
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
質問者の型は女性でしょうか?
尿路感染症には色々ありますが、発熱、左右どちらかの腰痛があれば、
急性腎盂腎炎の可能性が高いと思います。
以下は急性腎盂腎炎としてお話をしますので、
もし診断が違っていれば申し訳ありません。
急性腎盂腎炎は治療をしていても高熱が数日続くのが特徴です。
熱のパターンも高くなったり下がったりジェットコースターのようです。
また、腰痛も数日は続くでしょう。
治療期間は14日間の抗生物質投与が原則です。
治療初期は点滴が望ましいと思います。
膀胱炎の3日間とは治療期間が全く異なります。
これはとりもなおさず、急性腎盂腎炎が重症感染症であることを意味します。
急性腎盂腎炎は「尿路感染」とひとくくりにされてしまいますが、
腎臓の顕微鏡レベルでは小さい膿瘍(うみが多発している)状態です。
全ての感染症の中で最も敗血症になりやすく、
治療を誤ると死亡することも珍しくありません。
感染症の治療をする上で、敵であるバイ菌を調べずに治療することは、
軽症感染症であればやむ得ないことですが、
腎盂腎炎で尿検査、尿培養をしないのは治療上大変な問題ですので、
症状が改善しなけさば入院加療が必要になります。
体調は大丈夫でしょうか?
なぜなら、感染したバイ菌が何か分らないからです。
分らないことは
・バイ菌の種類
・バイ菌の抗生物質に対する抵抗力の特徴
の二つです。
この2つが不明のままで治療を継続することは、
暗闇の中で憶測で車を運転しているのと同じです。
日本は抗生物質を気軽に間違った量で乱発するため、
薬剤耐性菌が多く、それを調べないのはリスクが高いと思います。
もし、質問者が急性腎盂腎炎であればフロモックスのみでは
治療が弱いと思います。
理由は
・フロモックスは腸からの吸収が30%しかない薬である
・3錠分3処方は腎盂腎炎には不十分
だからです。
日本の医師の大部分は抗生物質の使い方のトレーニングをあまり受けていないまま医師になっているので、
このような治療がされているのが実情です。
きちんとしたトレーニングを受けている医師であれば、急性腎盂腎炎なら、
尿検査、尿培養、血液培養を2セット(計4本)行ってから、点滴治療をするはずです。(体調が悪ければ数日は入院)
14日治療をしても腰痛が改善しなければ、
膿瘍(うみ)が大きくなったり、別の病気の可能性があります。
もう一度受診して主治医に問い合わせてみて下さい。
少なくとも14日間治療を考えていないのであれば、
その先生は急性腎盂腎炎については不勉強であると思いますよ。
この回答への補足
具体的でわかりやすい文章、ありがとうございます。
私は女です。
腰は右です。背中も時々・・・
今日は薬が切れて、朝は熱が下がっていたので
病院には行きませんでした。
夜になり、熱が上がってきたので、
すこし心配です。
No.2
- 回答日時:
感染症の熱は治っている途中でも上がったり下がったりするのが特徴です。
上り下がりの幅が小さくなりながら治っていきます。
膀胱炎以外の尿路感染症は発熱しますので、
治療はきちっと14日間されることをお勧めしますよ。
今まで何日間治療されたのでしょうか?
感染症の治療は治療する時は徹底的に行い、
引く時はさっと引く・・・という治療が原則です。
お薬を途中で根拠なく変えたり、
お薬を飲んだり飲まなかったりとすることは、
細菌にとって都合のいい条件になっていくのです。
中途半端な抗生物質の治療は感染を蔓延させたり、
薬剤耐性菌の出番をつくりかねません。
もし治療が途中になっているのなら継続治療をお勧めしますよ。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/09/24 19:17
別の泌尿器科へ行きました。
腎盂腎炎でした。
熱も腰痛も1週間、腰痛も点滴して治りました。
丁寧なご回答、ありがとうございました。
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