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サツマイモはマルチか、そうでないかで、食味において違いがあると言われていますか?
私は去年初めて、サツマイモを作りました。マルチがけで。
しかし、近所の方から頂いたサツマイモのようにホクホク、ポロポロしていず、ベットリしたものでした。
元々の土質、環境、施肥法など条件はたくさんあると思います。(ちなみに、前作はタマネギ、苦土石灰・堆肥・48で作りました) 元肥は刈り草の完熟堆肥・草木灰・モミガラの薫炭でした。それ以外のチッソなど施していません)
リンサンが食味に反映するとのことを知りましたので、今回は過リン酸石灰を使おうと思っています。
それは別として、マルチの食味に関しての影響は、一般的になにか言われているのでしょうか?
なにかご指導お願いします。

A 回答 (4件)

堆肥についてですが刈草堆肥の場合は普通の堆肥に比べ窒素分が若干たかい傾向に有ります堆肥の窒素分は1トンで3キロから7キロ程度は含まれていますから1トンでサツマイモが必要な窒素の量になります通常散布では10アール当たりで3トン程度施用されますからそれだけで窒素分が多くなります通常の作物では堆肥の窒素分は無視しても良いと言いますがサツマイモでは吸肥力が非常に強いので無視することは出来ません刈草堆肥はカリ分も窒素分と同程度含まれます。

質問者の方の土壌は非常に良い状態だと思われますから1年程度堆肥を入れなくても問題は出てこないと思われますし非常に肥持ちの良い土壌であると思いますからなおさらです。
米ぬか100キロで約窒素3キロリン酸7キロカリ4キロの肥料分が有りますから通常のサツマイモなら充分な肥料分が含まれています。
畦を作るときに下に稲藁の束を入れると排水性や通気性が良くなり一時的に分解するために窒素分が稲藁に吸収されますから役立つかも知れません吸収量は極わずかです昔から私の地域では行われていましたが。

この回答への補足

ありがとうございます。
大変親切なご説明で、勉強になります。
特に堆肥のチッソ分については、通常無視できるものと思っていましたが、サツマイモの場合はバカにならないのですね。
結局、1トン/反が適量ということで、(小生の畝はたかだか10mのものですから、1kg/m2ということになりますか)ここは前作の残効も考えていっそ、堆肥無施用ということですね。やぶさかではありません。
そうしてみようと思います。又、稲藁もありますので、入れてみます。
ただ、おっしゃるように、堆肥の中のカリ分も期待できなくなるので、草木灰適量と過石の投与はかまわないでしょうか?
もしそうであれば、草木灰の適量をお教えください。カリ分、7~8%とか14%とか、諸説ありまして不明です。私の灰は風呂の灰ですので、樹木の灰です。(以上質問その1です)
またあるいは、米ぬか方式を勧められておられるのでしょうか?
100g/m2ということですね。入手できますので、これも可能です。
しかし、土壌の肥厚、前作の残効を恐れるとすれば、無堆肥・草木灰・過石・稲藁、の方法がよいかと思うのですが、ご意見お願いします。(以上質問その2)
ありがとうございました。よろしくお願いします。

補足日時:2008/06/03 22:54
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草木灰のカリ分ですが雨が当たっていない状態で約6パーセントです雨が当たっていれば1パーセントくらいでしょう灰には他にカルシュウムが約30パーセントリン酸が2パーセント含まれますが堆肥を入れないで草木灰を入れるのもいいと思いますがアルカリ性に近い土壌ではpHが上昇しすぎるかも知れません。

できれば地域に農林振興センターが有りますからそこで土壌分析をして貰い塩基置換容量という項目を調べて貰えばどの程度あるアルカリ分を入れればいいかわかります。しかし草木灰を入れたくらいではカリの過剰にはなりません。過リン酸の使用はカリ分とのバランスを取る位に入れる分には問題ないと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
大変勉強になります。
ご指導をもとに、灰や過石など施用してみます。
近くに農業研究所があります。土を試験してもらうのが、一番の科学的方法ですね。

