【大喜利】【投稿~9/18】 おとぎ話『桃太郎』の知られざるエピソード

日本では現在、昭和22年施行の学校教育法第11条で 校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。---ということで一応禁止されています。
戦後10年経った頃の中学校には戦前から教師をやっていた人が多く、トンデモ生徒にはビンタを張ったり、頭をガツンとやる先生が複数いましたが、現在ではほとんどいないようです。現在は廊下に立たせたり、腕立て20回とか、マイルドなお仕置きに替っているようです。
ところで、アイルランド出身の作家ジェームスジョイスの書いた物や、昔の映画などを見ると、イギリスの学校などでは結構きつい体罰がなされていたんですね。現在はどうなっていますか? 法律で体罰を禁止していますか? 学校の規則(軽重がありますが)を破った場合、あるいは先生の注意を聞かない児童や生徒に対し、そちらの先生方はどのように対処しているのでしょうか? ヨーロッパ各国の事情を知りたいので宜しくお願いします。

A 回答 (3件)

1です。

誤解を招く投稿、すみませんでした。

私が「高校」と書いたのはギムナジウムのことで、小学校卒業後、大学入学資格試験までの生徒が通うところです。日本でいえば中高一貫校でしょうか。
小学校卒業後、「将来は大学へ行く」と予定した子供たちがギムナジウムに通います。大学へ行かず手に職をつける予定の子供はギムナジウム以外の、ハウプトシューレ、レアルシューレなどへ進みます。いわゆる職業訓練校です。
・・・という事情でした。なので「高校生」と書いたのは、「13歳からおおよそ18歳までのギムナジウムの生徒」のことです。

また、1の回答で、ドイツではモラル教育がない=ドイツ社会は公共道徳がすたれている、と誤解される方がいるかもしれませんので、付記します。
ドイツでは、子供に社会的なふるまい方を教えるのは主に家庭だという印象を受けました。次に教会や地域のコミュニティ、学童保育などの福祉施設です。
こういった場での道徳教育はたいへん厳しい、というイメージがあります。道を歩き、人々の行動を見ていると、弱者をつきとばして自分勝手に振舞う人はまず、見かけません。順番や行列、ドアの出入りなどは全て譲り合いますし、人とぶつかれば笑顔で丁寧に詫びを言い合います。車椅子で旅行している人は多いですが、彼らが「駅員に」補助されていることは少なかったです。周囲の旅客が「お手伝い、してもよろしいですか」と声をかけ、段差や階段の手伝いをしていました。

(ただし、路上や電車での飲食をきびしい目で見る日本とは違って、上品な人でもわりに立ち食い・歩き食いをするなど、日本と違う面はあります)

校則で生徒を縛る考えが薄い、と書いたのには、このような社会的背景もあります。
くりかえしますがドイツも州によって違いますし、これが全てだということではありません。ご参考までに。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。
昔読んだ篠田雄次郎さんの「ドイツ人と日本人」の中に大学の講義を聞きならがパンやコーヒーを食べる学生もいて、音を立てない限り許されているとありました。飲食に関しては悪い行為とは考えられていないようですね。
公共道徳に関しては私も昔、イギリスに滞在した時は脱帽しましたね。
ドイツ人の家庭でのシツケはかなり厳しいと聞いたことがあるんですが、小学校でも今はないんですね。

お礼日時:2009/11/01 10:33

回答ではないのですが、たまたま見かけたので。


ドイツでは以前まで、喫煙が16歳から可能だったようです。
今は18歳に引き上げられているとのこと。
お酒は18歳(ただし種類により規制があったりするらしい)と。
その前提でNo.1さんのお話を読まなければならないと思います。
日本とは法律が違うので。

詳しくはないのですが、恐らく今は言葉で言って聞かせるのが主流だろうと想像します。
想像ですみませんが。

住んだことがないので学校のことは分からず、
旅行でちらっと見かけただけですが(スペイン、イギリス、フランス)、
たとえば公共の場で、職員や係員が大人で客が子供や学生であれば、係員は遠慮しません。
そのきっぱりさ加減と言ったら、日本の比ではありません。
(大人同士でもきっぱり言い聞かせているのを見たことありますが)

現代の日本では無理なんでしょうね。
昔なら他人の子も叱られたでしょうが・・・・

正しい情報かどうか分かりませんが、
ウィキペディアに体罰が禁止されている国という項目がありました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BD%93%E7%BD%B0

EU 体罰 禁止 で検索
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&client=fire …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>公共の場で、職員や係員が大人で客が子供や学生であれば、係員は遠慮しません。
そのきっぱりさ加減と言ったら、日本の比ではありません。

まだそのような道徳は働いているんですね。日本では昔はあったのですが、今は完全に消失しました。日本で消失した理由は何でしょうね?

お礼日時:2009/11/01 10:19

ドイツの事情のみについて回答します。

(過去、滞在していました。今も友人が住んでいます)
19世紀はいざ知らず、現在では学校で体罰ということはまったく聞きません。ありえないというか、体罰の是非を話題にすること自体ないと思います。
(「日本では教師が子供を打つんですか?」と気持ち悪そうに聞かれたことがあります)
反発する児童・生徒には、叱責、沈黙、揶揄、諭旨などが与えられるのでは。

お昼休みなど毎日、高校生が校舎から出て路上にたむろし、喫煙・飲食していましたが、先生がそれを罰したり叱ったりしているのは見たことがありません。
校則を守らせるために重罰を与える、という発想がそもそも無いのではないでしょうか。
校則にしても、日本のように制服や決まった鞄があるわけでなく、頭髪やアクセサリーも自由です。小学生でもピアスをしていますが、別に不良少女ではありません。
喫煙などのルールを破ったツケは本人が背負うもので、教師が暴力をふるったところで何の解決にもならない、と考えているような気がします。

私はドイツ人ではないので正確なところはわかりません。また、ドイツも州によってかなり違います。一個人の意見程度にお読みいただければ幸いです。
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