激凹みから立ち直る方法

オバマ氏とヒラリー氏の選挙でヒラリー氏の引き際が、、とありますが、これは、まだ、同党の対決であって、共和党に勝てるかは不明ですよね?共和党の話が一切出ませんがなぜでしょう?
そのままオバマ氏が大統領になるから、メディアに出す必要性がないということでしょうか?

A 回答 (10件)

> 日本では、オバマ氏が次の大統領という思い込みがありますよね。



ついこの前までその勢いでしたが、「失業者は宗教と銃」発言とライト師問題で、黒人でエリートといういちばん白人の嫉妬をあおり立てるネガティヴ・キャンペーンが成功してしまいましたからねぇ…。

> 大所高所でなく、個人単位で考えると、収入よりも出費の方が大きい、人が多いのではないでしょうか?

政治って本当は個人単位のリアルな生活や、どう生きる目標を持てるのかの問題を、大所高所の全体像からどう解決するのかが基本ですが、現代の政治はどの国でも中途半端です…。今のアメリカはその意味では最悪で、だからバラク・オバマに期待が集まってたんですけどね。

> 抜本的な改善、改革ってできないのですかね?

今のところそれが出来る可能性がいちばんある候補が、一応オバマさんってことでしょう。マケインさんがこれからどう化けるかも見物ですが、厄介なのは現在の共和党の主要な支持基盤で…。金持ちと「(白人)失業者は宗教と銃」の両極に分離していて、どっちも当たり前の常識が通じる人々では、ありませんから。どっちもリアリティの感覚が抜け落ちた…キジルシでしょう、ほとんどが…って言っちゃ悪いけど。日本人の「識者)「アメリカ通」は、そのどっちもよく理解していないように思えます。理解しようもないんですけど! だって「聖書に書いてないから進化論は教えるな」とか「反アパルトヘイトは悪魔の使い」とか、中絶を行う医師を射殺するとか、同性愛者の結婚を認めたら自分のうちの夫婦関係が破綻するみたいな妄想って、つき合ってられます? 

誰もが「やめた方がいいよ。勝てないから」って言ってたイラク戦争を始めたのも、頭悪すぎるし。普通戦争を仕掛ける前に勉強するでしょう、それくらいのこと。

> 5月後半、燃料代が更にあがります。不思議と、宅配便や郵便など値上がりがありませんね。不思議です。そろそろあがってもいいんじゃないかと。。。

大企業はまだ資本の力でなんとか持ちこたえているのでしょうが、どうなるんでしょうね。そんなことも気づかずに「たかがガソリン25円」と偉そうなこという政治家や「識者」が多過ぎます。
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ちょっとまったく基本的な論理破綻があるので…



> ちなみに、現状では「オバマvsマケイン」だとマケインが優勢です。vsヒラリーでもマケインがリードしています。

共和党の候補が決まってるので、それが全部「マケイン」となっているだけで、民主党の支持者は「オバマ」か「クリントン」で分かれていますから、「オバマvsマケイン」「マケインvsヒラリー」でマケインの方が多いのは、当たり前です…。なんの意味もない比較でしょう。

> つまりマケインという王者に誰が挑戦するかを争っているよううな選挙です。

…ということはまったくなく、共和党は元から不利なうえに、とくにオバマ候補が浮動票をずいぶん取り込んでいます。マケインさんが勝つとしたら、民主党側の「敵失」、つまり今回の長期化した選挙戦の遺恨と、「黒人」「女性(…っつうか、とくに「ヒラリー」)」への反発です。

一方でマケインさんの利点でもあり弱みでもあるのが、ブッシュを支えた福音派・キリスト教プロテスタント右派への浸透が弱いことで、それが浮動の中道票や民主党の造反票を取り込み易くするという点では彼の利点ですが、アメリカ社会全体としてみると選挙に勝つためだけに、あの人々を取り込むためだけに「同性結婚反対・中絶は悪魔」路線を始めやしないか、ということがまことに危惧されます。まあそれをやったらマケインさんは単なる政治屋でおよそ政治家と呼ぶに値しない人間に成り下がりますが。
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この回答へのお礼

なるほど。日本では、オバマ氏が次の大統領という思い込みがありますよね。今は世の中経済的に混乱しています。大所高所でなく、個人単位で考えると、収入よりも出費の方が大きい、人が多いのではないでしょうか? 抜本的な改善、改革ってできないのですかね?
5月後半、燃料代が更にあがります。不思議と、宅配便や郵便など値上がりがありませんね。不思議です。そろそろあがってもいいんじゃないかと。。。

お礼日時:2008/05/14 21:19

>まだ、同党の対決であって、共和党に勝てるかは不明ですよね?



