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n∈N,a∋Z(nは1つに固定しておく) C(a)={x|x∈Z,x≡a(mod n)}は合同という関係による同値類であるが,「C(a)⊆C(b),C(a)⊇C(b)」を示すことによって,次を証明せよ。
「b∈C(a)⇒C(a)=C(b)」
という問題です。
回答の糸口が全然みつかりません。
なにを示せばよいのでしょうか?教えてください。

A 回答 (3件)

「b∈C(a)⇒C(a)=C(b)」を証明することは、b∈C(a)の条件下で、下記(1)(2)を証明することです。



(1)任意のxについてx∈C(a)⇒x∈C(b)を証明します、するとC(a)⊆C(b)がいえます。
(2)任意のxについてx∈C(b)⇒x∈C(a)を証明します、するとC(a)⊇C(b)がいえます。

(1)(2)から、C(a)⊆C(b)とC(a)⊇C(b)とが証明されると、C(a)=C(b)が成立します。
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こんにちは!


証明の仕方は、まず集合C(a)の任意の要素xが集合C(b)の要素であることがいえれば、
C(a)⊆C(b)
また集合C(b)の任意の要素yが集合C(a)の要素になっていることが言えれば
C(a)⊇C(b)がいえます。

A⊆BかつA⊇BならばA=Bという定理があるので、上のことがいえれば
C(a)=C(b)集合として等しいことがいえます。

さて、証明です。
C(a)={x|x∈Z,x≡a(mod n)}において任意のxをとってくれば
適当な整数pが存在し、
x=np+a
とかけますね。
さて、今b∈C(a)とすると、
bは集合C(a)の要素ですから、適当な整数rが存在し
b=nr+aとかけるはずです。

ここでC(b)={x|x∈Z,x≡b(mod n)}ですからこの集合の任意の要素は
適当な整数qが存在して
y=nq+b
とかけることになります。さて、b=np+aとかけていましたから、y⊆C(b)なる任意のyに対して
y=nq+b=nq+nr+a
=n(r+q)+a⊆C(a)

逆に、b=nr+a,a=-nr+bよりx⊆C(a)なる任意のxに対して
x=np+a=np+(-nr+b)
=n(p-r)+b⊆C(b)
がいえます。

以上のことより、C(a)⊆C(b)かつC(b)⊆C(a)がいえたので、C(a)=C(b)
が証明された。
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n∈N,a∈Z(nは1つに固定しておく) 


C(a)={x|x∈Z,x≡a(mod n)}
 これは、x-a が n で割り切れる。という意味です。
b∈C(a) とすると、C(b)⊆C(a) が成り立つことを示します。
 x∈C(b) とすると、x-b=nk となり、 b-a=np なので
x-a=(x-b)-( b-a)= nk-np=n(k-p) 
となり、 C(b)⊆C(a) が分かる。
 こんな調子でやってゆけばできます。
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