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ご存知のように、トヨタが大赤字を計上していて
2009年が始まったばかりだというのに、いきなり
「今年は景気がもっと悪くなる」などと盛んに言われています。

トヨタ、最高益から赤字に。下落トレンドの保有には向かないか?↓
http://hati2007.at.webry.info/200812/article_22. …

経済にはあまり詳しくないのでザックリとしか分かりませんが
減益の最も大きな要因は「自動車販売台数の減少で」
その為に、約5700億円の損を出していると読み取ることができます。

ただ、それ以外の要因を1兆円と見積もって差し引いたとしても
まだかなりの利益が残っていますよね?

 2兆2000億-5700億-1兆=6300億

この「残っているはずの利益」は、何に消えてしまったのでしょうか?
本当にサブプライム問題に端を発した売り上げ激減や円高だけのせいなのでしょうか?

ぜひ子供に教えるように噛み砕いた表現で回答頂けると有難いです。

A 回答 (6件)

私もそれ程詳しくないので、参考程度の情報を。


11月の予測に対し、12月22日に発表された修正ですよね。
翌日の日経新聞で読んだ情報ですが、増減益の詳細は、
(1)為替の変動による減益が8900億円、
(2)販売減少が1兆1800億円、
(3)その他の経費増が3700億円、
(4)コスト改善で200億増益、合わせて1500億円程の赤字・・だそうです。
恐らく、5700億という数字は、11月の案に比べ、販売減少だけで5700億減という意味だと思います。
まず、(1)の為替変動について。
すでにコメントがありましたが、トヨタは海外の利益が7割~9割を占めているので、対ドルで1円高になれば200~400億、対ユーロだと30~70億円の損失が出るとされています。色々値を聞くのですが、どの値が正確なのかは私にはわかりません。とにかく、昨年に比べると、ドルだけでも15円~20円の円高になるので、大きな痛手ですね。11月の予測では100円レート換算だったと思うので、90円前半の12月発表はそれだけ減益修正されたと思います。
(2)の販売減少について。
これも、予想以上の影響だったということでしょう。11月のアメリカが前年比34%減の販売、これだけで5700億円の減益だそうです。なんだか、上の数字と被りますね。
(3)その他諸経費の増加
すでにコメントがありますが、急激な販売減の影響で、在庫管理費の増加。他には、リストラ・早期退職者等、人員削減に伴う退職金支払いの費用。後は、前年最高益を踏まえて、設備投資・事業拡大費・研究費が2007年に比べるともしかしたら若干増えているのかもしれません。
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この回答へのお礼

5700億円減は、11月の案に対してという意味だったんですね。
販売減少による収入源の数字とかぶっているので混乱してしまいますね。
(あえて分かりにくくしているのかもしれませんが…)

業種が違うので単純に比較するものではないと思いますが
任天堂はトヨタと同じく海外比率が8割を大きく超える企業であるにも関わらず
前期に比べて増収増益を達成できているというのはスゴイことですね。

ありがとうございました。また回答をじっくり読み直してみたいと思います。

お礼日時:2009/02/01 13:15

もとい。


26兆の売上に対して 昨年2兆2000億の利益
今年は 21兆5千億の売上に対して 利益がマイナス1500億

もともと営業利益率は8%強なわけで、やはり在庫管理費と為替差損の
影響ですねぇ
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
売り上げは確かに減っていますが、それでも21兆5000億もあるんですね…。

お礼日時:2009/01/02 06:31

追記


昨年決算の売上が26億、利益が2兆2000億だったわけで、その金は配当やら内部留保やら
設備投資やら企業買収やらなんやらで会計上処理されているわけですよ。
今期は、売上は21億5千万ありながら、利益はマイナス1500億ってことは
やはり、在庫の維持費と為替差損でしょうよ。利益率が極端に落ちたってことですよ。
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この回答へのお礼

やっぱり在庫過多と為替の影響が大きかったのかもしれませんね。

ただ不思議なのは、営業利益は1500億の赤字なのに
税金などを差し引いた「当期純利益」と呼ばれるものは、500億の黒字なんですよね…。
このあたりがよく分かりません。数字のマジックなのでしょうか…。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/02 06:30

為替差損というのもあるんじゃないのかな。


1ドル110円だったのが90円になれば、3万ドルのレクサスが
330万だったのが270万でしか売れない。
車の利益率って正味20%つまり66万円だとすれば、ほとんど
利益出てないってことになります。
さて問題は作って輸入した在庫や現地生産した車の在庫。
これ置いておくだけで利益を削るタネですよね。
かといって損してまでは売れないし・・・そういう話ではないですかね。

逆に言えば円安になればすこしは黒字になるんじゃないのかな。
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この回答へのお礼

為替差損については私も「そうかもしれない…」と思ったものの
何となく「本業以外の損失」というイメージがあって
有価証券の評価損などと同じで「本業の損益」とは別のような感じもするのですが
これは間違っているのかもしれませんね。

円高が影響を与えていることは間違いないのだと思いますが
それは「円高の影響で、海外で日本車が割高に感じられるようになった」
ということなのかな…と思ったり。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/02 06:23

トヨタでの大幅減益の原因と推測されているのは、


数年前からの異常な収益額と異常なまでの販売台数増加
ではないでしょうか?

