アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ふと素朴な疑問が浮かんだので質問したいと思います。

歴史上の出来事(事件)って、いろんな名前がついてますよね。二・二六事件や
アヘン戦争、ボストン茶会事件、最近では湾岸戦争など…

そこで疑問なのですが、こうした歴史上の出来事の名前って誰が決めるもんなんでしょうか?日露戦争などはストレートなのでなんとなくそう決まったのかなとも思えますが、上にあげたようなちょっとひねった(?)名前は一体どうやって決まったんだろうと考えてしまいます。

それに歴史のテストでこうした事件の名前を勝手に変えて書くと×になりますが、この事件の名はこうでなくちゃいけない!という根拠でもあるんでしょうか。やっぱりどこかそういう名前を正式にきめてる機関があるのかなあと思っていたんですが…

どなたか詳しい方おられましたら、ぜひ教えてください。

A 回答 (3件)

確かに、歴史上の事件の名前は色々あって面倒でもありますよね。



極端な例ですが、戦国時代の「姉川の合戦」
これは、徳川家での呼び名で、他に「三田村の合戦」という呼び名
(織田か朝倉がこう言ったはず)も存在します(歴史年表的には「姉川」ですが)

で、事件の名前についてですが、近現代についてはなんとなく、とかマスコミとかが
決める(言い習わしていたものが一般化する)事が多いです。
又、記憶に新しいユーゴスラビアへの空爆などは、戦争(紛争)ですが、
「ユーゴ空爆」などといわれただけで、特に名前がありませんよね。
これも、マスコミが言い習わした固有名詞がいまいちだったため、といえると思います。

昔の事件についてはマスコミなんてありませんから、当然他の方法で決まってくるのですが、
大抵は勝者(事件直後の支配者)側の人間、特に歴史家が書き記したものが
そのまま使用されている事が多いみたいです。

ですから、記述した人のセンスによっていろいろになります。
しかし、あえて「名前を正式に決めてる機関」を上げるならば、2つあります。
一つは歴史学の学会。もう一つは(日本限定ですが)文部科学省の教科書検定委員会です。

一つ目はすぐに納得できる機関だと思います。
教科書検定委員会が、というのは、歴史の事件は教科書で習いますよね。
それを検閲(検定といっていますが、実質検閲のようなものです)している
組織がそれにあたるといえます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
なるほど、名前が決まるのにはいろいろな要因があるわけですね。
教科書検定委員会は盲点でした。たしかに歴史の事件の知識の大部分は教科書からきていますもんね。勉強になりました!

お礼日時:2003/03/29 21:23

明確な決まりは無いのではないでしょうか。


政府発行の公文書に記載される名称が一番正しいのかもしれませんから
該当する省庁の役人が決めるのかな?

戦争については陸軍参謀本部が歴史上の戦を研究史資料として発行しましたし、戦の名称のつけ方にも一定の決まりが設けられたかのようですが
今日見てみると必ずしもそれが一般的に用いられているものでは無いようです。(「関が原の戦」は「関ヶ原の役」など)

日露戦争についても当時の文献をみると皆「明治二十七八の役」(明治27~28年の戦役という意味)と書かれています。
今でも神社やお寺・古くからある公園などへいくと日露戦争戦没者の慰霊碑が建っていますが、それも皆「明治二十七八の役」となっています。
時代が下って昭和九年の歴史教科書資料「歴史地図:三省堂」では日露戦争となっています。

個人的な見解ですが、明治・大正の頃は別にして昭和・平成では
1.関係省庁・当事国の公文書での記載名や公式見解
2.文部省ならびに教育機関・図書出版社の命名
3.学会・学識者の見解による命名
4.新聞テレビなどニュースメディアの命名
5.一般的な風評や名付け
などによって決められているのではないかと思います。
どれが主というより先に広まって世間に認知されたものが、次第に正式名称となっていくと。

1.の場合は別にして言った者勝ち、広まった物勝ち?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
日露戦争も昔は違う呼び名だったんですか。知りませんでした…!
「言った者勝ち、広まった物勝ち」これ、すごく的を得てると思います!
多分、みんなに分かりやすい、親しみやすい呼び方や、ちょっと目をひくような呼び方が広まりやすくて、結果正式名称になるんじゃないかなと思いました。
ありがとうございました、勉強になりました!

お礼日時:2003/03/29 21:43

多くの人が使う表現が幅をきかせるようになります。


最近の例(といっても、もう8年前ですが)で言えば、
気象庁(だったかな?)が決めた「兵庫県南部地震」という語が使われずに、
どこかの新聞社が使った「阪神大震災」(または「阪神淡路大震災」)という語が
もっぱら使われるようになりました。(地震という自然現象の名と震災という
社会現象の名の違いだという説もあるようですが。)
一般的には、誰かが事象を指して仮に呼んだ表現が他の人の支持を得て広く
使われるようになるのではないでしょうか。

言語というものの一般的な性質なんでしょうね。日本語の様々な単語にしても、
誰かが決めたわけではありませんけれど、国語のテストで黒を白と書いたら
やはり×でしょうね。もっとも、時代とともに変化する部分もあって、
例えば現在の国語のテストで「見ることができる」を「見れる」と書いたら
×でしょうけれど、○になるのは時間の問題でしょうから。

ところで「桶狭間の戦い」を「田楽狭間の戦い」と書いたら×なのかな。
史実はこっちだけど...。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
阪神大震災っていう呼び名については確か当時ちょっと問題になりましたよね。
不適切だとか何とか…うろ覚えですが。
やっぱり名前とかって「決める」ものじゃなくて「決まる」ものなのかもしれませんね。みんなが使ってるからそれが正しくなるという。
勉強になりました!

お礼日時:2003/03/29 21:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!