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いろいろな『パターン』がありますので、その1つを…。
サブプライム住宅ローンが債権化されたものを組み込んだ『ファンド』が、市場で売られていますが、サブプライム住宅ローンが不良債権化することによって、組み込まれたファンドそのものが値下がりしてしまいました。
資金運用の手段として、そのファンドを直接・間接に活用していた企業等が多大な損失を出しました。
その結果、アメリカの多くの企業の株が売られることになり、結果として売り注文が相次いだため、アメリカの株価全体が値下がりしました。
日本の株価もそれにつられて値下がりしました。
日本の株を買っても損になる可能性があるので、まだ安全な日本の国債を買おう…と考えた人が多く、国債の価格が値上がりしました。
「私は利率が低くてもいいから国債が欲しい。」という人が出てきました。
低い利率でお金が借りられれば、払わなければならない利息が減り、お金を借りる側としては嬉しい訳です。
「ならば少しでも低い利率で買ってくれる人に売ろう!」ということになったのですが、「私の方が利率が低い」「いや、私の方がもっと…。」ということで、国債の利率がどんどん下がっていきました。
11月はまさにこんなカンジでした。
日本の住宅ローンの金利のうち、固定金利期間が短いものの金利は『短期プライムレート』の影響を受けて設定されますが、固定金利期間が長いものの金利は『10年物国債』のレートの影響を受けて設定されます。
ですから、11月に『10年物国債』のレートがあれよあれよという間に下がっていき、月末までその水準が維持されてしまったので、多くの金融機関では12月の住宅ローンの店頭表示金利を下げてきました。
ですが、このところ『10年物国債』のレートは11月初旬のレベルまで「持ち直して」いるので、このレベルならば来年1月の住宅ローン金利は、「横ばい」~「0.05~0.10%上げ」くらいになるのではないかと思います。
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