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チェロ2年目の者です。
ずっと、開放弦2本を鳴らして重音でチューニングするよう頑張ってきて、最近できてくるようになりました。

ただ、私のチューニングは、倍音を聴いてやるというよりも、弦が非常に振るえて重音が弾きやすかったり、音が溶け込んだり(もしくは、なるべく溶け込んでいる)を判断基準にしています。

ですが、たとえばA線とD線を鳴らしたら、ファ♯?の倍音が鳴るのを聴いたことがありません。

まぁA線の何オクターブか上のAは聴こえるのですが・・・(ただし、A線単体でも、そのオクターブ上のAが聴こえます)

AとD、DとG、GとC線を鳴らしたときに出る、(そして一般的によく聴かれる)ファ#とシ、そしてミの倍音はどうやって聴こえるようになりますか?

ちなみに、どのくらいオクターブ上で鳴っているのかも知りたいです。

あと、倍音は、これ以外にも色々鳴っているということは知っています(知覚はしておりませんが・・・)

よろしくお願いします。

A 回答 (8件)

チェロのチューニングを2本の開放でされているとのことですが、ウナリが無くなればぴったりと合っていることは間違いありません。

ウナリというのは、かなり近い振動数の音を2ヶ同時に出すと、1秒間あたりの振動数の差が、ウナリの回数となって聞き取ることができます。440Hzと441Hzの音を同時に発すると、1秒間に1ヶのウナリが出ます。
開放弦の音同士は離れすぎていてウナリは出ません。2本の開放弦同士を比べているようでも、実は、下記の二つの音を比較してウナリを出していることになります。
第4弦Cの第六倍音 G
第3弦Gの第四倍音 G
この2つの倍音は同じ音なので、開放弦を鳴らしたときに自然発生しているこれらの倍音同士でウナリを聞いて調弦しています。
倍音は、フラジオレット奏法で取り出すことができます。
フラジオレット奏法とはハーモニクスとも言われ、弦に左指先を軽く触れ右手は普通にボーイングする奏法です。
第4弦Cの第六倍音 Gを得るには、第4弦の上コマ(ナット)から、11.5cmのところに指を軽く触れてボーイングすれば取り出すことができます。
第3弦Gの第四倍音 Gを得るには、第3弦の上コマから、17.25cmのところを指で触れれば取り出すことができます。両者はまったく同じGの音ですから、両者から発生するウナリが消えれば、開放弦でも正しい調弦になります。
その他の隣り合った弦でも、同じ位置で同音の倍音が得られます。
(開放弦の弦長を69cmとした場合の理論上の距離です。)
さて、開放弦に対する長三度音を得る方法は下記のとおりです。
上コマから13.8cmのところに軽く左指を触れてボーイングする。
これで純正調の長三度音を取り出すことができます。
これらの倍音は、左指を触れなくても開放弦を弾けば自然発生していますので、耳が良ければ開放弦を弾けばかすかに感じ取ることができます。
三度の音は、別に二本の弦を鳴らさなくても、より低いほうの1本から発生しています。二本の弦を同時に弾けば、完全なドミソの和音が出るというだけのことです。

開放弦の中にはいろいろな倍音が含まれており、言わば開放弦を弾けばドミソの和音を弾いたのと同じなのです。ですから、ドミソの和音は心地よく聞こえ協和音と呼ばれ、低い目の倍音に含まれない音は不愉快に聞こえ不協和音と呼ばれるのです。また純正調の和音がキレイに響くのは、第三音がこの自然倍音に乗った音だからです。平均率だと、この第三音はかなり高い目の音になり、自然倍音とはかなり違う音程となります。そのためピアノのドミソは汚く、弦楽合奏のドミソは純粋で美しいというわけです。開放弦を鳴らしたときに第三音を聞き取りたければ、ボーイングの位置を、下コマ(ブリッジ)のごく近くにします。硬い目の音質になりますが、各倍音が聞き取れます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8D%E9%9F%B3
このページの冒頭の図の「節目」は、弦に左指を触れることで人為的に作ることができる。これにより欲しい倍音を取り出して聞くことができる。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
TAC-TABさんのご回答をあと何回か読ませていただいて、理解を深めさせていただきます。
(今1回読みましたが、少し混乱してます・・・)

