プロが教えるわが家の防犯対策術!

音大のものですが(音楽学専攻)、今年の12月7日から東京である合唱団(混声でソプラノ)に入ることが決まりました。合唱を歌うことで、自分の人生が変われる気がします(精神の病と闘っている‥)。
合唱団に入れることは大変嬉しく、しかも一流のオーケストラと一緒に共演する合唱団なのです。ところが、私が肝心の合唱曲をあまり知りません。高校では音楽部だったのですが、クラシックは歌いませんでした。

今度の定期演奏会で私が歌う曲はオルフの「カルミナ・ブラーナ」です。今はメンデルスゾーンのワルプルギス?がなんとかという曲をやっているみたいです。
今日は手始めにモーツァルトの「レクイエム」「戴冠ミサ」「ミサプレヴィス」、グリーグの「ペール・ギュント」のCDを買ってみたのですが、もっともっとたくさん知りたいと思います。
有名どころでも、マイナーどころでもいいので、合唱曲をたくさん教えて下さい。とりあえずは有名どころから聴きたいです。一つの曲の中にソロの他にいくつか合唱曲が入っているものでいいので(シューマンの「楽園とペリ」みたいな)、教えて下さい。
フォーレの「レクイエム」はCDを持っています。
とりあえずはオーケストラ伴奏のものですが、知識として他のもの(アカペラ、ピアノ伴奏の合唱)も知っておきたいです。
現代曲も大好きなので時代にこだわることなく教えて下さい。
バッハはたくさんあると思うので、バッハだけというのではなく、多くの作曲家の合唱曲が知りたいです。
どうかよろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (5件)

もう、お勧めしたい合唱曲の根幹の様な曲は大凡お聴きの様ですので私の様な聴くしか能の無い者にはたいしたお答えは出来ませんが・・・・・



19世紀の有名なオペラ作曲家の作品なのに作者の緘口令の所為で20世紀半ばまで公にされなかった合唱曲??が有ります。私は、35年ほど前に、無知識のまま購入した一枚のレコードが、そんな経緯を辿り、購入したレコードが、実は初レコード化された曲だったと知り吃驚した事が有ります。そして、そのレコードは今も私の中では、1~2位を争う愛聴盤です。
宗教曲なのにオペラの様!なるほどイタリア!でも、ヴェルディーとは全く違う明るさ!幼さと才能とが両方とも見える様で好感が持てます。
多くの人に受け入れ易く印象的なメロディー!
それは・・・・・??
●プッチーニ:正式名「四声のためのミサ曲」通名(ミサ・ディ・グローリア)
http://www.geocities.jp/joc255/netcon.htm
http://ml.naxos.jp/?a=HCD31399
http://ml.naxos.jp/?a=8.555304
でも、難点は、フル・オーケストラとテノール&バスのソロが必要!

次に、私の個人的印象ですが、α波が出捲くりで、曲には申し訳ないですが、仕事中の環境音楽(BGM)の様に使っている曲が有ります。α波が出捲くったら仕事どころではないのでは、と、お思いでしょうが、私の場合は言葉としてよりサウンドとして聴いています。
●「東方教会のヨハネ・クリソストモ典礼」
http://www.7andy.jp/cd/detail/?accd=C0982159
これは、アカペラでいけます。

次に、素直で、何となく可愛い宗教曲!シューベルトの人の良さの様なものを感じさせる曲!
●シューベルト:「ドイツ・ミサ曲」
http://ml.naxos.jp/?a=CD94.004(下方に有ります)
これも、オーケストラとオルガンが使われています。

上記とはかなり違ったサウンドで、場合に因っては不気味かも・・・?
●プーランク:黒衣の聖母への連祷(リタニエ)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2001369684 <19曲目(最後の曲)> この曲はオルガンのみ必用のようです。
プーランクが宗教曲ジャンルで作曲を始めるきっかけとなったのは、1936年に発生した友人の自動車事故死といわれています。直後、彼はフランス中部の聖地ロカマドールに行き、有名な黒い聖母に詣でます。そして作曲されたのがこの『黒衣の聖母のためのリタニエLitanies a la Vierge Noire』(1936)。
黒衣の~と訳されてますが、正式には「黒い聖処女」との事。リタニエは「連祷」という祈りの古い形態で、色々な詩句の最後に「我をあわれみたまえ」と言う様な詞が付いて、会衆が、繰返し繰返し唱える形式です。そうしているうちにある種の精神状態に入って行くのでしょう。ちょうど念仏とかお題目を何百遍も唱える様なものでしょうか。
彼の作品で◆「悲しみの聖母」や◆「グローリア ト短調」も面白いです。

