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「結晶点(crystallization point)」の意味を調べていたのですが、はっきりしませんでした。結晶点と融点とは異なるものなのでしょうか。もっと言えば、同一物質(例えばメタノール)における結晶点の温度と、融点の温度(-97.8℃)とでは、温度に差があるのでしょうか。
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

純物質(例えばメタノール)なら「結晶点(crystallization point)」は(融点ではなく)「凝固点」と同じなのではないでしょうか。


分野にも依るのかもしれないのですけれど、溶液などの混合物を冷やしていって、溶媒、溶質の別を問わず結晶が出始める温度を、その混合物の crystallization point と呼ぶことがあります。
あとアモルファス系の分野で使われている「結晶化温度(crystallization temperature )」とは違うものなのでしょうか?
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この回答へのお礼

ヒントを頂き有難うございます。
ちなみにここでのメタノールは純メタノールの意味でした(冷却装置の熱媒体として使用されるものです)。
「凝固点」というキーワードで色々調べたところ、それぞれニュアンスや概念には異なる点があるにせよ、「結晶点」や「融点」の温度と同一であると考えてよいのではないかという事が分かりました。
また「凝固点」には様々な訳語があるようで、単純に英辞郎で検索しても
coagulation point // congeal point // congealing point // crystallizing point // freeze point // freezing point〔【略】FP〕 // setting point // solid point // solidification point // solidifying point
とこれだけ出てきました。
この中に "crystallizing point" が含まれており、なるほどという感じでした。
ただ、頂いた回答にもあるように混合物の場合には溶媒、溶質とそれぞれの分子が分離的に凝固を開始するのだとすれば、結晶が生じ始める温度「結晶点」は混合物の「凝固点」よりも高い温度となるのでしょうかね・・・その辺の厳密な定義になると「結晶点」の意味はまだ不明です。いずれにせよ大変参考になりました。

お礼日時:2007/09/03 19:34

ANo.1で補足要求をした者です。

メタノールのような単純な物質でも、非常に特殊な条件下ではアモルファス化(ガラス化)することがありますので、先の回答では補足要求をさせていただきました。

「冷却装置の熱媒体として使用される純メタノール」でしたら、間違いなく、結晶点=融点=凝固点ですね。質問者さまの疑問が解決されてなによりです。

それにしても、凝固点の訳語ってこんなにたくさんあるのですね。勉強になりました。ありがとうございます。
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この回答へのお礼

急冷のケースですよね。身のまわりにある物事についてすら、よくよく考えると知らないことだらけなので大変です(笑
どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/09/05 06:27

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