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対策として高い防波堤の建設を主体として検討中のようですが、システム全体を密閉式にはできないのでしょうか?(非常用電源も含む)
建造物も密閉式にして、換気口のみ30mくらいの高さの煙突にすべきです。
このほうが防波堤よりもずっと確実ではありませんか?

A 回答 (7件)

おっしゃるアイデアは地下式というもので検討されているものと基本的には同等だと思います。

完全地下密閉式でメンテナンスフリー、つまり一度燃料を入れたらそれで終わり、あと燃え尽きたらそのままという使い捨てのものも実用化に向けて検討されているそうです。もっとも、出力は巨大にはできないようです。こういうものが出来るのだから、理論的には換気口もつくらず冷却系も含めて全部循環型にすることは可能だと思います。ただ出力が限定されることでコストの面でのブレークスルーが難しいのでしょう。
従来の地下方式は何人かの議員さんも以前から主張されていました。
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もう、意味ないです。


原子力発電の売りは、低コストです。そんなに発電所に金をかけたら、もう原子力発電にこだわる必要性はなくなります。原子力潜水艦が存在しますから、あなた様のご意見は、科学的には正しいのですが、商売としてはなりたちません。今回の深刻事故も、非常用電源をタービン建屋ではなく堅牢な原子炉建屋、地下ではなく屋上に設置しておれば全電源喪失には至りませんでした。
ディーゼル発電機ですらケチる電力会社が安全対策に十分な金をかけるはずはないのです。
もうひとつ、直接原発に関係しませんが、オフサイトセンターという施設があり、本来深刻事故発生時は、事故対策本部となり、最前線基地となるべき施設ですが、今回の事故発生時、ことらも非常用電源喪失というか故障中で、役に立ちませんでした。通話可能電話は衛星通信電話1本だけと云うあり様でした。報道されませんが、これが最前線本部の実力です。電力会社なのに電気が造ることも送ることもできない人たちが深刻事故を発生させ、さらに深刻な事故に発展させました。あまた様のグッドアイデアも出力会社のお偉いさんには聞こえません。
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福島3号機のように、炉心溶融を起こしたら、中性子は1mのコンクリート壁でも平気で突き抜けますよ。



密閉式なんて絶対あり得ない。

電源も外部からでないと供給出来ないです。それが止まったら冷却能力停止メルトダウンです。
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フクシマ事故の津波対策としては、コストを度外視すればそういう方法もありでしょうが、それがすべての原発の地震や津波対策に役立つことはありません。



中越地震の時、柏崎原発では地盤に高低差ができて火事を起こしました.震源がより近かったり高低差がもう少し大きければ配管系が同時に多数箇所破損し、とんでもないことになっていたでしょう。

フクシマの場合は想定外の高さの津波で非常電源系が破壊され手が付けられなくなりましたが、津波は高さだけが問題ではありません。引き潮も原発にとっては脅威なのです。原発は海水を二次冷却水として使っていますが、大規模な引き潮が起きると冷却水の取り入れ口が海面から顔を出し空気を吸い込んでしまいます。この空気は冷却機能を損ない、原発の冷却に齟齬をきたします。

もっと恐ろしいのは地震により大規模な隆起が起きると冷却水の取り入れ口が海面より上側になってしまい、海面が正常な高さに戻っても二次冷却系が機能しないという事態も起きるのです。これは浜岡原発で最も起こりうる脅威です。

今回の事故から得られた知見に基づいて他にも配慮しなくてはならないことは無数にあります。工学者はそれらを総合的に検討し、今後の対策を検討しています。gusinさんはテレビやネットでかじった断片的知識で提案をしているつもりでしょうが、そんなものは工学者にとっては素人の思いつきにすぎないと言っても過言ではないでしょう。
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原発が他の発電所と違うのは、取り返しのつかない


事故が起こりうるということですね。

ここまでやれば大丈夫、ということをやると
原発を造るコストがそれだけ上がります。

もし30mの津波を前提として原発を造るのなら、
それはもう

原発の発電コスト>火力の発電コスト

となるのは間違いなく、自由競争の中では
原発はとても生き残れません。

原発だけは安かろう、悪かろうでは済まされません。
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でも、今回の水素爆発なんぞを見ると、密閉された状態で建屋内に水素ガスが充満してその水素を逃がす方法が無くて爆発したことを考えると何でもかんでも密閉することが問題解決には繋がらないのではないか?



今回は爆発した事で、建屋の外からの注水が出来たという事もあるし・・・・

仰る建造方法も既存の原発への適用ではなく新造の原発への提案と見ましたが、それならばそもそも30mとか40mの高台に建造するのが妥当な方法なんではないか?

その上で、バッテリーや非常用発電機なんかを水密空間に設置して吸排気管を更に20m、30m伸ばせばトータルで海抜50m60mは稼げる。
海岸線の形状などを考慮すれば、どんなに高くとも50mは越えないモンだと考えています。

それ以上が来たら、その時はその時で諦める。
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炉自身はおっしゃるとおりの構造で地下に埋め込まれる形になっていますよ。

ところが電源装置がそうなっていなかっただけのことなのです。対策は電源を二重三重に用意して万が一にも冷却水の供給が途絶えることがないようにすればいいのです。
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