最後に、チョッと重厚・重め!ロシア!音楽と文学それに哲学では興味深い国、ロシア!
さすがロシア男声合唱・・・地を這う低音・響き!
●ラフマニノフ:晩祷 op.37
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1973184

ジャンルを拡げると切が無いので、超有名曲を避けて二番目三番目の宗教曲を考えてみました。
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この回答へのお礼

ごうもありがとうございます!
回答がつかなそうなので心配しました。
あげて下さった曲は全て知りませんでした。
ぜひ、聴いて見ようと思います。
また、合唱曲は今まであまり聴いたことがなく、超有名曲も知らないので、超有名曲も教えて下さい。
今は、知識がないため、とりあえず、Wikipediaの作曲家一覧表を出して、有名な作曲家の合唱曲(オペラも)をワードに全て書き写しているところです。でもいっぱいあってどれが有名なのか分かりません。題名だけ知っているのは絶対に聴こうと思っています。

お礼日時:2008/10/15 21:09

ANo.1 hossannpapです。


御免なさい。貴女がソプラノで・・・と言う事をウッカリ忘れていました。
超有名どころもとのリクエストなのですが、モーツァルトやブラームス、シューベルト等である程度思い付かない訳ではありませんが、私の嗜好がその世界に向かわないのか、どうも御紹介する気にならないんです。
そうだ、超短い(演奏スピードに因って2分半~3分半程度)曲を一曲
●モーツァルト:「アヴェ・ヴェルム・コルプス」K.618
ANo.1にも付けた
http://www.geocities.jp/joc255/netcon.htm
に一曲丸ごと有ります。
万人が、癒やされるのではないでしょうか?この曲を嫌う人にお目に掛かった事が無いです(真面に)。
又、オマケですが、同じこのページにある
●ブラームス:「ドイツ・レクイエム」
も、時々無性に聴きたくなります。

舶来曲はこの位にして・・・・
その代わりと言う訳ではないのですが、日本人の作品で4人ばかり、どうしても知っておいて頂きたい方がいます。
なんて言い方は、音大生の貴女には失礼でしたね。
若し、今、ご存知ではなくても、必ずお知りになる日が来る筈の作曲家だと思います。

●高田三郎 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%94%B0% …
http://www.medias.ne.jp/~pas/takata.html
下記ページの下方に色々なキーワードでの高田三郎の検索が出来ます。
この中に、彼の作品で試聴できるサイトも有る筈です。きっと胸に沁みる曲が、沢山見付ると思います。参考にして下さい。
http://www.google.com/search?q=%E9%AB%98%E7%94%B …

●中田喜直 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E7%94%B0% …
http://www.happy-echo.com/cd/index.html
童謡も沢山作った方ですので、当然ご存知だとは思います。この作曲家も絶対に忘れてはいけない、作曲家ではないでしょうか。
(下記)こちらも、高田三郎と同じく色々な曲が見付ると思います。
http://www.google.com/search?q=%E4%B8%AD%E7%94%B …

●武満 徹 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E6%BA%80% …
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AD%A6%E6%BA%80% …
(下記)前出の二人と同様に参考にして下さい。
http://www.google.com/search?hl=ja&rls=com.micro …

●團伊玖磨 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%98%E4%BC%8A% …
彼こそが、近代から現代までの日本を代表する作曲家だと思います。
彼の作品と気が付かずに唄った曲が結構有るのではないでしょうか?
http://www.google.com/search?hl=ja&lr=&rls=com.m …

この再投稿は、当初、高田三郎を知って欲しいとの思いで書き始めました。と、言うのも、この夏、あるコンサートにて、高田三郎作曲:「男声合唱 典礼聖歌」を聴いて、心が波立ち引き込まれ泣いてしまいました。この曲は男声のみなので貴女の参考にはならないでしょうが、コンサートの帰宅後、ネットで彼の作品を試聴して、CDを4枚購入してしまいました。心が硬くなっている時や心が素直でない時など、優しく叱ってくれます。ただ、好きで聴くだけではない曲になってしまいました。別に説教臭い訳ではないのですが・・(微笑)!