たしかにA線D線のチューニングのときは、唸ってるのがよくわかりました。(唸っている音が何の音かは分からなかったんですが・・・)

純正調第三度音は、1つでも(より低いほうの1本)鳴っているということは、2つの開放弦を鳴らすと、よく聴こえるということでしょうか?

補足日時:2008/09/27 21:25
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この回答へのお礼

第六倍音、第四倍音のフラジオが理解できました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/09/30 23:19

「ユニゾンの唸り」と「五度の倍音の唸り」



質問者の躓きは「唸り」の理解不足での空回りだと推測してます。
「唸り」を確認して見て下さい。

再度案内すると「唸り」は、【同音】において発生する物理現象です。
ユニゾンにおける「唸り」を確認し認識できたならば、
五度間の“共有倍音”で発生する【同音】の唸りを確認できます。

「耳が悪い」「音感が悪い」「子供の時からやってないから」等に
囚われず、やって見て下さい。

「唸り」が出る事は物理学でも証明されている事実です。
「聞こえない」ではなく、「聴こうとしてない」だけだと思います。

チューニングのその先に「自分の音色」が見えるかも知れません。
頑張ってください。

PS チューナーに二つも三つも発信体を使っていません。(単純に高額になるから)それでも「倍音が出る」と言うのであれば、アンプの性能が良過ぎる(変な日本語ですが)だけだと思います。
普通に聞こえる音量であれば問題有りません。
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この回答へのお礼

大変遅くなりました。

だいたい概要がつかめました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/10/12 09:15

質問者の方に少し誤解が有り、自信の無さが益々不可解にしているようです。



「唸り」は物理現象です。いつでも変わらない法則ですから是非覚えてください。

質問者が大学生とは思わず、理科室に教材としてある音叉(大学にも有るんじゃないかな?)の話を持出しました。
チューナー2台でピッチを変えて鳴らしても同じ唸りを確認できます。
まず、これをすぐにでも試して下さい。

唸りを使ったチューニングは正確です。
自信を持って下さい。


>音叉は、電子音とは違って、純音が鳴るってきいたことがあります。
*電子音(単音)が純音です。音叉が純音に近いです。

>ただ、私の場合、音感が全くないらしく…
*何を勘違いしているのか判りませんが、
>純正律が身についちゃいました・・・汗
*自分の持ってる音階が判るなんてすごいですよ。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

純正律チューニングの場合は倍音がはっきり聞こえ、
うなりを使えば、平均律でチューニングということなのでしょうか?

電子音と音叉については、私はこちらを参照いたしました。

【佐々木バイオリン工房】
ttp://www.sasakivn.com/werkstatt/qa/stimmgabel.html

自分の音階を演奏したときに、純正律で弾いてたらしく、それを指摘されたのが私の先生でして・・・
(でも先生よくわからないんですよ・・)

お礼日時:2008/10/05 15:52

さっきあげたようなチューナーなら頼っても大丈夫です。

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補足です



6セントくらいの違いではチューナーが「合っている」サインをだすときがあります。
しかし、アナログの(針の)チューナーで反応スピードがすごく速い
ものですと
針がすごい早さで動くので微妙な揺れも感知できます。
私はそのような高性能のチューナーは持っていませんでしたが
後輩がもっていてあまりの反応速度の早さ・正確さに驚いたことが
あります。
残念ながらメーカー名・機種名などは覚えていません。
すみません。
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この回答へのお礼

