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漢字の読みについての質問です。
なぜ “げげん” ではなく “かげん” なのでしょうか?

よろしくお願いします ( ^^

A 回答 (5件)

下弦を「げげん」ではなく、「かげん」と読むのは、単に語呂(音の響き)の悪さによるものだと思われます。



月の場合、上弦・下弦の「上・下」とは、上か下かという空間的なものではなく、満月の「前」か「後」か という"時間的"なものです。(「上旬⇔下旬」、「上半期⇔下半期」、などと同じ使い方です)。 「上弦」は満月より"前"の半月、「下弦」は満月より"後"の半月です。 旧暦では月の満ち欠けを「一月(ひとつき)」の基準とし、新月が1日、満月が中日でしたから、まさに上弦は「月」の前半「上旬」に、下弦は「月」の後半「下旬」になるのです。そういうことからすれば、「じょう」の反対は「げ」となり、「げげんの月」と読むのがただしいのではないかというMockTurtleさんの疑問は当然出てくるところかと思います。

「上下」は普通は「じょうげ」と読みます。「じょう」も「げ」も呉音ですので、呉音同士の組み合わせが自然なのです。しかし、「上下」で「じょうか」と読む場合もなくはありません。一番わかりやすいのは「上下両院」などという場合ですが、上と下という意味でも「じょうか」という場合もあるのです。以下のURLを参考にしてみてください。
  
  http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E4%B …

「上限」「下限」の場合も同じですが、「げ・げ・ん」というように同じ濁音が続くことを嫌って「かげん」となったというのが可能性としては高いようにおもいます。なお、「下下」や「解夏」で「げげ」という読みは存在します。但し、前者は「しもじも」という読み方が一般的でしたし、後者も仏教者以外では「夏解」または「夏明き」と書いて「げあき」という読みが一般的だったようですので、「げげ」という読みは特殊であるといっていいかと思います。
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この回答へのお礼

いつもご回答ありがとうございます。

上限・下限!! しまった、それに気付かなかった‥ ( ̄∇ ̄;
下弦を “げげん” とは読まないことから逆推して、「上弦→上向き、下弦→下向き」説を支持出来ないだろうか‥
実はそんなことを企んでいたのです。その場合上・下をどう説明するのかと言えば、次の通りです(全部想像)。

1)弦月の上下の名称は、実際の月ではなく、満ち欠け図に描かれた月の様子から決められた。

2)現代の図では月の北極が上側だが、昔はこれが時計回りに90度回転した状態で描かれていた。

3)したがって、上弦は弦が上を向き、下弦は下を向いていた。

どうです、画期的でしょう♪ ヽ(´▽`)/
後は読みの面から「下旬の下ではない」ということが言えれば、こいつはひょっとして・・・。しかしjo-zen さんのお蔭で、その推理は早くも崩壊の危機に直面しています (笑)
あ~、面白くもない! (;ーー)ふん

お礼日時:2008/08/13 00:05

再びお邪魔します。



>>>すみません、お月様の話に限定させてください

先程の回答は「かげん」「げげん」のことを言っていますよ。

なぜ「かげん」と言うようになったかについて正確に答えることは、誰もできないと思います。
私は、第一感、濁音が2つ続くのが、美しい月の姿にそぐわないからだと思いました。たぶん、昔の人もそう思ったのであろう、と推測することぐらいしかできませんでした。

しかしながら、
前回回答に挙げた「げ」と読む例は、漢和辞典で「げ」とよむ「下」が頭についている漢熟語を片っ端から書き並べたものです。
つまり、「げ」と呼んでしまっては、空高く輝いている月のイメージに合いません。
ですから、私は、「下弦の月」は「げげんのつき」と読むにはふさわしくないと考えて回答したわけです。


>>>英国の House of Commons も日本では下院と呼ばれますね。

イギリス、アメリカに限らず、世界中の二院制の議院をひっくるめて、Upper House, Lower House と言います。
「下院」は、それらを指すために便宜上用いている訳語に過ぎません。
しかも、日本語としては近代の言葉ですし、Lower House をわざわざ「身分が低い議院」というニュアンスにするため「げいん」とする必要もなかったでしょう。
たぶん、「下弦の月」という言葉が誕生してから1000年ぐらい経ってから「下院」という言葉が生れているのではないでしょうか。
(ちなみに、逆に、日本の参議院と衆議院の英訳は、Upper House, Lower House が普通です。)


>>>それと、下層階級なんて言葉もあったような‥

それは、「下層」という言葉の元々の意味である、
「積み重なった層のうちの下のほうの層」
の比喩です。
ですから、「下層階級」は、例外ではありません。


以上、ご参考になりましたら。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。

> 「下弦の月」は「げげんのつき」と読むにはふさわしくないと考えて回答したわけです。

そうだったんですか、気付きませんでした ( ^^;
そうしますと、結論的にはjo-zen さんと同様「げげ」の響きを嫌ったのだろうということですね。

なお「上院・下院」、「上層・下層」の件ですが、前回のお答えでは、上下の下を “げ” と読むのはむしろ例外であるということでしたので、これらの例を見るとそんな気もしますねという意味で書いたわけです。
まあ、いずれにしてもこれは余談です。

お礼日時:2008/08/13 00:47

こんにちは。

お互い、よくお見かけしますね。  ^^

「げ」という読みは、
・身分や地位が低い(例:下界、下克上、下賤、下人、下卑)
・俗である(例:下品、下世話、下馬評、下劣)
・上位から下位へ落ちる/落とす(例:下向、下獄、下野)
というような場合に、用いられます。

そういう意味では、「上下」は例外かもしれません。
(「上下関係」という言葉はありますが。)
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この回答へのお礼

いつもご回答ありがとうございます。

英国の House of Commons も日本では下院と呼ばれますね。
それと、下層階級なんて言葉もあったような‥

すみません、お月様の話に限定させてください <( _ _ )>

お礼日時:2008/08/12 18:39

かげんのつき      です。




ご参考

http://koyomi8.com/reki_doc/doc_0203.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます ( ^^;

お礼日時:2008/08/12 18:24

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%8B%E5%BC%A6% …
【下弦の月】で検索すればフリ仮名つきでそのまま出てきます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます ( ^^;

お礼日時:2008/08/12 18:26

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