プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

城山三郎著の男子の本懐を読みました.

その中で主人公の浜口首相と井上大蔵大臣が金解禁に踏み切った場面があります.金解禁によって軍部の動きに制約を持たせるなどいろいろな効果があると井上氏などは物語の中でありましたが,実際にどういう仕組みなのかよくわかりません.
金解禁とは一体どのような政策(?)なのか,どういう仕組みなのか,それに伴ってどう社会が変わるのか教えてください!

どのたかわかりやすく教えていただけるとありがたいです!

A 回答 (2件)

「金解禁」1930年(昭和5年)1月11日。


1929年10月24日、ニューヨーク株式市場大暴落。
世界大恐慌が始まるころ、金解禁に踏み切った日本から、600トンもの金が、国外へ流出していく。
どうやら、ここらが、日本を戦争へとつきうごかしていく出発点かもしれません。
「ドキュメント昭和」という、NHKの番組を本にしたものがあります。第6巻に、世界への登場、潰え去ったシナリオ ウォール街からの衝撃、というタイトルの本が、手元にあります。
城山三郎さんが、leyte1 さんに宿題をだしたのです。調べてみてください。80年まえの日本にめぐりあえますよ。

この回答への補足

わかりました!

調べてみます。

なにかいい本があれば紹介してください。

補足日時:2010/04/08 18:16
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金本位制(貿易の決済などを紙幣でおこなっても、価値が移動しないが、金貨幣なら価値が移動する?)に参加したのは、先進国(資本主義経済)では、日本が一番最後でした。

ウォール街の株価暴落の直後で、それが世界大恐慌に発展するとは、だれも予測できなかったのでしょう。
今回の世界同時不況のまえに、金融と経済のグローバル化という、アメリカのルールを世界におしつけて、金融危機を引き起こして、暴落した株を買いあさる、80年前と同じ構図がみえます。
金融危機の発生した、アメリカ合衆国の不況より、日本、ヨーロッパのEU諸国の、弱いところにしわよせがきています。公的資金(税金)を投入された、金融証券株式会社は、国有化されるわけでもなく、ものすごい所得とボーナスをもらっています。
「ドキュメント昭和」の「潰えたシナリオ」の討論には、城山三郎さんも発言していました。
1930年代の世界恐慌から戦争への歴史と、2001年9月11日の同時多発テロから2008年9月15日のリーマンショックから始まる、世界同時不況(金融テロ)に、なにか因縁のようなものを感じます。
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この回答へのお礼

なるほど、こんな昔にもそういう現代とリンクしていたのですね。
なんか不思議です。
ありがとうございました。

お礼日時:2010/04/08 18:16

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