その通りです。民主党の候補者選出選挙ですので、共和党に勝てるかは別問題です。


>共和党の話が一切出ませんがなぜでしょう?

それはそのニュースだけで無いでしょうか?
「オバマ氏とヒラリー氏の選挙でヒラリー氏の引き際が」という情報を伝えるためだけにマケイン氏の話を出す必要性はないので、伝えないだけでしょう。

巨人-阪神戦の結果を伝えるニュースで、西武-ソフトバンク戦の結果を伝える必要はありません。普通は「巨人-阪神」「西武-ソフトバンク]2つにニュースを分けると思います。

そして、共和党のニュースは結構あると思います。大統領選のニュースを見ているとマケイン氏のインタビューやら支持者の声やらいろいろ報道されています。


>そのままオバマ氏が大統領になるから、メディアに出す
>必要性がないということでしょうか?

ちなみに、現状では「オバマvsマケイン」だとマケインが優勢です。vsヒラリーでもマケインがリードしています。つまりマケインという王者に誰が挑戦するかを争っているよううな選挙です。
上のような考えなら、むしろ「そのままマケイン氏が大統領になるから、メディアに出す必要性がない」でしょうか。
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> サブプライムの問題から経済が低迷し、北米でもリストラ、統合化が進んでいるようです



…というよりも、アメリカで生活していたら、サブプライム問題があそこまで深刻だとまでは金融専門家でないと知らなかったにしても、ある種のバブル崩壊は分かっていたんですよね。住宅バブルのローンの組み方がごく普通に考えてそもそも破綻して当たり前みたいなもので、ローンで買った家を担保に金をまた貸して高級家電を買わせ、元々収入が安定しているわけではない中産階級の下の方に、収入の何倍もの消費生活をさせるって、そんなローンを銀行に提案されたら「嘘でしょ」と思って怖くて手を出しませんよ。まあ日本では知られてませんが、アメリカの平均的教育水準はかなり低いので…。このローン自体の危険性はもう2,3年くらい前、住宅バブルの懸念が騒がれた頃からアメリカのメディアでは指摘していましたし。それに対してまったく無策であり続けたことがまた、ブッシュ氏の人気低迷を決定づけたわけで。

まあ全体像としては必ずしもブッシュだけでなく、クリントンの頃からの金融偏重の財政政策がこういう異様なギャンブル経済になるのは、昔なつかしマルクス先生の著作とかちゃんと読んでいればすぐに分かることなんですしねぇ。なんだかマルクスの正しさが変な形で立証されて、アメリカでもマルクスの人気が急上昇中らしいです。というか、マルクスが言わないでも分かることのような気も…。サブプライムの破綻がここまで広がったのも、というかその大元の多重貸し付けの住宅ローンの破綻も、考えてみれば「そんな金融商品、詐欺でしょう?」っていうくらいのものですし、住宅建設バブルの破綻も現に建てている家を見てりゃ「なんだこりゃ」でしたし。

> 日本、と世界の経済に関係するバイオエタノールや投資の向きを石油ではなく、他の物に移行させて

先物取り引きはマーケットですから、その市場の活動そのものを縮小(つまり資金量の抑制)することくらいしか思いつきません。先物のなかで石油と穀物くらい投機による利益と損失の幅が激しい、つまりギャンブル性が高いぶん儲かるものは儲かるものもありませんから。たとえば金なんてのは価格がかなり安定していて変動する要素もあまりありませんから、着実は着実なんですが。

> 燃料の高騰化を抑えることはできませんかね?

ううむ、市場経済原理主義そのものを考え直さない限り、どうしようもないと思います。つまり大幅な経済政策の見直し、金融資本主義の抑制、となると今のアメリカではどういう構想があり得のか? そこが次の大統領に求められていることのひとつなんでしょう。

どうも日本では短絡的な部分でのみ「誰が親日家か」とか「共和党の方が日本との同盟を重視する」とかの思い込みだけで大統領選挙を論じてますが、日本にとっていちばん重要なことは、アメリカが虚栄を棄てて収まるべきところに収まって安定的な発展を続けることなんですよね。つまり今のアメリカに本当にいちばん必要なことができるアメリカ大統領が、世界にとっても日本にとってもいちばんいい大統領なわけで。

