
大学生です。
アフリカについて興味がわき調べているんですが、その過程で、コーヒーに行き着きました。
「モカ」豆で有名なエチオピアのコーヒー農家が、まったく儲からない、ということを知りました。
この国のコーヒー豆生産量も、世界の0.6%に過ぎない、ということも。
つまり、ブルーマウンテンのようにブランドが付いているわけでもなく、(素人ですので、もしかしたらモカがブランドかも知れないです・・・^^:)アメリカやブラジルなどの大生産国に値段を操作される側にあり、儲からない、ということだと思います。
ここで疑問におもったんですが、儲からないのなら、別の作物に変えればいいじゃないか、なぜコーヒー豆を作り続けているのか?と。
植民地時代というか、奴隷制度もないハズなのに、まさか先進国のいいなりで栽培している、ということはありえないと思うんですが・・・
いかんせんアフリカや奴隷制度の知識が足りないので、的外れな意見かも知れません。
元宗主国からの、××を作らないと・・・分かってるよな?というような、「見えない植民地化」というものがあるのかも知れませんが、そこら辺についても教えていただきたいです。
まとめると、
・儲からないのにコーヒー豆栽培を続ける理由
・アフリカの現在の植民地化について。
上記について教えていただきたいです。
一つだけに答える、質問がある、聞きたいことをもっと狭めてよ、など、なんでも気軽に書いてくださって構いません。
よろしくお願いします。
No.1ベストアンサー
- 回答日時:
モカは有名なブランドだと思います。
洋菓子ではコーヒーを使ったものにモカ○○などとモカが付く事が多いようです。
コーヒーの代名詞となっているということですかね。
ということで、ブラジル産やインスタントを使ってもモカといいます。
2009年の統計ではエチオピアのコーヒー豆生産量は世界の3.8%のようですが最新のものは0.6%なのですか。驚きです。
コーヒーは熱帯高地が栽培適地で、嗜好性が強く保存性の高い国際商品作物ですから、市場価格が上がっても、儲けるのは中間業者。生産者にその恩恵が届く事は無いのでしょうね。
日本の農家でも多かれ少なかれ似たようなものです。
スーパーで一本150円で売っている大根も農家が手にするお金は1本あたり15円~20円位とか。道の駅とか直売所で70円で売っても農家にとっては利が大きいわけです。コーヒーやカカオのような国際商品作物は中間業者も多いし、商品先物市場で、投資家の思惑だけで価格は動くし、生産者の意向が価格決定に入る余地はないようです。そこで細々ながら、フェアトレードなんてものもあります。
農業で転作は難しいです。コーヒーのような果樹はとても難しいです。作物によって、栽培方法が違うし、まして収穫できるのは何年も先ですから。
その上、栽培適地が特殊な環境ですから、さらに転作も難しいでしょうね。
需要があって転作し易く、収穫も早いものだと芥子や大麻なんてこともあったりして。
余談ですが、エチオピア周辺は政情や治安の不安定なところで、一昨年だったと思いますが、それが原因にもなってモカが一時的に日本から消えててしまいました。もちろん現在は入ってきています。
植民地と結びつけられなくてすみません。
この回答への補足
回答ありがとうございます!
フェアトレードも調べましたが、結局これも現地の仲介業者が儲かる仕組みになっているものもあるみたいです・・・すべてではないと思いたいですね。
本題ですが、コーヒーは一年草というか、単作の作物ではないから転作しにくい、ということですね?
さらに言えば、
・土地も痩せてたりで、栽培可能な作物は限られてくるから、
・外貨獲得の作物だから
ということも理由にあげられますか?
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