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動画の解像度について教えてください。

フルHDで30fps と 1920×1080ピクセルで30FPS と 1280×720の60FPS とでは、どれが一般的に画質がいいんでしょうか?
どれが違和感なく見れるんでしょうか?

またどんなシーンに適してるのがありましたら、教えてください。

よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

画質は、単に解像度や、フレームレートで決まる物ではありませんので、これにどちらだと回答する人がいるとすれば、それは画質に関する知識を持っていない方だと思いますが、シーンという観点であれば、一般的な回答は可能ですので回答します。



一般的な回答として伸張時(圧縮したデータを元の大きさに戻した時)のデータ量で見ると、1280×720ドットの60fps(60P)の方が、1秒間に消費するデータ量は多くなります。即ち、データ量が多いため、綺麗に見える可能性があります。ただし、画質の善し悪しは、ビットレート(一定の単位時間で必要とするデータ量)によって決まります。そのため、圧縮された映像においては、それが必ずしも高画質とは限りません。(同じ放送波でデータ帯域なら圧縮率の低い方が高画質です)
さらに解像度に重きを置いた1920ドット×1080ドットのFullHDと、フレーム枚数に重きを置いた1280×720では、目指す物が異なりますので、何とも言えません。

一般に、一刻一秒が大事なもの、例えばスポーツ中継や、ライブ映像、極めて動きの多い自然の描写(滝や動物の瞬時の動き)などでとにかく一瞬を正確に示したい場合は、毎秒のフレーム数が多いほど、フレームとフレームの間に生じるぶれやぼけが低減され高画質に見えます。即ち、液晶などで言えば倍速や四倍速駆動に相当します。
インターネット上の書き込みでは、「ぬるぬる」動くという言い方がされますが、コマが途切れることなく円滑に流れる様は、プログレッシブ描画の強みです。ただ、フルHDのディスプレイで再現すると細部や、画像内の色が反転するエッジなどで、粗いノイズが見られるかも知れません。
即ち、動きには強いが、そのフレームに関する解像感は劣るのです。

それに対して、FullHDの強みは、1つのフレームに対する美しさにあります。写真で言えば、1280ドット×720ドットより、1920×1080ドットの方が綺麗になるのと同じです。そもそもの考え方として、例えばフレームとフレームでの動きに差がさほど生じなければ、解像度が高いことの方が有利かもしれません。例えば、単に同じ絵画を表示するだけなら、1920×1080ドットの方が細部まで表現できます。
その代わり動きの激しい動画では、フレームとフレームの間でのずれがぶれとして再現されしっかり描写出来ないかも知れません。

ということになります。
単純に、どちらか一方であれば、綺麗に見える訳ではありません。得手不得手があると思うべきでしょう。尚、例えどちらか一方の解像度でも違和感を感じる人は希だと思います。その差は、実質的に存在しても、ここ数年はテレビの性能が向上し、廉価機種でもそれなりの見栄えにする技術が開発されています。これが、画像処理エンジンの力です。
特に、この二年は東芝などが超解像や、フレーム補間技術(倍速、4倍速、8倍速駆動)を強化したことで、どちらにしてもかなりの品質に達しているのです。


最後に、違和感を質問者様が感じる映像があるとすれば、それはたぶん画像処理エンジンの処理が苦手とする映像でしょう。細菌は、BSでさえもNHK BS-Hiが終了してから、最高品質のNHK BSプレミアムでさえも画質は低下しているように見受けられますし、地デジに到っては、ビットレート不足が明らかに分かるほど細部の揺らぎ(ノイズ)が見られるレベルです。
そのため、近年の機種なら画像処理エンジンがそれらを出来る限り、見えないように補正しているはずです。それでも、おかしいと感じる場合は、そのテレビ(画像処理エンジン)が苦手とするシーンなのです。

という結論になります。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

ビデオカメラに設定する場合は、その都度シーンに合わした設定にする必要があるということでしょうか?

補足日時:2011/11/16 22:45
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