過去にバブル経済があったように、自動車業界でもバブルは見えないうちに
膨らみ続けており、はじけたら今回のような大幅減益になった・・・と言われています。円対ドルも同様ですよね。

数十年前から、販売台数・収益ともに右肩上がりだったのですが、そもそも
そこからが今回の悲劇の始まりだったのではないでしょうか?

さて、ご質問の赤字についてですが、販売台数の大幅なダウンはもとより
アメリカでの100万台とも言われている、完成車の在庫。また、新工場
設立計画の減益に伴う建設中止による損失額。新規設備投入・新車投入と
いった開発中止による損失額。
これらの金額が大手企業ならではの金額増となり、今回の赤字になったと思います。

いかに世界に通用するトヨタといっても、
今回見逃した事は大きかったのでは?
しかしながら、そこはトヨタの底力が発揮する所とも、私は見ています。
現に日本政府よりも、本当の意味での聖域なき原価低減を
している噂もありますので。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

「バブル」というのは、株などのように
何となく見えないところで膨らんでいるイメージがあるのですが
必ずしもそうとは言い切れないのかもしれませんね。
ここ数年は、ずっと右肩上がりの状態が続いていたわけで
歯止めが利かなかった部分があったのかもしれません。

>新工場設立計画の減益に伴う建設中止による損失額
>新規設備投入・新車投入といった開発中止による損失額

開発計画が頓挫してしまったことによる損失額もかなりありそうですね。
それにより、見積もっていた売り上げを計上することができなくなったのかもしれませんね。

良くも悪くも、トヨタの動向には日本中(世界も?)が注目するので
どう立て直していくのか注視していく必要がありますね。

ありがとうございました。

お礼日時:2009/01/02 06:17

大赤字を出しているのは、連結の別企業に利益を付け替えている可能性も否定できません。



1.自動車販売の不振といっても、いつの間にかカンバン方式から計画生産及びノルマ販売に戻っており、一部のディーラは在庫を抱えている状況というのが本当でしょう。実際に、見積もられている1兆近い金額の一部はそれに該当すると思います。
2.トヨタ自動車自体の連結はかなりの企業に及んでおり、本体部分である豊田自動織機、豊田工機、豊田中央研究所、アイシン、デンソー、トヨタホーム、ダイハツ自動車、日野自動車、富士重工業、東建コーポレーションなどの企業以外にも、トヨタリース、トヨタレンタカー、トヨタファイナンスなどの企業のうち、「トヨタファイナンス」辺りでサブプライムの影響を受けているのではないか?と推定しています。
3.内部留保自身は、トヨタ自動車本体自身はあると思いますが、それ以外の企業では、カンバン方式が徹底しており内部留保額は少ないように思います。
4.株主配当及びユーロ債の発行が行われており、その債権の償還用の資金分を損金として計上しているのではないか?と推定しております。

以上の要因から、6300億円近い金額が消えているのではないか?と推定しています。なお、連結対象企業もトヨタ自動車株を保有しており、それらに対する株主配当なども影響しているものと推定しています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>一部のディーラは在庫を抱えている状況というのが本当でしょう

「在庫」というのは、資産っぽいイメージがあるのですが
決算においては、利益を圧迫する要因となるのでしょうか?
会計の知識に乏しいのでピンとこないのですが…。

>「トヨタファイナンス」辺りでサブプライムの影響を受けているのではないか?

なるほど…グループ全体で(連結して)決算を出しているわけで
単純に「車が売れなくなったから…」というだけではなく
銀行や証券会社のように、サブプライムの影響をモロに受けている可能性があるのですね。
それなら数字の辻褄が合ってくるのかもしれません。

逆に言えば、過去最高益を出すことができていたのも
「車がそれだけ売れたから…」という単純な理由ではないのかもしれませんね。

内部留保額については、先日の新聞の一面に出ていましたが
トヨタ本体が溜め込んでいたとしても、他の企業にはあまり無いので
グループ全体でみれば、それ程大きな額にはなっていないのかもしれませんね。

今回の大幅減収には
本業以外の部分が大きく影響している可能性がありそうですね。

お礼日時:2009/01/02 06:08

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