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No.2
- 回答日時:
出発物質であることは確かですが、そこから先は幾分曖昧です。
たとえば、ベンゼンをニトロ化してニトロベンゼンにするのであればベンゼンが基質であると考えるのが普通であり、「ベンゼンをニトロ化する」という言い方自体がそれを意識したものです。
しかし、同じ反応を、「硝酸をフェニル化する」ということも可能であり、そうすれば硝酸が基質ということになります。まあ、普通はそういう言い方はしませんけどね。
要するに反応を行う際に、出発物質の中で主役になるものを習慣的に基質と呼びます。ただし何を主役と考えるかということ自体も習慣的なもので明確な決まりがあるわけではありません。
また、主役が1人であるとは限らないように、基質も1種類とは限りません。たとえば、クロスカップリングなどの反応であれば、どれか1つのみを基質であるとはいえない例も多いでしょう。

No.1
- 回答日時:
有機合成の場合、主骨格をなす原料を「基質」と呼び、合成に使う比較的小さく活性化した部分を「試剤」と呼びます。
英語で言うと、基質はsubstrate、試剤はreagent。
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