この投稿は、何故かとても良い気持ちで書けましたよ!最後まで読んで頂けたなら感謝!です!オヤスミナサイ・・・
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この回答へのお礼

2度の投稿、ありがとうございました!!
高田三郎、中田喜直、武満徹、團伊玖磨は全て知っている作曲家ですが、武満以外は、合唱作品を全く知りません。中田喜直はどこかで超有名な何かを歌った気がします。武満徹は大学のときに専門的に研究していました(不確定性について)
高田三郎は、私は、その娘さんと知り合いで、その方に、お勧めの合唱曲を教えてもらおうと思います。
團伊玖磨は名前だけで1曲も知らないので、これからが楽しみです。
ぜひ、聴いてみたいと思います(^-^)

お礼日時:2008/10/16 11:19

まず,有名なものをいくつか羅列します。



J・S・バッハ: 「マタイ受難曲」「ミサ曲 ロ短調」
ヘンデル: 「メサイア」
モーツァルト: 「キリエ ニ短調K.341」
ベートーヴェン: 「ミサ・ソレムニス」
ベルリオーズ: 「テ・デウム」 「レクイエム」
ヴェルディ:  「レクイエム」
ブラームス: 「ドイツ・レクイエム」
ショスタコーヴィチ: 「森の歌」

この中で私のお気に入りは,
◇J・S・バッハ:「マタイ受難曲」 
  とても美しいです。クラシック中心の合唱団に入ってられるなら,
  知っておいた方がいいでしょうね。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/756918

◇モーツァルト:「キリエ ニ短調K.341」
  購入されたレクイエムK.626が好みに合えば,こちらもお勧めです。
◇ベルリオーズ:「テ・デウム」
  とても力強いです。
この2つが一緒に入っているCDです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1219203


ベートーヴェンの交響曲第9番のように,交響曲の中に合唱が入るものでは,
マーラー: 交響曲第2番,第3番,第8番も有名です。どれもいい曲です。
合唱内容の詳細はこちらで。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%82%B9% …

オーケストラ,独唱,合唱といろいろ混じった1枚ですが,
ヘンデルの有名な曲を集めたCDです。
ヘンデルも聴きやすいです。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/86879


オペラの中での合唱を挙げると,たくさん出てきそうですが,
特に有名でよく知られているものでは,
ヴェルディ:「アイーダ」の凱旋の場の合唱や,
ウェーバー:「魔弾の射手」の狩人の合唱など,
まだまだ,いろいろといい曲はあります。
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この回答へのお礼

全て名前だけで聴いていない曲でした。
これから頑張って知って、幅広い知識をつけたいです!
バッハの「マタイ」や「ヨハネ」はCDを持っていますが、1度も聴かず、奥に入ってしまっているので、とりだして、今すぐにでも聴きたいと思います。
ベルリオーズは「テ・デウム」と「レクイエム」が有名なのですね!
マーラーは2番だけで、3番と8番は聴いたことがありませんでした。
私は今まで、なぜか合唱作品以外の全てのジャンル(ピアノ、協奏曲交響曲、オペラ、リート、歌曲、組曲、交響詩など‥)の作品ばかりを聴いてたくさん知っているので、初めて合唱曲に出会い、その良さが分かってきました。歌を歌うことが好きなので、今後、聴きまくると思います。
私からのお薦めの合唱曲はルトスワフスキ(1913-1996)の「アンリ・ミショーの3つの詩」(1963)です。前衛時代の現代音楽ですが、大変素晴らしい作品です。
ご回答、どうもありがとうございました(^-^)

お礼日時:2008/10/16 11:35

こんにちは。


「楽園とペリ」ってそれはマニアックな,・・・と思ったら(笑)
お久しぶりです。

私は合唱よりはオーケストラ側からの視点がメインなので,残念ながらオーケストラつきしか存じ上げません。

定番系は私は以前回答させていただいていますし(多少の縛りはありましたが),#1~3さまもかなり挙げていらっしゃるので,私は安心して(笑),現代・マイナーOKとのお言葉に甘えましてそっち方面(?)を中心に。

