【お題】王手、そして

火山や溶岩を調査し、様々な機器を用いて岩石の化学分析を行うことで具体的にどのようなことがわかるのでしょうか?ご回答よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

まず確認ですが、化学分析は火山を調べるひとつの方法でしかありません。

火山を調べる方法はほかにもたくさんあります。

そのなかで、化学分析によって火山を調べる場合です。
まず、石英(SiO2)の多少、有色鉱物(FeやMgが多い)の多少から、酸性・塩基性の度合いが分かります。これはほぼ噴火のタイプと一致します。石英質の酸性岩が卓越している場合は、温度が低く溶岩ドームを作り火砕流を引き起こすタイプです。有色鉱物が多い場合は、温度が高く流れるような溶岩が定常的に噴き出すタイプです。
また、含水量を調べることで、海底火山やプレートの沈み込みに起因する火山か、そうでないかが分かる場合もあります。
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この回答へのお礼

分かりやすいご回答有り難うございました。

お礼日時:2008/10/29 20:43

むかしこんな話がありました。


大学の実験技官の方が一生懸命化学分析をし、その間教授は薄片状にした岩石サンプルの結晶分布面積を測り、その値が合わないと技官の方は化学分析のやり直しをさせられるのです。
学部後期の無機・分析化学演習で半年間午後一杯、岩石の分析をやりましたが、全然100%にならない。(泣;
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この回答へのお礼

ご回答有り難うございました

お礼日時:2008/10/29 20:45

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