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夜空の眺めていて、ふと感じました。恒星が輝いていますが。定位置ののはなぜなのか。移動していることが定説であると思われます。恒星の直径分程度は数年~数十年で移動しても不思議ではないのかと思うのですが・・・・。
あるいは、地球上でのみかけの恒星は実際の大きさの何倍かに見えていて、移動しても実際はみかけの数十分の一なので余程年数を経ないと確認できないのでしょうか・・・などと考えてみました。
恒星の直径分ぐらいの移動はどのくらいのスパンで確認できるのでしょうか。それはどのような理屈なのでしょうか。教えを請います。

A 回答 (6件)

 No.3の方の回答のとおりです。



 補足すれば、個々の恒星はそれ自身の直径分以上に空間的に移動していますが、移動の検出には比較の対象が必要だということがあります。

 たとえば、宇宙には2つの恒星しかなく、それぞれ同じ向きに同じ速さで動いているとすれば、何年経っても移動は検出できません。いつまでも同じ位置にいるとしか見えません。

 実際には、非常に遠方にあると考えられる天体を基準に角度で位置を測ります。

 さて、おそらく大きな誤解をされているであろうこととして、地上からか宇宙空間からかを問わず、恒星の大きさが「見える」と思われていることがあります。実際問題として、恒星は「点」です。数学的な「点」にきわめて近いと言っても構いません。要するに、恒星の直径など実測できないのです。(ごくわずかな例外はありますが、この例外は将来にわたって例外であり続けるでしょう)

 ですから、見かけの恒星の「大きさ」と比較して移動距離を出すということは不可能です。できることは、数十年に渡る地道な観測で「固有運動」を求め、実際の移動量を求めることぐらいです。

 なお、天文暦、天測暦は、地球の歳差運動によって「恒星の位置座標が見かけ上移動する」ことと、月、太陽、惑星の天球上での位置が年毎に異なることから毎年作られているのであって、恒星それ自体の動きを反映させるために作られているのではありません。年毎に恒星の位置が異なる原因の大部分(99%以上)は、地球の歳差運動のためです。
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1994年のアルタイル(彦星)の位置


一月一日 0000世界時
赤経 4時23分8秒
赤緯 8度51.2分北

1995年一月一日 0000世界時
赤経 4時22分44秒
赤緯 8度51.4分北

イギリスの天測暦から抜粋
動いているでしょう
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移動していますよ


だから天文暦は毎年新しく作り直すのです
固定されたものだったら天文航法も楽になるのにね
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夜空の星(恒星)が自転や公転ではなく、宇宙空間を移動することを「固有運動」といいます。


多くの恒星は固有運動をしています。わが太陽系の太陽も移動しつつあり、地球などの惑星を引き連れたままヘルクレス座の方向に毎秒20kmの速さで動いているそうです。
夜空の星が実は少しずつ移動しているのを発見したのは、かのイギリスの天文学者「ハレー」でした。彼は古代ギリシャのヒッパルコスが観測した星の位置を調べ、約2000年の間にシリウスが0.5°、アークトゥルスが1°ずれていることを突き止めたのです。
現在最も早く動いている恒星として知られるのはへびつかい座のバーナード星で、一年で角度の10秒ほど動くとされています。この速さなら約360年で1°動くことになります。
また下記サイトにあるように北斗七星も10万年後には今とかなり違った形に崩れてしまうことが知られています。
このように恒星は実は動いているのですが、その動きは地球上の我々の人生の長さからすると非常にゆっくりとしており、とても動いているようには見えないのです。しかしいわゆる「天文学的時間」の中では恒星も非常に活動的に移動しているのだと言えます。
下記の「恒星の固有運動」を参照下さい。
http://www.kcg.ac.jp/acm/a1014.html
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角速度とか分かると話が早いのですが・・・



例えば1光年先の恒星が見かけ上1分度動いたと仮定すると、
なんと165,564,000,000kmも動いちゃっているんです。

星の直径なんて太陽の700倍と言われるアンタレスで974,400,000kmぐらいですから、それでさえ直径の170倍ほどは動いちゃってる計算になります

そして太陽系に一番近い恒星でも4光年は離れています。

この辺を総合して考えると、何光年も先の恒星がちょっと動いたところで、見かけ上は殆ど動いてないようにしか見えないってことになるんじゃないでしょうかね。

この回答への補足

距離と角速度については理解できますが、小生の疑問は天体を毎年観察したと仮定して、数年あるいは数十年でその星の直径程度の移動は観察される事があるのではないのでしょうか。
また、
>星の直径なんて太陽の700倍と言われるアンタレスで974,400,000kmぐらいですから・・・
この974,400,000kmと言う数字は太陽から地球までの距離を2倍して円周率をかけた距離に近いですね。そうすると仮に秒速30kmで動いていたと仮定すると1年間で直径分程度は移動する計算になります。(なぜ秒速が地球の公転速度とたとえるのかは全く根拠がないのですが・・。銀河レベルでは秒速数十キロの移動はそれほどとっぴな数字ではないかと思うのですがどうでしょうか。

補足日時:2009/08/05 11:02
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動かないように見えるのは、地球と一緒に動いているからです。



天体で、全く動かない星は、今のところ発見されていません。

自転・公転と、全ての天体はめまぐるしく動いているのが観測されています。

http://www.max.hi-ho.ne.jp/lylle/hoshi1.html
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