ただその前に二曲だけ,
 ☆モンテヴェルディ 聖母マリアの夕べの祈り
 ☆ハイドン オラトリオ「四季」
の二曲は大変に好きな曲なので,普通の曲(ぉぃ)ですが,私から。

さて,以下,地域別にいきましょう。

【英国】
なんで最初がクラシック辺境地(ぉぃ)の英国なのかといえば,単に個人的な好みです。
20世紀の声楽作品にはいいのがたくさんありますよ。
☆ウォルトン ベルシャザールの饗宴
ストーリーは旧約聖書から。大変に派手な曲です。
☆ヴォーン=ウィリアムス 交響曲第1番「海の交響曲」
交響曲といいながら,全編ほとんど声楽が入っています。分かりやすく壮大な雰囲気。
☆ブリテン 戦争レクイエム
20世紀声楽曲の最大の傑作のひとつ。ぜひに。
知名度でいえば,
☆エルガー 「ゲロンティアスの夢」「神の国」「戴冠式オード」
も挙げてもよいでしょうか。

【独墺】
☆ヒンデミット 前庭に最後のライラックが咲く時
超マニアックと思いますが。タイトルにつられて買った作品ですが,いい曲だったので。(ただし,相当渋い)
☆F・シュミット 七つの封印の書
これも旧約聖書(黙示録)にもとづいた作品です。
そんなにドロドロしているわけではなくて,ブルックナーとR・シュトラウスと前期シェーンベルクをミックスしたような感じ?
☆シェーンベルク グレの歌
シェーンベルク初期~中期の作品で,これも20世紀声楽曲の中では大切な作品のひとつと思います。
管弦楽編成の巨大さはクラシック音楽史上最大級です。
(私の知る限りの最大としては,英国の作曲家ブライアンの交響曲第1番「ゴシック」というのがあり,これも合唱つきですが,内容としてはそれほどオススメできるものではないかも?^^;)

【仏】
フォーレのレクイエムと#1さまのプーランクでだいたいOKかな,と思いますが,
☆オネゲル 「火刑台上のジャンヌ・ダルク」「ダビデ王」「クリスマス・カンタータ」
といったあたりは,質問者さまのような方でないとオススメしにくいので。
☆デュリュフレ レクイエム
はフォーレよりダークな雰囲気ですが,近いといえば近いでしょうか。個人的には好きな曲です。

【露】
☆プロコフィエフ アレクサンドル・ネフスキー
熱い曲です(笑)。
☆ショスタコーヴィチ 交響曲第13番「バビ・ヤール」
「森の歌」は若干なソ連万歳な感じがアレながらももちろんいい曲ですが,彼らしい暗黒系?も挙げてみました。

【東欧】
☆バルトーク カンタータ・プロファーナ(魔法にかけられた鹿)
☆コダーイ ハンガリー詩篇
の二曲はハンガリーから。後者はコダーイの出世作となった作品のようです。前者はマイナーと思いますが個人的に好きな作品。
☆ヤナーチェク グラゴル・ミサ
・・・のあたりまでくると,ちょっと悪乗りしすぎか?という気もしますが(汗),この際ですから(笑)。
ポーランドは・・・私から挙げなくてもいいですよね(^^

【北欧】
意外と思いつきませんね・・・。
☆シベリウス クレルヴォ交響曲
を一応。

この回答への補足

>ポーランドは・・・私から挙げなくてもいいですよね
大丈夫です。プロフィールをお読みになられたのですね?
ポーランドもものは知り尽くしています。
とりわけペンデレツキとかシマノフスキとか‥
大好きです!!

補足日時:2008/10/17 09:43
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この回答へのお礼

ご回答、とっても嬉しいです(^-^)
昨日、Wikipediaを参考に分かる範囲内で有名な作曲家のオペラと合唱曲の一覧表を作りました。その中に、そこに書かれたあるものでは、シェーンベルクの「グレの歌」とヤナーチェクの「グラゴル・ミサ」、ハイドン「四季」を入れてありました。
ところが、その他の作品は、声楽・合唱が入っているとは気づかず、どれも聴いたこともなく、ありません。
一覧表に追加して、聴いてみようと思います。
なぜかオネゲルの「火刑台上のジャンヌ・ダルク」のタイトルに無性に惹かれました。これはすぐにでも買って聴いてみたいと思います!
ご回答、本当に、どうもありがとうございました。

