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月次決算における売上原価の仕訳についてお教え下さい。

年度決算の仕訳は理解しています。

I(期首商品棚卸高)xxx (商品)xxx
II(商品)xxx (期末商品棚卸高)xxx

決算時に上記のIIIの仕訳を切ることで、学習簿記での
「仕入・繰越商品、繰越商品・仕入」
に該当する処理ができることになります。

月次の場合、期首→月初、期末→月末、と解釈して毎月の末に上記IIIの仕訳を切ると、各月の損益計算は問題なくできますが、複数月合算の試算表を作成すると、期首棚卸高と期末棚卸高も各月の合計額が表示されてしまいます。

簡単な例を挙げますと、12末決算として、

1月月初残高 100、月末 200
2月月初   200、月末 300
3月月初   300、月末 400

だった場合、1~3月通算の試算表で

期首棚卸高:100
期末棚卸高:400
となるべきですが、ソフト上は

期首棚卸高:600
期末棚卸高:900
となってしまうということです。

ソフトの仕様上、期首と期末は各月の残高を合計するようになっているからだと思うのですが、この問題を回避するにはどのような仕訳をすればよいのでしょうか。

宜しくご回答お願いします。

A 回答 (3件)

>2月以降の月末仕訳


>(期首)200(商品)200 →今月の月初(前月末の残高を期首に振替) ←この仕訳は不用です。

>(期末)200(商品)200 →前月の月末残高をクリア
>(商品)300(期末)300 →今月末の商品残高

この2本の仕訳だけが必要です。

>期末商品棚卸高を入れ替えていきます。

↑の為の仕訳を入れることで直近の月末残高を正しく反映させることができる、ということで合っているでしょうか?

そうです。


>そこで別の疑問なのですが、このようにすると直近の月末までの通算では期首・期末とも正しい残高になりますが、途中月の期首は1月の期首となってしまうのではないでしょうか?

>同じく前例で考えると、3月まで確定している場合、1~3月通算の試算表では、
期首:1月の期首残高=前年度末残の100
期末:3月末残高の300
となり、問題はありません。

ここはお考えのとおりです。

>しかし、途中月の例えば2月単月の試算表では
>期首:1月の期首残高(2月の期首ではない)
>期末:2月末残(正しい数字)

単月の試算表(2月単月の発生高の試算表)では、期首棚卸高に入力していないのですから、期首残高は空欄になります。
期末棚卸高の借方、貸方両方に数値が入り損益は正しく表示されます。

累計残高と、単月発生とを良く考えていただければ理解できると思います。
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この回答へのお礼

丁寧な解説ありがとうございます。

>期首残高は空欄になります。
>期末棚卸高の借方、貸方両方に数値が入り損益は正しく表示されます。

(期末棚卸)/(商品)
という仕訳で、期末棚卸の借方(=前月末=当月初)が売上原価のプラス要因となり、結果として当該月の売上原価が正しい数字になるわけですね。

詳しい解説のおかげでよく理解することができました。
改めてお礼申し上げます。

以下、会計ソフトに対するちょっとした不満ですが・・
この仕訳によって各月の売上原価が正しく計算されることは分かりましたが、できれば本来の
売上原価=期首+当月-期末
という式に則った形式で「表現」してほしいものです。
期首棚卸がブランクで期末棚卸の貸借両方使って計算する、という方法はソフトの内部的な処理方法としては別に構わないのですが、月次のT/BやP/Lなどの出力では「期首+当期-期末」と表現したものを出してほしいですね。
やはり、月次P/Lに関してはエクセルで作り直すしかないようです。

お礼日時:2009/04/28 10:10

パソコン会計は弥生に限らずすべて同じかと思いますが


期首月以外は

期末商品棚卸高/商品  前月末棚卸高戻し入れ
商品 /期末商品棚卸高 当月末棚卸高計上

と、期末商品棚卸高を入れ替えていきます。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
理解力不足のため、十分に分かっているか確認をお願いしたいのですが、前述の例では・・・

1月末の仕訳
(期首)100(商品)100 →前年度からの繰越
(商品)200(月末)200 →今月末の残高

2月以降の月末仕訳
(期首)200(商品)200 →今月の月初(前月末の残高を期首に振替)
(期末)200(商品)200 →前月の月末残高をクリア
(商品)300(期末)300 →今月末の商品残高

2月以降は2番目の仕訳(前月末の商品残高をクリアする仕訳)が一本増えることになる。

>期末商品棚卸高を入れ替えていきます。

↑の為の仕訳を入れることで直近の月末残高を正しく反映させることができる、ということで合っているでしょうか?


そこで別の疑問なのですが、このようにすると直近の月末までの通算では期首・期末とも正しい残高になりますが、途中月の期首は1月の期首となってしまうのではないでしょうか?

同じく前例で考えると、3月まで確定している場合、1~3月通算の試算表では、
期首:1月の期首残高=前年度末残の100
期末:3月末残高の300
となり、問題はありません。

しかし、途中月の例えば2月単月の試算表では
期首:1月の期首残高(2月の期首ではない)
期末:2月末残(正しい数字)

となり、単月度での表示に問題が生じるように思われます。


期中において、期首から決算確定月までの通算試算表と各月度の試算表の両方とも正しく表示させるには別な方法が必要なのでしょうか?

恐れ入りますが、上記につきましてもアドバイスお願い致します。

補足日時:2009/04/27 14:14
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補足願います。



>決算時に上記のIIIの仕訳を切ることで・・

「IIIの仕訳」を示して下さい。

この回答への補足

私の書き方が悪かったようです。
「III」ではなく、「IとII」という意図でした。

IとIIの間のスペースが欠落したか、入れ忘れたかしたため、合体して表示されてしまったようです。カンマや「と」を入れるべきでした。
申し訳ございません。

補足日時:2009/04/27 14:11
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