プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

京浜商店より売掛金の決済のために受け取り、
過日、港北銀行で割引に付していた、
同店振り出し、当店宛の約束手形\600.000が満期日に支払拒絶されたため、
同銀行より償還請求を受け、小切手を振り出して決済した。
また、期日後利息\2,000は現金で支払い、手形金額とともに京浜商店に対して請求した。

答え
(借)不渡手形 602,000(貸)当座預金 600,000
               現金  2,000

ですが
私は不渡手形が発生した場合は
「不渡手形/受取手形」と暗記していたため
(借)不渡手形 602,000(貸)受取手形 600,000
               現金  2,000
と回答してしまいました。

でもこの場合
「小切手を振り出して決済した。」はどうなるんだろう?とは思いましたが。

質問は
なぜ「受取手形」ではなく「当座預金」なのでしょうか?
問題文に「小切手を振り出して」と書いてあるからですか?

教えてください。

A 回答 (5件)

下の方が書かれているように手形割引時に


(現預金)/(受取手形)
の仕訳がされていますので、不渡となったときに貸方に受取手形はきません。
手形割引は銀行に譲渡した手形が決済されることを前提として前受しているので、振出人が不渡を出した場合には受取人が代わりに一旦銀行に払います。
このとき、受取人から振出人への求償権が発生しますので
(不渡手形:振出人に対するもの)/(現預金:銀行への支払)
となります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。
偶発債務が発生しているから当座預金を払って立て替えているのですね。

お礼日時:2009/05/07 21:38

#4です。



>「(2)銀行で割引の時、」について確認ですが〔貸方〕手形割引は費用ではないのでしょうか?なぜ貸方にくるのですか?

「手形割引」は費用科目ではなく、負債科目です。「借入金」に似ています。

得意先から集金した受取手形(約束手形や為替手形)100万円を銀行に持ちこんで現金化する(←手形を割引してもらう)ときの仕訳は二通りあります。
(1)〔借方〕当座預金1,000,000/〔貸方〕受取手形1,000,000
(2)〔借方〕当座預金1,000,000/〔貸方〕手形割引1,000,000

簿記の勉強では(1)だけかも知れませんが、実務では(2)の仕訳も用いられます。

(2)の仕訳は、集金した受取手形100万円を担保に差入れて100万円のお金を借り入れる、という考えに基づき、「手形割引」という科目を使います。純粋な「借入金」と区別するためです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

「手形割引」と「手形売却損」を同意味だと思っていました。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/11 21:43

>私は不渡手形が発生した場合は「不渡手形/受取手形」と暗記していた・・



この知識は不完全です。


銀行で割引した時の仕訳によって、不渡手形が発生した時の仕訳が決まります。


(1)銀行で割引の時、
〔借方〕当座預金ΔΔΔΔ/〔貸方〕受取手形ΔΔΔΔ
なら、

不渡手形が発生した時、
〔借方〕不渡手形ΔΔΔΔ/〔貸方〕当座預金ΔΔΔΔ


(2)銀行で割引の時、
〔借方〕当座預金ΔΔΔΔ/〔貸方〕手形割引ΔΔΔΔ
なら、

不渡手形が発生した時、
〔借方〕手形割引ΔΔΔΔ/〔貸方〕当座預金ΔΔΔΔ
〔借方〕不渡手形ΔΔΔΔ/〔貸方〕受取手形ΔΔΔΔ

銀行で割引の時に「手形割引」を計上した場合は、不渡手形が発生した時は、二つの仕訳を起さなくてはなりません。


※ご存知のように、小切手を振り出すということは、当座預金から支払うということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

「(2)銀行で割引の時、」について確認ですが
〔貸方〕手形割引は費用ではないのでしょうか?
なぜ貸方にくるのですか?

(借)当座 (貸)受取手形
手形売却損

と覚えてました。
(たぶんこれも不完全な知識だと思います (・ ・;))

お礼日時:2009/05/10 17:10

ご理解いただけたと思いますが念のため。



書かれているように

手形が不渡りになったときの仕訳が「不渡手形/受取手形」

になるのは、不渡りになったときまで裏書譲渡や割引などをせずに手形を所有していたときです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

不渡りになる日まで手形を保有している場合のみ
「不渡手形/受取手形」となるのですね。

お礼日時:2009/05/06 20:15

手形を割り引きに出した時点で


次のような仕訳がされているはずです。

(例)

現金預金 597,000  受取手形 600,000
手形売却損 3,000

この時点で「受取手形」勘定がなくなっています。

不渡りになった時点で貸方に再び「受取手形」を盛ってきたら勘定があいません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

裏書したため満期日には京浜商店は手形を保有していないのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2009/05/06 18:56

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!