お礼日時:2008/10/17 09:42

有名どころについてはほぼ出尽くした感がありますので、3つだけ挙げさせていただきます。


 ペルゴレージ:「スターバト・マーテル(Stabat Mater)」(女性合唱)
 メンデルスゾーン:「エリヤ(Elijah)」
 ブルックナー:「テ・デウム(Te Deum)」
どれもオケつき合唱曲としては、有名な部類に入るかと思います。


鍵盤楽器つきとしてパッと思いついたのは、以下のとおりです。
 フォーレ:「ラシーヌの雅歌(Cantique de Jean Racine)」(ハルモニウムつき)
 メンデルスゾーン:「わが祈りを聞きたまえ(Hoer mein Bitten, Herr, neige dich zu mir)」、「恵みもてわれらに平和を賜らんことを(Verleih uns Frieden gnaediglich)」(ピアノまたはオルガンつき、ただしオケつき版もあり)
メンデルスゾーンは非常に多くの宗教的合唱曲を残していますね。


無伴奏合唱曲は無数にありますが、小規模な編成のためかあまり有名な作品がないので何をお勧めしていいか難しいものです。
ですが、自分はANo.4さんとは逆に合唱側からの視点がメインですので、いくつか挙げさていただきます。

 ブラームス:「森の夜(Waldesnacht Op.62-3)」(視聴No.6)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/366342

Op.62はすべて無伴奏合唱曲ですが、バラエティに富んでいてどれも歌って楽しい曲ばかりです。
Op.62-3は、単に個人的な趣味から特筆させていただきました。
ブラームスは著名な作曲家のなかでも、とりわけ多くの合唱曲を残した人物のひとりだと思います。
聴きまくるにはちょうどいい相手かもしれません。

 ブルックナー:「この場所は神が作り給いぬ(Loctus iste WAB23)」(視聴No.1)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/55941

ブルックナーには大規模なミサ曲(オケつき合唱曲)がありますが、小規模なモテットにもいい曲があります。
彼のモテットのすべてが無伴奏というわけではありませんが、WAB23は純粋に無伴奏の四部合唱です。
視聴部分だけですと単に「綺麗なだけ」という印象を受けるかもしれませんが、中間部などはしっかり「ブルックナー」です。
もし興味が沸きましたら、YouTubeで「margotlorena」という方の動画リストにある楽譜つき(!)のWAB23を聴いてみてください。
(余談ですが、この方の動画リストには楽譜つきの合唱曲がいろいろあります)

 デュリュフレ:「グレゴリオ聖歌の主題による4つのモテット(Quatre Motets sur des themes gregoriens Op.10)」(視聴No.9~12)
 メシアン:「おお聖餐よ(O sacrum convivium!)」(視聴No.18)
http://www.hmv.co.jp/product/detail/137728

デュリュフレは既にANo.4さんがレクイエムを挙げていらっしゃいますが、無伴奏となるとOp.10になってしまいます。
彼の生涯作品数はとても少ないのですが、それでも「我らの父(Notre Pere Op.14)」を含めて珠玉の無伴奏合唱曲といえるのではないかと思います。
オルガンつきの合唱曲には「クム・ユビロ(Cum Jubilo Op.11)」と「前奏曲、アダージョと『来たれ創造主なる聖霊』によるコラール変奏曲(Prelude, Adagio et Choral varie sur le theme du "Veni Creator" Op.4)」がありますが、残念ながらどちらも男性合唱です…。

メシアンは「トゥーランガリーラ交響曲」が有名ですが、わずかながら無伴奏合唱曲も残しています。
実は「O sacrum convivium!」は、上記CDを購入したことで初めて聴いたのですが、今では愛聴曲のひとつです。

「無伴奏合唱曲」というカテゴリですと、ルネサンス期が最も注目すべき時代だと思います。
「教皇マルチェルスのミサ(Missa Papae Marcelli)」が代表曲のパレストリーナをはじめ、バード、ヴィクトリア。
少なくともこの3人についてはおそらくハズレがないと思いますので、片端から聴いていただければ…。

「惑星」で知られるホルストも多くの合唱曲を残しましたが、あいにく自分がクラシック音楽をほとんど聴かない生活になって久しいので、お勧めできるほどにホルストを知らないのが残念です。

お体、大切になさってください。

参考URL:http://www.panamusica.co.jp/ja/index.html
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