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今日の朝日新聞で津波を避けるため沖合いに避難した漁船が港に戻る写真が載ってました。
沖合いに出れば、津波が高ければ転覆するでしょう?
沖合いに出る?高台に逃げる?
考えた事のない問題ですが教えて下さい。

A 回答 (6件)

津波で追加される海水量をどこでも一定として、水深が深ければ、分母が大きくなります、増加量が1で水深が20mなら、水面の変化は1/20、これが、水深が5mになると変化量は1/5になり水面の変化は4倍になります。

水深が浅いところで波が高くなるのは単純には、こういう理屈です。また、湾などでは横方向にも圧縮されるのでさらに高くなります。

余談
というわけで、ポセイドン・アドベンチャーでポセイドン号が大洋(水深は1000mはあるでしょう)で遭遇した津波は、沿岸では高さ数百メートルになるはずで、ポセイドン救助どころじゃなかったでしょう。
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この回答へのお礼

そうですね、沖合いに出れば波が小さくなる、考え付かなかったです。
ポセイドン・アドベンチャーのイメージが強烈すぎたです。

お礼日時:2007/03/27 11:46

津波というとイメージとしてはこんな感じでしょう…


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%BB%E5%83%8F: …
↑は葛飾北斎の富嶽三十六景ですが、実際に津波が起きると沖合いでは水面全体がXメートル規模でコンモリ盛り上がりボッコリ下がります。これが岸に来ると波が砕けてバリ島沖地震のような目に見える津波になります…と森田さん(TBS系のお天気のオッサン)は解説していました。つまり沖では水面そのものが大規模にモッコリするだけで↑のような光景ではないのです(↑の光景が沖で見られるのは嵐の時)。

で、船がなければ仕事が成り立たない漁師さんにしてみれば船は守らなければならない→岸につけていると陸に上がってしまったり碧眼にたたきつけられたりして船が使い物にならなくなるが沖に出ればゆーっくり持ち上げられてゆーっくり降ろされて…を我慢すれば船は守る事ができる→だから船は沖に出したほうが安全(最悪船酔いだけで済むので)、というわけです。
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この回答へのお礼

「葛飾北斎の富嶽三十六景」大変参考になりました。
有難うございました。

お礼日時:2007/03/27 11:49

波は湾や河口などの狭いところに集まると高くなります。



昔、チリで起きた津波が日本に到達し、リアス式の三陸では収束された津波に襲われ、大きな被害を被りました。

船を守るためには、収束された高波に襲われる湾内より、沖合いのほうがむしろ波が低くて安全かもしれません。

ただ一般人は高台に逃げた方が安全です。わざわざ船に乗って津波に遭遇する必要はありませんからね。
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そりゃ沖に出ても波高が高けりゃ転覆しますが。



津波は水深のある所では波高が低いのですが、水深の浅い場所になると大きくなります、沖で1cmが海岸では数mになることも。
それに船を高台に上げるのは時間も掛かりますし
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まず、沖合に逃げた理由ですが、


水深が浅いと、津波の高さは高くなります。
だから、水深が深くて、波が高くならない沖合で
津波をやり過ごすわけです。

津波は水深が浅いと、スピードが下がります。
後ろの方がスピードが速いので、
前の方は水の押しくらまんじゅう状態。
その力は水面の上に逃げて、
波が高くなるわけです。

ちなみに、陸地であれば、
海岸線から離れた高台に逃げるのが一番です。
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船が沖合いに避難するのは「港の中で転覆したり、高波に飲まれて陸地に甚大な被害を与えない」ためです。


また津波は、その傾向から言って「陸地に近づくほど高くなる」という特徴があります。
それを読んでの行動というわけです。
また津波は「押し波」ばかりでなく「引き波」もあって、港に停泊した船舶を沖合いに持っていってしまうこともあるのです。
そうなると、取り返しがつかない。

津波の「到達予想時間」がわかるならば、船を沖合いに出すのは正解です。
また時間が無く、切迫した事態ならば「命あってのものだね」ですから、高台に避難するのが寛容です。
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