
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
>タンパク質は大きく分けて膜タンパク質と水溶性タンパク質がありますよね。
大きく分けてと言いますが、別にそういう分け方は一般的ではないと思います。
まず、「水溶性タンパク質」という言い方は、タンパク質の化学的性質に着目した分類で
「膜タンパク質」はタンパク質が存在するところに着目した分類で、
共通の側面から行なった分類の方法では無いということをきちんと理解するべきです。
ただ、細胞膜は「油」で出来ているので、そこに局在しているタンパク質は「水に溶けない」性質のものが
多くあるので、膜タンパク質と言えば、何となく脂溶性(水溶性でない)タンパク質かな?と
玄人は連想できますが。
で、「膜タンパク質」は、そのタンパク質が機能する場所である膜に存在するタンパク質の総称なので、
調べると「膜でどのような機能を持っているタンパク質たちである」と本に書いてあると思いますが、
一方の「水溶性タンパク質」は化学的な性質を言ったものたので、どのようなタンパク質がと言われても
「水に溶ける」くらいしか共通点は挙げれません。
(っていうか水溶性と言っている時点でそれはわかることなので、いちいち解説する必要ないでしょ?)
つまり、何が言いたいかというと、
そういう分類は一般的じゃなく、もし、「膜タンパク質と水溶性タンパク質」に分ける人がいるとして、
その「水溶性タンパク質」と言っている人が、ある程度何かを想定して言っているはずだということです。
なので、その人に「何のことを指しているのか?」って聞くしかわからないのと、あとは
No1様のおっしゃるように自分で決めて調べるしか無いと思います。
No.1
- 回答日時:
細胞質タンパク質は主に可用性なので、
そういう分け方をされる場合もあるのかな、と思いますが、
大きく分けるとしたら、可溶性タンパク質と不溶性タンパク質の2つ、
あるいは膜タンパク質と核タンパク質と細胞質タンパク質の3つ
くらいに分けるのが普通じゃないかな?と思います。
その名の通り核タンパク質は核で主に働くタンパク質で、
細胞質タンパク質は細胞質で主に働くタンパク質のことです。
膜タンパク質は主に細胞外と細胞内との情報伝達に寄与します。
細胞質タンパク質は細胞質内での生命活動、
および細胞外やオルガネラとの間での情報伝達に寄与します。
細胞外から核への情報伝達も細胞質タンパク質の役目です。
核タンパク質は核外と核外の情報伝達、
および核内でのDNAまわりの生命活動に寄与します。
こう書くとちょっと大雑把な説明なので語弊もありますが・・・
例えば核タンパク質の中にも可溶性の低いタンパク質もあります。
膜タンパク質でもドメイン毎に可溶性ドメインと不溶性ドメインがあり、
膜貫通ドメインは不溶性、細胞質ドメインは可溶性だったりします。
ですのでこれらの分類は切り分けて考えた方がいいでしょう。
調べ方としては、恐らく膜タンパク質、核タンパク質、細胞質タンパク質
といった分類で調べていかれればいろいろ出てくるかと思います。
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