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よく雑誌やネットで、OPアンプを変えると音が変わる、という評価がありますが、技術的な点から考えるとどうも釈然としません。たとえば、NJM4558とNJM4580を変えると音が変わるとありますが、帯域幅などあまり変わらず、特性的にもそれほど変わるとは思えません。また帰還をかければ位相特性もかなり改善されるはずです。この辺の純粋な工学的視点と実際はどう、何が違うのでしょうか?

A 回答 (6件)

それはディスクリートの時代からと同じではないでしょうか?



C458やC1000など主に東芝のデバイスは評判が良かったと記憶していますが、
比較対称になったデバイスは、理論的にはどれもこれもおなじトランジスタです。

増幅率を設定し、バイアスを決めて動作させる。

同じことしかやってないんです。使用する抵抗やコンデンサ、電源などは
まったく同一のものでトランジスタだけをかえるということですが、
実際に聞き比べてみると、違うという事実は認めたいと思います。
オペアンプにも同じことが言えても不思議ではありません。
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この回答へのお礼

だいぶ返信がおそくなってしまいました。すぐの回答ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/27 12:07

そうですねぇ…


私も、単なる「好き者」で、機材のOPアンプは良く交換する方なんですが、「純粋な工学的視点でどうか」と言われると、よくわかりません(^^ゞ

ただ、私は「最低12畳ほどの防音リスニングルームを持ちぃの、最低オーディオ機器に100万円は掛けぇの…でもないかぎり、電源ケーブルやスピーカケーブルをメーター1000円~ン万円に替えた所で、大して音なんぞ変わるかいっ!」という主義者ですが(^^ゞ、そんな私でも、4558と4580を差し替えれば、私の安っぽいアンプとスピーカでわかるほど、結構音は違いますねぇ。単純な回路構造の機器ほど、結構顕著に差は出ますねぇ…

まぁ理論的に説明できないんで、回答になってませんが…すいません(^^ゞ
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この回答へのお礼

返信遅くなってすいません。No5さんの回答にもありますが、たしかにこのあたりは違いがわかるのでしょうね。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/27 12:08

NJMxxxxを開発製造している新日本無線株式会社には、社内にオーディオメーカー並の視聴室と良質なオーディオシステムを備え、官能評価(音質を耳で確かめる評価)をしながら回路を煮詰めています。

単純に物理特性のどこがどう違う、という問題ではありません。オーディオは測定器では測定できないレベルの問題を扱っているのではないでしょうか?

効果の有無は別として、ICのピン等にOFCを使った物もあって、なかなか頑張っていると思います。

このあたりはノウハウに属する問題なので、外部に出てくることはまずないでしょう。強いていえば4558より4559になると帯域幅が広がり、に4580になるとドライブ能力も高くなる、というところでしょうか。
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この回答へのお礼

遅くなってすいません。NJRCの情報、ありがとうございます。しかしすごい話で驚いています。。。

お礼日時:2009/03/27 12:10

No.3様がおっしゃっている通り、最後はヒアリングで決める事になります。


新日本無線以外にも、TI(バーブラウン含む)、アナログデバイセズ、ナショセミ、などにもオーディオアンプとして、定評のあるOPアンプがいくつか存在しています。

例えばですが、高周波粋での位相特性が良く、発振しにくい(バイパスコンデンサが多くいらなくてグランドが汚れにくい)とか、低インピーダンス駆動が可能であるとか、CMOS入力でバイアス電流が少なくて済む等の理由が考えられます。

まあ、安定動作しやすいか、そもそも出来が良いか。

その上で、音が良いかどうか。

オーディオアンプは、音を出す為にあるわけで、最終的にはヒアリングで評価している事は言うまでもありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。たしかにいろいろ要素がありそうですね。最終的なヒアリングというのは理解しますが、個人差が気になったりしています(ご回答は不要です)。

お礼日時:2009/03/27 12:11

それらのOPアンプはスルーレートがかなり異なります。



NJM4558: 1 V / us
NJM4559: 2 V / us
NJM4580: 5 V / us

参考URLの下の方にあるスルーレートが不足した場合にサインを正しくバッファすることができずに三角派になってしまうことが示されています。NJM4558で+-15Vの振幅信号で考えると、1 V / usで実現できる三角波の波長は15us×4=60usとなります。これは16.67KHzに相当し、0を切る点での傾きにこのスルーレートで追いつことができるサイン波の周波数は約10.61KHz(=16.67÷(π/2))になります。

これは、大振幅の20KHzのサイン波を再現できないことで、実際には20KHzのサイン波で+-15Vの振幅なんてあり得ないですけど、鋭い立ち上がりに追いつけないない場合があるのではないかと不安になります。

実際には、音声信号(特にCD化された場合)にそれほど大振幅の立ち上がりの鋭いものがあるわけではないと思いますが、音源によっては耳のいい人が高級なスピーカで聴けば違いが分かる場合があると思います。

オーディオの専門家ではありませんが、だいぶ昔ですがOPアンプを使った回路設計を行ってましたので専門家としました。

参考URL:http://www.necel.com/linear/ja/word/oc/word_guid …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。No.2さんのお礼にもかきましたが、このあたりはオーディオ帯域での違いも特性的に明確ですから、音の違いはでそうですね。

お礼日時:2009/03/27 12:13

はじめまして。

ほぼ素人です。

No.4さんの回答によると工学的視点でも既に違いがあるということですね。
質問者さんの帯域幅以外にも工学的視点での回路特製はスルーレート(応答性)など他にも多角的にあるということですね。

スペックで見られる部分はあくまで測定と表現が可能な分かり易い領域であり、
音源の忠実な再現能力などは表現、比較がしづらいものだということだと思います。
全ての可聴領域の全ての立ち上がり立下り特性、電圧特性を表現して比較するのは
メーカ側ではひょっとしたら行っているのかもしれませんが大変手間がかかるのは想像できます。

No.4さんの回答での特性だけとってもこれだけの文書を要するのですから実測を取って表現するとなると…
1ユーザとしては大変手間もかかり、私のような素人には手に負えそうもありません。
(高周波、高電圧側を取れば低い方は必要ないでしょうと思われるかもしれませんが、私は特性には癖があると考えています。)

手間がかからない方法として最後はヒアリングということではないでしょうか。

素人にもスペックを一目見ただけで再現能力がわかるような表現をだれか開発してくれないでしょうかねぇ。
ごめんなさい自分の世界に入ってしまいました。(^^;
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この回答へのお礼

お礼遅くなりすいません。本当にいろいろな要素があるんでしょうね。音と性能、永遠のテーマなのかと思ったりしました。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/27 12:15

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