プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

いつも大変参考になる回答を頂き有難うございます。
最近になって銀粘土(アートクレイシルバー650 スロードライ)を使い、アクセサリーを作り始めた初心者です。
まだ3点しか制作しておりませんが、以下の2つを質問させて頂きたく思います。

(1)ガスコンロにて焼成時の炎について
銀粘土関係の本などを見ると、
『乾燥させた作品を金網にのせガスコンロで焼成すると、10cmほどの炎があがります。これはバインダーが焼成した証です』と書かれています。
私、今まで3点制作しましたが、焼成時に上記のような炎が上がらないのです。
3点は何れも、銀粘土3g~5g、サイズは直径1cm程度、厚みは1mm~3mmの作品です。
約一日間自然乾燥させて、さらにドライヤーの温風で乾燥させてから焼成しています。
焼成前と焼成後では作品も10%程度収縮していますし、出来上がりには全く問題無いのですが・・・
なぜ炎が上がらないのでしょうか?
作品の重さや厚み等の関係でしょうか?

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(2)磨きヘラでどこまで磨く?
たとえば、http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/ …のような作品を制作する場合、
彫りの深い部分などを磨く場合、どのようにしますか?
ちょっと伝わり辛いかも知れませんが・・・

自分で彫りの細かい作品を作った際に、磨きヘラで磨けるのは平面や割と突出している箇所ばかりで、
細かな部分を磨こうとすると、ヘラの先端が別の箇所に当たってしまいキズがついてしまったりします。
磨きヘラでの作業は研磨というより、強度を出すために締める…という
意味があるのかと思いますが、
皆様は、可能な限り磨いて、細かな箇所はあきらめるという感じでしょうか?
それとも何か別の工具を利用したり、別の作業を行いますか?
(磨きヘラはアートクレイシルバースターターキットという物に入っていた、少々先端が尖ったヘラです。)

もしお分かりになる方がいらっしゃいましたら、ご回答頂けましたら幸いです。

A 回答 (1件)

こんにちは 彫金おねーさんです(^^



>なぜ炎が上がらないのでしょうか?
作品の重さや厚み等の関係でしょうか?

そうだと思います。
私も小さいものを作ると炎は上がらないことが多いです。
ちなみに作品のつくりに問題はないですからご安心を。

>(2)磨きヘラでどこまで磨く?
うーん、飽くなきナントカで時間の許す限り磨きますね。

>たとえば、?http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/s/?@0_mall/ …のような作品を制作する場合、

これ鏡面仕上げですよね。
なので粗目の鉄ヤスリで削ったあと、細かい鉄ヤスリで削ります。
そして紙ヤスリですが、リューターで(電動歯ブラシみたいなやつ(^^;;)を使うこともあります。
で、最後にヘラで磨きます。

>彫りの深い部分などを磨く場合、どのようにしますか?
ちょっと伝わり辛いかも知れませんが・・・
自分で彫りの細かい作品を作った際に、磨きヘラで磨けるのは平面や割と突出している箇所ばかりで、細かな部分を磨こうとすると、ヘラの先端が別の箇所に当たってしまいキズがついてしまったりします。

うーん…どう、といわれると難しいのですが、画像の作品クロスの場合の溝は基本は細かい目の鉄ヤスリと紙ヤスリで殆ど仕上げます。
この鉄ヤスリと紙ヤスリで出来てしまったヤスリによる傷を消すために傷を押しつぶし地金を硬くする作業をヘラでします。
これ、クロスの溝に角度ありますよね、なので板などを糸ノコで切って角度を作りそこに紙ヤスリを巻いてジャカジャカ削ります。(私なら(^^;;)

>細かな部分を磨こうとすると、ヘラの先端が別の箇所に当たってしまいキズがついてしまったりします。
ヘラの角度が悪いんだと思いますよ。
これはもう訓練ですね、当らない角度を探してやるしかないです。
確かに先端が鋭角なので別の場所にあたり却って傷ができやすいですけど焦らずじっくりとやることなんだと思います。
たぶん、力が入りすぎているんじゃないのかな。
確かにヤスリ傷を押しつぶすので力は必要ですが徐々にです。
最初からパワー前回でやると歪んじゃいます。

>皆様は、可能な限り磨いて、細かな箇所はあきらめるという感じでしょうか?
それとも何か別の工具を利用したり、別の作業を行いますか?
(磨きヘラはアートクレイシルバースターターキットという物に入っていた、少々先端が尖ったヘラです。)
はい、諦めませんね~…性格的にちゃんとやらないとイヤなのでそれこそ磨き職人になります。
クロスの横のボンボン飾りは結構難しいですね。
でも、基本は鉄ヤスリと紙ヤスリでなんとかなります。
溝にタコ糸をまわしてゴリゴリ削ったり楊枝とかにヤスリを巻いてコツコツやるしかないかな。
もし、細かいところをやりたいならやっぱりリューターが必要だと思う(高いけど(^^;;)
リューターでシリコンポイントやダイヤモンドポイントなどで丁寧に磨けます。
ちなみに私は浦和工業のリューターとコントローラーを使ってます。
http://www.d-satomi.com/motor.html

あとアートクレイシルバーの地金ってなんとなく粗いんです。
以前、他の回答者さんもダレているという表現をされましたが、
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1095002.html
どうしてもそういう感じなので世間一般の鏡面仕上げとはなんとなく仕上がりが違うと思います。
それとスターターキッド付属のヘラってあまりよくないのかなとも思います(^^;;
なので工具、とくにヤスリは一通り揃えたほうがいいかもしれません。
ではでは 参考になれば。
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この回答へのお礼

boo_boo_suu様

ご回答有難う御座います!
(1)の件、謎が解けました!
問題は無いとは思っていたのですが、本には『炎があがることがあります』ではなく『炎があがります』という断定的な書き方ばかりでしたので少々不安でした・・・安心致しました。

(2)の件、こちらも有難う御座います。
まずはヤスリで殆ど仕上げ、最後に磨きヘラでヤスリ傷をつぶす・・・
私はヤスリでの作業が少なすぎて、その為に磨きヘラでの作業の際に力を入れ過ぎてしまっていたと思います。
なるほど!と思ってしまいました。

> 基本は細かい目の鉄ヤスリと紙ヤスリで殆ど仕上げます。
この意識をあまり持っていませんでした。。。
この意識があるのとないのとでは全然違いますね。


なんとなく使いこなせていない感がありますが・・・一応リューターは持っています。
ヤスリ類やヘラ、自分なりに探してみたいと思います!

大変ご親切なご回答、有難う御座いました!!

お礼日時:2008/07/26 21:56

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