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- 回答日時:
レイの体はゲンドウの失われた妻にしてシンジの母、ユイのクローンです。
そして、ユイの魂はヱヴァ初号機にあります。
レイが三人目である事は、レイがクローン体であること同様、限られた一部の者にしか知らされていません。
シンジも終盤まで知りませんし、アスカは最後まで知らなかった筈です。
シンジに向けて、匂わす発言を多々していますが、その度毎にシンジには意味が伝わっていない描写がありました。
レイがゲンドウを捨て、シンジを選ぶのは様々な解釈がなされていますので、ちょっと調べれば無尽蔵に情報は出てきます。
以下、私なりに理解した解釈を書きます。
大雑把に書くと、ヱヴァ初号機を依り代に、量産期と槍で完成した生命の木による人類保管計画が完遂したため、シンジは神となり、シンジの奥底にある母への願望に魂が答え、それにクローン体が反応したと言う事ではないかと。
全ての選択権を与えられたシンジ、そして、そのシンジを守り、導こうとするのが母の魂。
その魂を具現化し、実行力を持ったのがレイの肉体。
そしてその肉体は、アダムの魂が入ることによってヨツンハイムの巨人となり、シンジの選択肢如何によっては全ての人類を融合した単一の生命体の実体化された象徴となる筈のものだった…。
ゲンドウは、当初は自分とユイだけの融合した世界を目指していましたが、最終局面で自らが望んだ人類保管計画でも、ゼーレが予定した人類保管計画でも、実はどちらも自分にとっての結果が同じであった事に気が付き、そればでの己を省みてシンジに詫びたのでしょう。
そして融合して行きます。
しかしこの融合は、シンジが出した最終結論、『現状維持』によって破綻します。
元通りに自我によって隔てられた個別の生命体に戻った人類は、しかしシンジの思いが中途半端だった為に完全には元通りにならず、生命のスープの中でただ、シンジが心から望む、また、特別に恐れ、畏怖する存在との共存と言う形で終わります。
最後までハッピーではないですね。
…気持ち悪い…←アスカの最後の台詞がアドリブであり、計算された統括的なものでは無かったことや、彼女が何故あの発言になったかの経緯等も面白いので調べて見る事をお勧めします。
その結果あの作品が嫌いになるかも知れませんが…。
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