペースは、10畳くらいでしょうか。
その奥が豆腐屋さんの住まいになっていると思われるのですが、そのお店にお使いに行くのは楽しみでした。というのが、代金やつり銭を入れる籠が、普段は、天井近くにぶら下がっているのですが、どこかを引っ張ると、籠が下りてきて、代金を入れて籠を放すとまた天上につるつるといってしまうのが、子供ながら楽しかった記憶があります。その籠も真っ黒で---。
つい先日、懐かしくてその豆腐屋さんに行ってみたのですが、
看板もなく、その辺りにお住まいの方のみが知っているという豆腐屋ですが、
時代に取り残されたような店内は、まだ健在でうれしかったですね。
豆腐の味も(1丁の大きさがスーパーで売っている豆腐の2倍位の)大きさもそのままでした。
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この回答へのお礼

そうですね。昔の豆腐屋さんの状態がなんとなく頭に浮かんでよてもさんこうになりました。本当に有難うございました。

お礼日時:2001/01/15 11:23

ちょっと難しいですねぇ。


やはり直接取材しないと難しいと思います。
ある一つに絞った質問じゃないとなかなか書きにくいのではと思います。
基本的にはタウンページで豆腐やさんを探すとか、コネを駆使すると良いんじゃないかと思います。
この場合だと○○近辺で古くからの豆腐やさんを紹介して下さい、等が妥当な線じゃないかな?
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この回答へのお礼

本当にそうですね。今の豆腐屋さんでなくて昔のだから難しいんですね。参考になりました有難うございました.

お礼日時:2001/01/15 11:27

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