
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
島津斉彬公は、外国船がしきりと来航する日本を憂いて、有力諸侯の共和制による新しい日本、強い日本を目指し、江戸にも出向いて精力的に活動していて、その島津斉彬公に身分を越えて登用され、薫陶をうけたのが、西郷です。
具体的には有力諸侯の共和制に賛成の徳川慶喜を時期将軍にということで、篤姫を輿入れさせ、その嫁入り道具の調達係の役目が西郷でした。
西郷にとって大恩のある斉彬公が、擁立を目指した慶喜を、今攻め滅ぼそうとしている自分に気づいたんだと思います。
書簡は、慶喜擁立のためのいろんな指示の書かれた文書なんでしょう。
また、戦争して国力を消耗していていいのか、それでは、外敵に抗し得ないんじゃないかって思ったかもしれません。
史実では軍艦製造のために幕府が作った横浜の造船所とか、国の近代化のために必要な諸施設(薩摩では幕府に先駆けて造船所、溶鉱炉等を作っているのでその価値を西郷は十分すぎるほど理解している)を、「攻めてくるなら燃やしちゃうよ」って、脅したのが効いてるって事になってます。
もしくは、薩英戦争の時、鹿児島の市街地は丸焼けになりましたが、そのときに何かを見て、ドラマでは小松帯刀が号泣していましたが、実際は西郷が号泣していて、鹿児島の時は避難しきれたようなんですが、大都市の江戸ではたくさんの逃げ遅れが防げないって考えたのかもしれません。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/12/06 16:26
つまりあの書状の束は、慶喜擁立に動いていた時期の命令書や意見書など、政治的な書状であり、徳川家を滅ぼすという西郷の狙いは、島津の殿様の意志をもつぶそうとしていることに気がついたのですね。
これで筋書きがつながりました。
ありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
これは『篤姫』の「NHK大河ドラマ・ストーリー」に書かれていました。
手紙は1通だったはずです。
NHKの『篤姫』の公式ウェブサイトの第48話のところにも書かれています(http://www.nhk.or.jp/taiga/story/st48.html)とおり、かつて、島津斉彬が篤姫に送った手紙です。
『篤姫』では、第28話(http://www.nhk.or.jp/taiga/story/st28.html)で、島津斉彬が亡くなりますが、第48話で篤姫が西郷に見せた手紙は、死の前に斉彬が篤姫に宛てて送った手紙で、「将来、幕府と薩摩が敵同士になるかもしれないが、その時には、薩摩のことや自分のことは気にせず、自分が決めたとおりにするといい。それでこそ自分が選んだ姫である。」という内容でした。
あくまでもドラマの中のフィクションだと思いますけれど。
この回答へのお礼
お礼日時:2008/12/06 16:23
篤姫自身がつつんで渡した手紙はたしかにその内容でした。
番組で読み上げられましたので、わかりました。
私の質問の手紙もしくは書状は、漆の箱にはいっていたもののことです。
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