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ドル高の影響がなぜ円安ポンド高まで…?

10日の24時にバーナンキ議長が「公定歩合を『遠くない将来』に引き上げる可能性」と証言し、ドル円やポンドルなどドルストレートのレートは一気にドル高に急騰しました。
ここまでは、当然のことなのですが…ポンド円やユーロ円などクロス円も暫くして、円安の方向に崩れたのですが、これは一体なぜでしょうか?

バーナンキ証言が、円安ポンド高まで影響を及ぼしたメカニズムを教えて下さい。

この時間帯、日本円⇔米ドル⇔英ポンド⇔日本円のレートを中心に監視していました。
私が見落としていた重要な要素などあれば、ご指摘下さい。

宜しくお願いします

A 回答 (2件)

こんにちは。

直前までギリシャを含むPIIGS諸国の財政破綻懸念(ユーロ安要因)、イギリスのソブリン債格下げ懸念(ポンド安要因)などで、円以外の通貨で米ドル買いが進んでいました。また、リスク回避局面では米ドル以上に円が買われることが常態化しており、ドル円レートも大きく下落していました。

ところが、FRBが米国の金融引き締めに向けて準備しているという議会証言(の原稿発表)は、「リスク」ではなく、どちらかと言うと肯定的な米ドル買い要因であるため、対他通貨とともに対円でもドル買いが起こりました。ヨーロッパ通貨などは(ギリシャ救済報道などがあったにせよ)直前まで売られており、下げ余地が比較的限定的であった(底値警戒感が高まっていた)のに対し、円は危機的状況下(株安、商品安に加え、直前の米12月貿易収支の赤字急拡大)で買われ過ぎていたため、ここで他通貨よりも大きく売られました。この結果、例えばポンドより円の方が相対的、一時的に弱くなり、ポンド円という通貨ペアは上昇するという結果になったものと思われます。

というわけで、No.1回答者さんのおっしゃる通りだと思います。以上、私の解釈を付け加えてみました。
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この回答へのお礼

わかりやすい解説ありがとうございました。

お礼日時:2010/02/12 02:20

ドル安 ユーロ安 ポンド安で円が買われていたものが売られたからだと思いますがどうでしょうか?

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます

お礼日時:2010/02/12 02:21

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