たとえばブッシュさんはアメリカの一部、自分の票田であるところの利益は守ろうとしましたが、そのためにアメリカをズタズタにし、世界中に迷惑を振りまいたわけで、「アメリカの利益を守る!」といいながら社会をメチャクチャにしただけですから。

さっきのNo More Bushで言えば今の三人の誰でもブッシュよりはマシですが、三人とも具体的な構想を持ってるわけではありません。クリントン女史は旦那の路線を変える雰囲気もないし、マケインさんだとそういう発想がなさそうだしあっても政権の求心力は低そうだし、オバマさんはいろいろ考えているみたいですが、具体案は出てませんし。
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ごめんなさい、訂正



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その昔には「黒人が政権をとれば悪魔の共産主義がアフリカを覆う」と主張して南アフリカのアパルトヘイト撤廃運動を擁護したり、
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…ではなく、「アパルトヘイトを擁護して撤廃運動を攻撃したり」でした。この層が重要な共和党の票田であることもあって、アメリカは南アフリカのアパルトヘイト政権をずっと支持し続けた過去があります。88年の先代のブッシュ氏が勝った選挙でも、争点になりました。この頃からテレビ伝導師が大きな影響力を持つ宗教保守派がアメリカ社会のなかで台頭して政治的な影響力を強め、現在のブッシュ大統領は宗教保守によって選ばれた最初の大統領とも言われています。

ただイラク戦争の大失敗で、この層の政治的求心力はかなり落ちていると言われています。なにしろ「神」はブッシュに味方してないことになるので…。もっとも2004年の再選はともかく、2000年に大統領になったのはいわば不正といわれてもしょうがない勝ち方で大統領になったわけですから(そこで「史上初の非合法大統領」との揶揄もずいぶん…)、そこまで宗教保守にアメリカが支配されているわけでもないですが。

マケイン氏はそういう極端な政策をとるタイプの人ではないですが、そのぶん個性と人気に欠けるのと、かなりめちゃくちゃになってしまった経済と社会の分断、格差の拡大と社会全体を覆う閉塞感を打ち破れる候補だとは見られていません。どっちかといえば民主党の「敵失」によっては勝てるかも、というところで、その点でもオバマとクリントンのどっちが民主党候補になるかが重要になって来るわけです。

まあこの雰囲気だと、ヒラリーさんだとマケインに中道票、というか「生意気なヒラリーは嫌い」票が流れる可能性はけっこうあるかも…。

この回答への補足

サブプライムの問題から経済が低迷し、北米でもリストラ、統合化が進んでいるようです。私の会社も外資系でして、メーカー代理店をしています。日本、と世界の経済に関係するバイオエタノールや投資の向きを石油ではなく、他の物に移行させて、燃料の高騰化を抑えることはできませんかね?

補足日時:2008/05/12 21:57
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 メディアで報道されれば必ず有利になる、という前提でしたら、


共和党の話題が少ないのはおかしいですよね。たしかにアナウン
ス効果という言葉もあるくらいですし。

 ですが実際には、民主党の争いを泥仕合とみなしている有権者も
たくさんいます。すでに民主党員のなかからは、「 オバマでなければ
or クリントンでなければ、マケインに投票する 」という声もかなり
挙がっているのが現状です。

 よって、マケイン氏の報道が少ないからといって、マケイン氏の
不利にはなっていないというわけです。むしろ、予備選の最中なら
ちょっとした失言でも大きく取り上げられることを考えれば、マイ
ナス要因が浮上しないだけでも、マケイン氏有利かもしれません。

 なお、米国内の報道ではちゃんと、毎日のようにマケイン氏の
記事も載っていますよ。量で比べれば民主党の指名争いよりは少ない
ですが、着実に票を稼いでいると思われます。
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まず今回の大統領選挙は、とにかくブッシュ現大統領のあまりにも不人気で、「No more Bush」、ブッシュでなければ誰でもいい、というくらいの雰囲気で、中間選挙で共和党が惨敗して議会の与党と政権与党が異なったねじれ現象から始まっています。

