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よく設計書などを見ていると、コンクリートに
18-5-40とか18-5-25とか書いてあります。
強度・スランプ・最大骨材であると思いますが、
これらのコンクリートの使い分けに明確な基準・指針等はあるのでしょうか?
例えば、桝の基礎には18-8-40とか。
側溝の均し基礎には18-5-40とか。

よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

1)発注者は,工事共通仕様書等で,発注する工種,部位等ごとに標準的な仕様を定めています。

標準的なものを決めるのは円滑に業務を行ううえで必要です。種類によってコンクリート単価も違うので,必要とする費用の計算にも必要です。
2)設計者は,1)の他,建築あるいは土木の関連基準・指針(JASS5,コン示方書等,日本建築学会や土木学会を検索してください)を参考に,必要となるコンクリートを決めます。特殊な施工条件のものに関しては,共通仕様書に記載のないものを入れることもあります。
3)強度(質問者の記載18)は構造物として必要となる構造的な強度以外に,耐久性等も考慮して決めます。もちろん,コストも。2番目の数字はスランプですが,適用構造物,部位毎に大体決まってますが,打込みが難しい箇所ほど大きな値です。3番目の値は,粗骨材の最大寸法です。これは,かぶり,鉄筋間隔等の構造条件で決まりますが,最大寸法が大きいほど,水量やセメント量が少なくなるので温度ひび割れ,単価なども影響します。なお,都市部では建築工事が多いので,40mmの骨材の使用頻度が少なく,生コン屋で置いていない場合もあり,20,25への変更承諾が必要になることもあります。
簡単に記載すれば,以上のようなことですが,スペース上,すべてを記載しているわけではないです。施工者はそういう背景をよく理解し,実際の施工条件との違いも検討して使用する必要があると思います。
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 具体的な使い分けは、発注者側の基準によります。

各自治体や官公庁ごとに設計施工マニュアルが作成されています(市町村の場合は都道府県のマニュアルを準用する場合がほとんど)。
 一般的には、無筋構造物の場合だと18-8-40が普通ですが、厚さが5cm程度の場合は18-8-25を使います。
 鉄筋構造物の場合は、鉄筋の間隔または被りにも依りますが、24-8-25を使うことが多いようです。
 又、コンクリート舗装の場合は、曲げ強度4.5を使用します。
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