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屋内の特高受変電室で、特高変圧器置き場として専用室を設けている場合がありますが、油入型を使用した場合はこのように専用室として区画する必要があるのでしょうか?
あるメーカーのガス絶縁特高変圧器のカタログに、「油入変圧器のように変圧器専用の室を設ける必要がありません」と記載しているのも見たことがあるので・・

A 回答 (2件)

参考までに


変圧器などに油が使用されている場合、本来なら危険物の規制がかかりますが、消防の通達により危険物の法規制の対象としません。
ただし、建物の構造については
一般取扱所に該当する場合はそれなりの構造を備えることになっています。いわゆる防火構造です。
また、その一般取扱所に該当する場合の変圧器室が200平方メートルを超えると特殊な消化装置が義務付けられているため、
1.変圧器室の面積を小さくする目的で変圧器専用室を設ける必要があるのではないかと推測します。
2.次に200平方メートルを超えていて、特殊な消火装置が必要な場合、消火装置に不活性ガスの消火装置を使用していると消火装置が動作した場合に窒息の危険があるために変圧器室外に不活性ガスを出さないような構造としていると思います。

このため、変圧器室を専用室としていると思います。
電圧は関係ありません。あくまで油量が問題だったと思います。
ガス絶縁変圧器は油が使用されていないのでこれにはあたりません。
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この回答へのお礼

大変理解し易い御回答、有難うございました。
やはり、消火設備の観点からこのように区画したと考えるのが自然ですね。
納得致しました。

お礼日時:2007/04/30 23:47

これは「消防法」の規定ではないでしょうか?


仰るとおりガス変圧器に関しては「緩和されている」と聞いたことがあります。
変圧器だけでなく、(電力会社との取引用)計器用変圧変流器にも「油入れ」があると思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
消防法で規定されているとも考えてみたのですが、油入を使用しているにも関わらず、専用室区画をしていない場合もあったように記憶しているもので・・・
もしかすると消火設備の緩和対策でしょうか?
引き続き調べてみようと思います。

お礼日時:2007/04/27 12:10

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