プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

多くのヨーロッパの中小都市は日本と比べると都市の規模のわりに中心部に商業店舗が密集し、栄えているように思えます。特にオランダなんかはKampenのような小さな町でも整然と商店が並び、同規模の日本の町と比べるとけた違いに栄えているように見えます。なぜ欧州は小さな都市でもあんなに中心部が栄えているのでしょうか?

A 回答 (7件)

近隣から集まってくるのでは。

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基本的に、地域経済の保護に対する姿勢が日本とは段違いだからでしょう。


大都市なら兎も角、地方の小都市だと、大型店舗の出店は日本より遥に厳しい規制が掛かると聞いたことがあります。
それだけでなく、地域経済がきちんと回る施策が上手く機能しているからでしょう。
詳細は、大使館などに尋ねるといろいろ教えてくれると思いますよ。
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それは市がそのような方針を明確に打ち出しているからです。

パリの建築技師が東京の建築技師を羨ましがって言いました。「きみたちは何だって建てられるから羨ましいよ」
パリでは高さや建物の種類まで決められているそうです。

日本は商業地に住宅なども混じっていてなんだか都市景観についてのセンスが足りません。電信柱などがにょきにょき生えている。大都市では電信柱は地下化するのが普通です。
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 ヨーロッパ大陸の都市の都心は商業だけでなく、文化(劇場、ホール、美術館など)や社会交流(高級ホテル、カフェ、レストラン、教会、公園など)の中枢で、市民生活の焦点になっています。

また、街路に面した建物の1階は店舗になっていますが、2階から上は住居スペースとなっていて、用途変更を規制する仕組みもあります。

 このため、経済的に恵まれた階層が都心の周囲に居住して都市的な生活を享受する一方、郊外は単調で退屈な住宅地で、高級店やレストランなどにとって魅力のない場所です。

 アメリカやイギリスは空間にゆとりがあり、緑が豊かな田園的郊外が好まれていますが、ヨーロッパ大陸では郊外はゴミゴミした工場地帯か公営団地地区というイメージです。

 もちろん、都心の景観、環境、資産的価値を保つための都市計画上のさまざまな規制も重要ですが、歴史的に形成された都市生活の豊かさを享受する市民の存在がなによりの要因だろうと思います。
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現在のヨーロッパの各都市は、ほぼ全て城壁都市から出発しています。



城壁都市はその名の通り、城を中心に商業地を含む都市を壁で囲っていましたので、日本の都市よりもそもそもの集積度が強かったのです。

また各都市はその周りに農地や放牧地を囲い、大きな城壁都市は周辺に衛星城壁都市を持つという形式でしたので、点と点を結ぶ郊外にはなにもないのが普通であり、現在でも都市機能が郊外に広がるということをあまりしないのが普通なのです。

それに対して、日本の場合は中小都市といってもそもそもの「都市の面積」がものすごく広いのが特徴です。
また商業の集積地も昔の武家が集まる行政地とその周辺と町民が住む住宅地とその周辺、そして有力な寺社仏閣が並ぶ地域の市場など分散しているのが普通だったといえます。

そのためたとえば東京などは江戸時代から現代まで、世界に類をみないほど「広い都市」だといえます。たとえば、パリもニューヨーク(マンハッタン地区のみ)も都市としては大きいのですが、ほぼ山手線の内側に入ってしまいます。

日本の場合は堀はあったものの城壁をもたなかったため、心理的にはどこまでも都市空間が広げられたことが、逆に集積度を下げて行ったのだと思います。
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私が本等で読んだり、実際に現地で感じたことなのですが、ドイツでは従来から政治や文化が地方の町を中心に発展してきたのです。

日本では明治政府が強引に中央集権てきな政治を行い、地方文化を消し去ろうとしたのでしょう。
ドイツでは大学、劇場、オーケストラ、などが人口が僅か?10万にも達しない地方都市に設置されております。それぞれが
中心になっています。日本みたいに、特に戦後は、どの町に行ってもxxx銀座があり、同じような町並みに変更された、なんて
事はドイツではありえないでしょう。戦争で壊滅的になった都市も主なところは、中心地の歴史的町並みを忠実に復元されています。 それと、汽車でたびすると、各町同士が切れ目無く繋がっているような風景にあまりお目に掛かりません。
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すでにお答えになった方々の見解が主たる理由なのでしょう。


ところで、ちょっと、脇道のことを、、、、
 
日本の住宅地でも最近開発されたところは、商店や飲食店は、住宅域と分かれていることが多いように思います。米国でも、住宅地とモールなどのあるところは離れていることが多いです。私などの感覚では、歩行範囲に最寄り商店があって欲しいのですが、どうもそのようには思わない人が多いようです。もしも、商店や飲食店は集中的に存在し、住宅地との混在は好ましくないと考える人が多ければ、半径10kmの範囲では、1箇所の中心にダウンタウン・商業地区・繁華街・(オフィス街、ビジネス街)業務地区を置き、その他の場所には作らないような心理が働くのではないでしょうか。
 
日本でも、江戸時代やそのもっと昔は、商店や飲食店は集中的に存在して、周辺部には散在しないということはなかったでしょうか。 昔の城下町の地図を見ても、狭いところに商家等が集中していたようです。
日本では、近代、現代になって急激な経済成長で地方でも活性化し、地方都市の中心部にも人口が集中したときに、従来の中心部だけでなくその周辺にも住宅が増え、その集中してきた住民対象に商店や飲食店、各種施設が、新地・新開地に出店したので、結果的に住宅と店が中心部の周辺に広域に広がったのではないでしょうか。それも鉄道沿線に沿うような形になったのことも影響しているのではないかと思います。
http://www4.city.kanazawa.lg.jp/11104/bunkazaima …
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