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電車新幹線のパンタグラフはなぜ切れないのですかね。
あれだけのスピードで走っているのになぜパンタグラフは切れないのでしょか。疑問です。誰か教えてくださいね。

A 回答 (6件)

まず、架線についてですが、


ドクターイエローと言う様々な検測を行なう新幹線を約10日に1度走らせて、架線(トロリ線)の摩耗状態を検測します。
架線にレーザーを当てて、摺動面(こすれる面)の大きさを測り、計算してトロリ線の残りの直径を算出します。
一例として、新品直径12.34mmから摩耗後残り直径7.5mm、新品直径15.49mmから摩耗後残り直径8.5mmになると交換します。

また、パンタグラフにはトロリ線と接触する「すり板」と呼ばれるものがあります。
他の回答者様がおっしゃいますように、架線を左右300mm振れるようにジグザグに張り、一部だけ摩耗することで、すり板の一部摩耗を防いでいます。
新幹線のすり板は主成分が鉄で、その他クロム・モリブデン・チタンなどの耐摩耗性・潤滑性のある成分が含まれています。
新幹線のすり板は約2日に1度交換します。
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架線が切れる最大の原因はパンタグラフと架線が着いたり離れたりする事です。


この時大きな電流と共に大きな熱を出して火花が散ります。
新幹線では開発当初から、この現象を回避するための開発をしてきました。
逆に言えば、スピードを出す事より、この解決策が見出されなければ新型車両の導入はないと言ってもいいかもしれません。
さらに試験車を定期的に走らせて点検をし、早期に張り替えるから切れないのです。
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切れない材料
耐摩耗性
定期点検
定期交換
これらの結果です。

その様な事を考えると、
鉄を溶かす溶鉱炉はなぜ溶けないのか
金属を接続する溶接棒はナゼ付かないのか
など、疑問は尽きませんね。
 
 
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切れるのはパンタグラフではなく、架線の方ですね。


パンタグラフとは車輌側の屋根に載っかってる集電装置のことです。

それで、正確には「切れない」のではなく、「切れる前に取り替えている」のですね。
架線だけでなく、パンタグラフ側の擦り板も適宜計画的に取り替えています。
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パンタグラフの全体に当たるように電線がジグザグになっているからです。

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切れる前に交換しているから。

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