共和党が勝つという雰囲気が当初からまるでありません。

その上、共和党予備選では当初はそれでもこの人だったらまあ大統領になっても、という人気候補だったルディ・ジュリアーニ元ニューヨーク市長がまさかの撤退となってしまいました。原因は私生活で離婚・再婚歴があるというだけ(苦笑)で、それが現在の共和党の重要な支持基盤である宗教保守層、要するに「聖書の創世記の記述と違うから進化論を学校で教えてはいけない」と主張したり、妊娠中絶手術を行う意思を「神への冒涜」と言って射殺したり、その昔には「黒人が政権をとれば悪魔の共産主義がアフリカを覆う」と主張して南アフリカのアパルトヘイト撤廃運動を擁護したり、「アルマゲドン」がどうのこうのでイスラエル・アラブ全面戦争がどうのこうのでブッシュ政権にイスラエル全面支援を訴えたりした福音派を中心とするキリスト教徒であることと極度の独善的なナショナリズムを勘違いしている層が、「ふしだらだ!」と糺弾したこと。他に有力候補だったロムニー氏も、モルモン教徒(キリスト教の一派だが、他の宗派から非常に嫌われ差別されている)であるため、けっきょく宗教が理由で落とされてしまいました。

んでもって、ベトナム戦争で美談がある以外にはとりたてて取り柄がないベテラン議員で、可もなく不可もなく、「万年予備選敗退候補」と揶揄され続けて来たマケイン氏がまさかの予備選勝利を納めてしまったわけです。もっともマケイン氏も、現在のブッシュ政権のように宗教保守派から強い支持を受けているわけではありません。

まあ目立たない、取り柄がないといってもそのぶんまともな政治家であり、共和党のなかではジュリアーニ氏と同様中道派で、ブッシュ氏が二度勝利した最大の理由である「中絶反対、同性結婚は絶対に許さん(神に反するから)」のどちらについても、強硬な反対論を述べる人ではありませんし、この人が大統領になってもそんなに悪くはない(ブッシュほどひどくはない)ということで、民主党予備選の泥沼化に嫌気がさした場合には票が流れる可能性はあります。

民主党の今回の二人の候補は、オバマ氏は「初の黒人大統領」、クリントン氏は「初の女性大統領」の個性が、逆に嫌われる理由にもなりますし、とくにクリントン候補は保守派からは「生意気な女」として嫌われ易い人で、今回の大統領選挙でのアメリカ全体の雰囲気がとりあえず「ブッシュでなければ誰でもいい!」ということであるのと同様に、「とりあえずヒラリーでなければ誰でもいい!」という層もいるわけで、一方で黒人大統領をアメリカが受け入れるかどうかも、まだ分かりません。最近オバマ氏が通っていた教会の牧師ライト氏の過激な発言が取りざたされたのも、「黒人」であるオバマ氏への人種偏見を助長して足を引っ張るという狙いで流された部分が大きいですし。

普通に考えれば次がまた共和党というのはかなり考えにくいですし、中間選挙の敗退後もブッシュ政権の失敗は「バイオエタノール」がきっかけになった食糧高騰、サブプライムローン破綻、イラク戦争の展望はまったく見えず、唯一点がとれそうな北朝鮮問題も暗礁にのりあげ、といいところがないですが、なにしろそのブッシュ氏が2000年に当選したのは、得票数では民主党ゴア氏に劣っている上に、彼の勝利が決定したフロリダの開票結果は非常に不透明で、共和党員の判事がかなり法的に問題があって筋の通らない判決を出さなければ勝てなかった話ですし、2004年の再選でもずいぶんと共和党陣営の不正が指摘されています。そんなこんなで、オバマ、クリントン、マケインのうち誰が勝つかは、予断は禁物でしょうね。
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この回答へのお礼

大変、面白く、興味深い回答有難うございます。いろいろ知れて楽しく思います。

お礼日時:2008/05/12 21:52

野球に例えて言えば、セリーグ(民主党)のクライマックスシリーズが接戦で、どっちが勝つか興味津々なので報道されており、パリーグ(共和党)は早々と優勝チーム(マケイン)が決まっているので、マケインは着々と準備を整えている状況です。

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http://news.goo.ne.jp/topstories/world/20080208/ …

2月初旬の段階で共和党はマケイン氏が大統領候補に決定したのです。
それと、初の女性大統領を狙うヒラリー・クリントン氏と黒人初の大統領を狙うオバマ氏の話題と魅力が大きいので陰に隠れてしまっているのです。
マケイン氏はベトナム戦争の英雄で経験豊富な議員です。
共和党は中絶反対など保守の政党で、
アメリカには共和党の支持基盤が強力なので、オバマ氏が勝てる保証はどこにもありません。
マケイン氏が勝つチャンスも十分にあります。
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もうすでに共和党はマケイン議員に候補者が決まっているから最近話題が乏しいだけだと思いますよ。


ただし、現ブッシュ政権が支持率が良くないので、民主党候補にメディアが注目しているのは確かです。
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