オーケストラチューナーのことですね。
なるほど、ありがとうございます。

お礼日時:2008/10/05 15:47

チューニングテクニックとしての倍音と唸り。


少し誤解があるようですので参考にしてみてください。

まず、音叉を購入しましょう。
1000円以下です。440hzと442hz2本購入、若しくは学校に共鳴箱付きの
立派な音叉が有ると思います。

すぐ唸りが確認できると思います。
唸り自体は倍音の音高では有りません。

又、唸りに寄るチューニングは、長く音を伸ばし基音と比較できるため合わせることが出来るテクニックで、そこまでしかできません。

テンポ四分音符=120 の楽曲で八分音符の音高は1hzずれていても、唸りでは判別できないということです。

チューニングとしてのユニゾンの習得は決して難しいことでは有りません。感覚で合わせるより、理論を含め「崩れ無い土台」として習得下さい。

フレットレス楽器奏者の方なら日常鍛えられてると思います。
「あ!」ってすぐ理解するんじゃないかな?
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この回答へのお礼

学校・・・私のところは、大学のサークルでして、音叉じたい使っているかたいませんね(汗)

ですが、音叉は、電子音とは違って、純音が鳴るってきいたことがあります。


ただ、私の場合、音感が全くないらしく、(まぁ最近では、相対音感のほうが強いんじゃないかなみたいなこと言われてますが・・・)、未だにフラジオでのチューニングができません。(つまり、僕の感じることができる音程に対する閾値が大きすぎて、A線のフラジオAと、D線のフラジオAの音程差がわからないんです)

この場合はどうすればいいでしょうか?


ちなみに、最初、音程練習をしてたら、純正律が身についちゃいました・・・汗

お礼日時:2008/09/30 23:26

補足ですが CとG GとD DとAは完全五度であり、完全五度を完全にハモらせるとピッチが2セント強広くなります。

Cから順番にハモらせてAまでいくと3回重弦をやるので6セント強もAが正しいAより高くなってしまいます。ので、チューニングは各弦のチューナーの方がよいと申し上げたわけです。
また、たとえばオケ全体の和音がド、ミ、ソと長和音のとき、ミ(長三度)を演奏する人は13セントほど低く演奏しなければハモりません。ド、ミフラット、ソと短和音のとき、ミフラット(短三度)を演奏する人は15セント強高く演奏しなければハモりません。アマでもそこそこのレベルなオケはそういう練習をしています。特に長い音符の時は注意が必要です。また、五度(この場合ソ)を演奏する人は2セントの調整なので、あまり神経質にならずに普通に演奏しても大丈夫です。
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この回答へのお礼

なるほどー。
ちなみに、チューナーでチューニングしたときに、少しアジャスターをいじって、音程を変えても、チューナー自体が、「あってます」サインを出してくるのですが、チューナー自身にも頼らないほうがいいんでしょうか?

お礼日時:2008/09/30 23:21

すべての弦を正しくチューニングするとあなたがおっしゃる倍音は鳴りません。

なぜなら平均律だからです。共鳴して倍音がなるのは重弦してハモっているときです。アンサンブルやオケなどをする場合すべての弦をチューナーでチューニングする方が正しいです。また、倍音というのは単音でも鳴ります。一番低い4弦のCなら単音で弾いてもC,上のC、G,さらに上のC,E,G,B♭、さらに上のC.D,E・・・・と鳴っているはずです。Cの弦だけを弾いてもし倍音のGすらきこえないなら音楽的な耳を鍛えた方がよいと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
オケでやっているんですが、平均律でチューニング(つまり、チューナーでチューニング)したほうがいいんですか?
知らなかったです(汗)

まぁ純正律チューニングのほうは、振動よくしてくれて、弾きやすいですけど・・・。

C弦の倍音、Gについてですが、最初に、D線の1pos.でGを弾いて、その後C線開放で弾いたら、かすかに聞こえました。
まぁ、心理学的にいう、認知的排除??なんでしょうか・・・。
ちなみに、ピアノでも、かすかに聞こえました。

補足日時:2008/09/27 21:03
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