お礼日時:2008/06/04 23:27

サツマイモの食味に1番影響を及ぼすのは1番さんが回答していますが水分です水分が多いと光合成が旺盛になり収量は上がりますがデンプンの含量が少なく甘みはうすくなります。

リン酸分は多少は甘みに影響しますが正常に生育していればさほどの影響は有りませんし作物は必要な分だけしか吸収しませんから過リン酸石灰を散布しても効果は薄いと思います。マルチでは食味には影響しませんが収量はマルチをした方が倍近く収量が上がります。
前作がタマネギなら相当の肥料分が残っていたのではないでしょうか特に窒素分が多いと収量は有りますがべちゃとした食感のサツマイモになりますおいしいサツマイモを作りたい時は野菜を作った後は避けてください。サツマイモの産地は多くは火山灰土や砂地に産地が多いのは地力のない土地のほうがおいしいサツマイモができるためです。千葉県や鹿児島県は火山灰土ですし鳴門や五郎島は砂地です。
肥料も入れないか10アール当たりで米ぬかを100キロ程度にして下さい。品種によっても多少の食感が違います今1番多く作られている紅東
では肥料が多いと粘質になりやすくなりますが高系14号のほうがほくほくします。

この回答への補足

toshihisakasiwa さん、たいへんありがとうございます。
大変勉強になりました。
まず品種ですよね。またぜひ高系14号という品種を使いたいと思います。(今回は紅あずまだと思いますが、折角去年の残りを苗作りしていますので、それを使います)
段々畑で、隣の畑は1mも下にあるので、水はけはいい方ですが、その上、なるべくタカウネにするよう努力します。堆肥を連続投下していますので、フカフカ土ですが、逆に保水性がありすぎて、良くないのでしょう。いわゆる肥えた土ですので、もともと、不向きなのですね。
>>肥料も入れないか10アール当たりで米ぬかを100キロ程度にして下さい。
というご指導ですが。
今回のサツマイモの前作は、やはりタマネギですが、元肥に鶏糞を使っています。追い肥は硫安なので消えているハズですが。ケイフンは残効まぬがれませんよね・・・。とにかく極力チッソなしでいこうと思っています。
あるテキストに
「普通栽培の適量基準は10a当たり窒素3~6kg、りん酸4~8kg、カリ8~12kg程度である。特に、いもから発根した根がカリを吸収して肥大するといわれ、いもの肥大を良好にするためには、生育後期まで順調に吸収できるように、深層まで土壌中のカリ濃度を高めるよう施肥しておくことが大切である。」・・・とありましたので、
1.刈り草の堆肥(肥大に大変な効果があると読んだので)
2.スギナがはえるのはかなり酸性だというので(酸度計では7なのですが)まぁ、アルカリに傾きすぎる事もないだろうと思って草木灰をカリ分として
3.過リン酸石灰をリンサン分として(リンサン分はカリと違い過剰の心配がないというので)
でいこうかと思っています。
「肥料を入れない」という意味合いは、1.2.3.なども、しない方が、良い結果を望めるでしょうか?
※第一目標は食味、第二は収量です。
また、私の予定にこだわるのでなく、米ぬかのみによる栽培も他でも読んだことありますし、勉強としてやって見ようかともおもいます。(チッソ効果がコワいですが)
1.2.3につきまして。また、米ぬかにつきまして、できましたら、さらにご意見お願いします。ありがとうございました。

補足日時:2008/06/03 11:48
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さつまいもは砂地で水はけがいいところがいいです。


そして太陽がたくさん当たる方がいいです。
有機肥料を入れ、マルチを掛けたらその逆になってしまいますね。
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この回答へのお礼

なるほど、そういうわけですか。
わかりやすい理屈ですね。
ありがとうございました。
マルチなしでやってみます。

お礼日時:2008/06/03 11:10

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