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事典から専門書までさがしてみたのですが、β-ガラクトシダーゼのUVの吸光係数が載っていません。これがわからないと濃度が計算できないので、サンプルの調整ができず実験が進みません。だれか至急教えてください。

A 回答 (3件)

 β-galactosidaseはイムノアッセイによく使われているのでその関連の文献を調べました。

結果,2.09 mg-1 ml cm-1 at 280 nm という値が載っていました。分子量は54万。大腸菌由来の酵素の値です。ただし,溶液条件等については不明。
 文献は,酵素免疫測定法(石川栄治他編集,医学書院)。 オリジナルはZaitsu, K. et al. (1980) Anal. Biochem. 109, 109-113です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。私が使うものは113KDaのβ-ガラクトシダーゼです。参考になりました。

お礼日時:2002/10/17 11:56

 NO.1回答者の意見もとりいれて小生なりの見解を書きます。


 おおざっぱな見積りならばmg/mlでA260=1としておよその濃度を知ることができる。後は,NO.1回答者の意見に従って,活性で評価する。
 たんぱく質,酵素の吸光係数や分子量を調査してまとめた文献が存在する。Kirschenbaum, D. M. (1973) Anal. Biochem. 55, 166; (1973) 56, 237; (1975) 64, 186; (1975) 68, 465。この文献は非常に重宝で,多分,β-glactosidaseの吸光係数も載っていると思います(さっき,自分のコピーを探したのですが見つからず確認できませんでした)。大学図書館で農学・生物系を持っているところならばこの文献はあると思います。
 最後に,注意事項。文献記載の吸光係数は重宝ですが,あまり正確ではないと思って利用した方がよい。実験の信頼度の問題,分光光度計の違いによる差がでるのが普通。ほんとうに正確な情報が必要な場合には「自分で決める」こと。
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この回答へのお礼

紹介いただいた文献を取り寄せることにします。ありがとうございました。

お礼日時:2002/10/17 11:58

> これがわからないと濃度が計算できないので、


> サンプルの調整ができず実験が進みません。

 どんな実験なんでしょうか?

 私も詳しいわけではありませんが,酵素の調製において吸光度を元に濃度調整をする事は無いと思うんですが・・・。

 購入時の内容量を元に調製するか,酵素活性を元に調製するかじゃないでしょうか。
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