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専門は建築を勉強をしている学部生ですが、さまざまな学問に浮気する癖があり昨日は量子化学を勉強しようと、「初学者のための・・・」みたいな本を借りて勉強しました。
高校時代はセンター試験で化学は満点を取るぐらい好きだったので気合十分でしたが、初めの方のページで「ゼーマン効果」や「シュレディンガー方程式」が当たり前のように使われていて、これぐらいのことは知っているだろうという前提で話が進んでいました。

シュレディンガー方程式(wikipediaより)↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E7%B4%A0% …

初学者用って書いてあったから借りたのに(汗)難しすぎるよ~
どの学問でもいえることですが、大学の先生が書いた本は初学者用、わかりやすいと謳っていても難しすぎると思いませんか?

A 回答 (3件)

ろくな指導経験もないアホが本を書くとそうなります。


初学者とは何か、という定義がないんでしょう。
あるいはあなたがそれを読み落としているか。
だって、初学者とは理系の大学生とは限らないのですから。
高校生かも知れないし中学生かも知れないし、文学部の学生やそこ卒のサラリーマンかも知れません。どれも初学者です。
それが小論文の大学入試なら、タイトルで不合格を喰らうというだけの話です。
文科省が定義をしてくれているわけではないのだから、そこの定義をしっかりやるのが理系の人間の知的な作業でしょう。
普段から試験でふるいにかけてできる奴だけ集めて、ぬるま湯で念仏を唱えている程度のことしかしていないので、指導者の知力が低いままなのです。

本を選ぶときはしっかり立ち読みしましょう。
幸か不幸かそれをせずに大学受験をクリアする人は少なくないですが、本選びも実力の内です。
タイトルに騙されているようではまだまだ。
というか、騙されたり合わなかったりという経験を散々積まなくてはなりませんし、その上で、これなら読める、という経験も積まなくてはなりません。
残念ながら大学レベルの物で後者は少ないんですが。
指導者は指導者で問題ですが、手が止まってしまう学生も問題です。
あいつらダメだと言えるだけのことを今までしてこなかったわけです。
あるいは、上記の通り本選びの経験が足りないわけです。
若いんでしょうから経験を積んでいってください。

図書館にはないかも知れませんが、予備校講師をやっているような人が書いた量子の本が売店等にないでしょうか。
そういう物があったかも知れない程度の記憶で書いていますが。
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とくに物理学の本はそのようなものが多いですね。

社会との接点が少ないのか、浮世離れしているのか。また、量子力学は一般人の実感とは異なるので、それに慣れさせるのが難しいことも挙げられるでしょう(その点、生態学や地球科学などは一般人にも馴染みやすいです)。あの小柴昌俊先生の講演でも、一般市民向けと称して随分難解なお話をされます。
「Newton」初代編集長の竹内均先生や、最近では池内了先生、古いところでは朝永振一郎先生は分かりやすい本を書かれます。執筆者をよく選んでみるのもよいかと思います。

そしてこれは多くの学問分野で言えることですが、分かりやすく書こうとすると、厳密性に欠けることが生じてきます。いくら分かりやすくなっても、何らかの科学的間違いがあることは書けません。ですから科学者はすぐに小難しい定義をし、面倒な数式を扱います。
逆に予備校の先生は、初学者にも非常に分かりやすい説明をします。これは多少の語弊・誤謬に対して眼をつぶっているからと言えるかもしれません。
分かりやすさと厳密さを両方満たす文章が書ければ一番良いのですが、これは非常に難しいことです。方向性こそ違いますが、最先端の物理学で大きな成果を挙げるのと同じくらいの難仕事かと思われます。
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ゼーマン効果は高校で物理をとっていれば出ている筈ですし、シュレーディンガー方程式は教養で物理をとっていれば「知らない」で済まされない筈です。


「初学者のための…」ではなく「化学者のための…」の方をお薦めします。
「初学者のための…」は物理の他の分野は終えている、少なくとも「ニュートン力学」と「電磁気学」は理解している人のための入門書です。
「化学者のための…」系統の本は「電磁気学?なにそれ?美味しい?」程度の人のための本です。
その他「素人のための…」とか「数式を使わない…」とかありますが,かえって分かり難いです。
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