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理学療法士は、関節可動域の維持や拡大の為に必要に応じて、患者さんに関節可動域(ROM)訓練をすると思います。
そこで質問なのですが、ROM訓練(例えば膝関節)の場合、屈曲角度は何を基準に決定しているのでしょうか?
よく「患者の表情を見ながら痛みが生じない程度に屈曲させる」という話を聞くのですが、意識のない患者さんの場合はどうしているのでしょうか?
私は医療系の人間ではありませんが、少し興味があったので質問させていただきました。

A 回答 (2件)

平たく言うと「感触」ですね。



専門用語で言うとエンドフィールが骨性か筋性というのが簡単です。
可動域の最終でコツコツと感じ、それ以上曲がらなさそうなのが骨性で
す。骨性の場合は、それ以上の動きは得られないのでそこまでです。対
して筋性は多少弾力がある感じのこと言います。

屈曲の角度、例えば膝を例にしますと、先ほどいった骨性か筋性は重要
ですね。あとは人工関節ですと、可動域はある程度決まっていますので
それ以上は曲がりません。膝OAなど画像上器質的に問題がる場合は、そ
れ相応の曲がりしかしないことがあります。(ただし、絶対ではありま
せん。)

ざっくり書くとこんな感じです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
非常にわかりやすく、とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/22 20:10

<私は医療系の人間ではありませんが、少し興味があったので質問させていただきました。



おっしゃるように「患者の表情を見ながら痛みが生じない程度に屈曲させる」でよいでしょう。意識がなくとも軽く動かせるものはしてよい・・、力任せにするものではない・・、ということ、結果的に無用な筋・骨・関節の損傷をおこさない という原則 に 準ずれば よい という ことでよいのではないでしょうか?

そして やるからには、悪化させないこと、先週より今週、来週と改善していく、そんなレールに載ってればよい・・、ということでよいのでは?

 

 
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
非常にわかりやすく、とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2009/06/22 20:11

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