プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

真空管アンプのノイズで困っています。

昨年、数十年ぶりに6SN7‐GTB+2A3(シングルで交流点火)の真空管アンプを自作しました。配線ミスも無く音は出ましたが、無信号時(待機状態)のノイズが大きくて気になっています。

(濁ったブーンではなく)ウーンというノイズで、2A3のみではごく小さいのですが、初段管を挿すとかなり大きな音です。
アースが怪しいと考えて、当初の一点集中方式からニアバイ方式に変えてみましたが、状態は何も変わりません。信号が入るとノイズは収まりますが、無信号時を何とかもう少し減らせないものか、1年経った今でも思っています。

(回路図の添付の仕方が分からず申し訳ありませんが)

質問1)ノイズの原因はアースの他には何が考えられるでしょうか?(シャーシのサイズは40cmx30cmx6cmで大きくはありませんが、部品配置が極端に接近しているとも思えません)

質問2)何かの本で、初段に使った6SN7‐GTBは、耐久性はあるものの固有ノイズが大きいという記事を読んだ事がありますが、これは記事のとおりでしょうか?

質問3)ならば、現在の回路を変更せずに、6SN7‐GTBを差し替えて使える球はないでしょうか?

音そのものは、常用のELEKITの6BM8とは比べ物にならない良い音で、何とか活かしたいのです。

すみませんが、宜しくお願いします。

A 回答 (4件)

No.3です。



代替管の名前、間違ってました。正しくは6FQ7/6CG7でした。訂正します。

2A3シングルアンプでしたね。6SN7GTBを使うこととして低雑音化のため、直流点火する前に以下のことも試してみてください。

1.6SN7GTBのヒーター端子に2A3と同様にハムバランサーをつける

通常、傍熱管のヒーターは片側接地することが多いですが、ノイズがあるときはハムバランサーが有効なときがあります。昔はプリアンプでは常識でした。


2.6SN7GTBのヒーターにバイアスをかける

2A3シングルだと自己バイアスだと思いますが、バイアス抵抗の電圧(たぶん45Vくらい)を10~20KΩの抵抗を通して6SN7GTBのヒーター端子と接続します。これでノイズが激減するときがあります。
昔の真空管(特に戦前)はヒーターカソード間の絶縁がよくない球が多々あったので(特にヨーロッパ球に多い)常套手段でした。

試してみてください。




中年のオーディオファンより
    • good
    • 0
この回答へのお礼

fcd7308さん。
コメントありがとうございました。
後で添付ファイルのやり方を調べて、回路図を載せたいと思っています。
お目に止まりましたら、またコメントを頂きたく。

お礼日時:2010/09/06 20:19

6SN7GTBは最近のものでしょうか?



最近作られたGT管は(といっても20年くらい前ですが)品質の悪いものが多く、ヒーター、カソード間の絶縁が悪くてすごいノイズを出す球がたまにあって、このような球はヒーターを直流点火しなければ使えないようです。20年くらい前のラジオ技術誌で話題になってました。10本買ったら6本ダメだったとか・・・

GT管で同じ特性の球は無いのでMT管の6GQ7/6CG7を使われてはいかがでしょう。全くの同特性の球でいまでも作られています。外観にこだわるのでなければオススメです。


中年のオーディオマニアより
    • good
    • 0
この回答へのお礼

fcd7308さん。
6SN7-GTBは、アンプ完成時に秋葉原の専門ショップから購入しましたが、エージング済みだけ確認し、いつ頃の製造なのかは未確認でした。
代替球の情報、ありがとうございます。
交流→直流点火とNFB値変更の前に、6SN7-GTBを別のものに差し替えてどうなるか、それを先ず確認しようと思います。
それでダメなら回路の手直し(代替球への変更含む)にトライしてみます。

皆様のご協力に感謝いたします。

お礼日時:2010/09/04 15:29

平滑回路の電解コンデンサー容量を増やして(リード線等で手持ちの物を並列仮付けテスト)効果を診てください。

 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

yamame17gouさん。
ありがとうございました。
アンプを作るといっても、殆どプラモデル感覚でやっています。
もう少し頑張って完成度を高めたいと思っています。

お礼日時:2010/09/04 09:50

回路図も実部も拝見できないので想像ですが、ハムの生ずる原因として、



(1)電源のノイズ。 電解コンデンサーの容量抜け
(1)ヒーターの誘導ノイズ
(3)グリッド抵抗からのノイズ
(4)ゲインが大きすぎる

というようなところでしょうか。

(1)は古いコンデンサーを使うとたまににあります。

(2)は、直流点火か、ヒータートランスを分けるという人もいるようです。

(3)は抵抗を取り替える、低い抵抗値にするなどの方法があります。

(4)は回路の手直しですが、手っ取り早いのはNFBを増やすことです。NFBに嫌悪感を持つ方が多いようですが、基本的には回路の改良として出来た技術で、すべて悪いこととは思いません。


あと、私の古いアンプでは、電源トランスの鳴きが出て、電源を入れるだけでかなりの音が出るということがありました。これはアンプを少し傾けるととまるポイントがあり、何時も少し斜め上を見ながら鳴っています。

勿論個別の真空管の問題ということもあり、交換するだけで解決ということがないわけでもありまっせん。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

yosifuji2002さん。
アドバイスありがとうございました。
直流点火に変更することとNFB値を変えてみることで、トライしてみます。

お礼日時:2010/09/04 09:46

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

このQ&Aを見た人はこんなQ&Aも見ています