【あるあるbot連動企画】あるあるbotに投稿したけど採用されなかったあるある募集

ホフ・エレベット(Hugh Elevett)が提唱したmany worldの
ことについて質問です。

真っ暗な部屋の中で、2枚の板を平行に並べます。
この板の一方に、垂直に切り込みをつくります。
そこに光を放射します。
光があたっているほうの板には一本の垂直な線ができます。
手前の板についている切込みを増やします。
多数の垂直な線がもう一方の板にできます。
これは光子が互いに干渉し影響を与え合っているからです。

放射する光を、単一の光子に変えます。
一回に一個の割合で光子を飛ばします。
その後測定をすると、先の実験と同じような縞模様が現れます。
他の光子の干渉は受けていないのに?

しかし、Elevettがいうには、同時に存在する他の宇宙の影響を
受けているらしいのです。

この説は現在のところどのあたりまで研究が進んでいるのでしょうか?

ちょっとでもしっている人、教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

ElevettではなくてEverettですね。


それはいいとして、このあたりは以下の雑誌に特集されていま
したのでそれを参考にされればと思います。
 数理科学2002年7月号
 パリティ2000年4月号

それから波動関数の確率解釈は私には非常に受け入れがたいので、
(もちろん間違いと言っている訳ではありません。)
多世界解釈なり(これがすっきりしているかどうかはよくわかり
ませんが)、何かもっとすっきりした理論を望んでいます。
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こんにちは。

この話は私の専門分野にかかりますので、専門家でお答えしますね。

お書きになった話で、
>他の光子の干渉は受けていないのに?
までは全くそのとおりになります。
が、そこから先の話は空想になります。
現在の科学では量子力学によってこの現象の説明がついています。

根底にあるのはハイゼンベルグの不確定性原理というものがあり、光子の位置と運動量は同時に正確には求めることが出来ず、そのため光子がスクリーン(光の写る板)に到着する位置は正確に求められないというものです。
その代わりある確率関数でその到着地点を予測できます。
つまり位置Aには何%の確率、位置Bには何%の確率という形で求まります。

さて、光源から出た光が2つのスリット(穴でも良い)を通った後にどこに行くのかを、上記の確率関数で求める場合、スリットの位置、形状、個数などの情報がこの確率関数に入ります。
で、その関数を求めるとその時点で既に光の干渉で発生する縞模様の関数となります。
つまり、光子を一つずつ飛ばしても、沢山飛ばせば確率の高いところは明るくなり、確率が低いところは暗くなり、模様が出来るわけでそれが干渉縞と同じになるわけです。

「ハイゼンベルグの不確定性原理」はあくまで原理であり100%その理論が証明されたものではありませんが(ここにSF的な想像力を書き立てる余地はありそうです)、今のところこれで全部の説明がつくので、ご質問のようなパラレルワールドのような世界を考える必要はありません。

では。
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