
SFはずーっと苦手だったのですが、グレッグ・イーガンとフィリップ・K・ディックを読んですごく面白いと思いました。
私が苦手としていたものは、夢見るスペースファンタジー的なものや、スペースチャンバラ的な、道具立てがSFチックなものだったのだと思います。
(タイムトラベルを扱ってるけど、話の主眼はラブロマンスでタイムトラベルそれ自体の魅力が分からないとか…)
その点、彼らの作品は、道具立てとかではなく、視点や話の展開それ自体が、独特でそこがすごいと思いました。
はじめてSFの魅力に触れたように思いました。
なので、他に、理数系的な思考とかSF独自の視点や論理展開など、これぞSF的な作品があったら是非教えて下さい。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
sunnyblue7さん、こんにちは。
>理数系的な思考とかSF独自の視点や論理展開
ズバリ、
「白鹿亭奇譚」アーサー・C・クラーク
『2001年宇宙の旅』の原作者の科学理論にのっとった空想科学ホラ話です。
ラリー・ニーヴンの『ノウン・スペース』シリーズも科学おとぎ話風です。
「リング・ワールド」「中性子星」など
スタニスワフ・レムのいわゆるファースト・コンタクト三部作
「ソラリスの陽のもとに」「砂漠の惑星」「エデン」
これもおススメです。
>視点や話の展開それ自体が、独特でそこがすごい
アーシュラ・K・ル・グインは「オルシニア国物語」や「ゲド戦記」が有名ですが
「闇の左手」「所有せざる人々」「世界の合言葉は森」
これは読ませてくれます。
アルカジィ&ボリス・ストルガツキィ
「そろそろ登れカタツムリ」「ストーカー」
奇天烈な話が社会派に変貌していく名作。
眉村卓『司政官シリーズ』は気の遠くなるような大作ですが…
「消滅の降臨」「引き潮の時」
最後に
ネヴィル・シュートの「渚にて」と
ジェームズ・G・バラードの「結晶世界」
終末モノの感動作です。
SF、そこはセンス・オブ・ワンダーの世界。たくさん読んでくださいね。
レム、アルカジィ&ボリス・ストルガツキィ、ル・グインは、
SFという意識もなく、読んでました。好きです。
レムのソラリスは続きがあったんですね!早速読んでみたいと思います。
ル・グインの「世界の合い言葉は森」も興味あります!
好みのど真ん中をついて下さったので、未読の作品にも期待が高まります。
ありがとうございます!!
No.6
- 回答日時:
なぜか取り上げられていないマイケル・クライトンは?
ほとんど早川書房丸抱えなので、早川の棚を見たらいっぱい出てくるはず。
そのなかでもやはり「アンドロメダ病原体」は、著者の論理がこれでもかと出てきます。と同時にRobert Wiseによる映画もおすすめです。得てして文章の作品をはしょったような映画が多いですが、これにはほとんど気にならないくらいキチンとまとめられています。
この回答への補足
皆様へ。
知っていたけれど、食わず嫌いしていた作品もあれば、
全く知らない作品も沢山教えて頂けて、本当にうれしいです。
どれも、じっくり読ませて頂きますね。
本当にありがとうございました!
マイケルクライトンは、映画化されたものは見た事があります。
どうしても、ストーリーメインで見ちゃうから、
ハリウッド映画だなあという感じで、理論の面白さというところまで、気付けずにいました。
だから、こうやって改めて教えて頂き、読むきっかけを頂けたのが嬉しいです。
アンドロメダ病原体、ちゃんと読んでみます。
No.5
- 回答日時:
挙げられていた野尻抱介さんは、他に「ロケットガール」と言う
ラノベでエンタメに見えて、実は結構ハードなSFという作品が
あったりします。絶版みたいなので中古で買えるうちに、どぞ。
特に第3巻は絶品です。
http://www.amazon.co.jp/dp/4829118512/
タイムトラベルSFで1巻モノですが、これまた論理の回収が
見事な傑作が「タイム・リープ~あしたはきのう」。どこかが
アイドル映画にしそうなんですけどね・・・アニメ化すらわれて
なかったと思います。
http://www.amazon.co.jp/dp/4840205582/
で、敢えてマンガから1作。「2001夜物語」。とにかく着想から
画力まで、これほど凄い・・・というかすざましい作者は他には
居ないんじゃないかと思います。彼の作品はどれも外れがない
ですし、SFジャンル以外も物凄いので是非。「ヤマタイカ」とか
・・・ぶっ飛びますよ。
http://www.amazon.co.jp/dp/4575727296/
確かに前2者は、映画化に向きそうですね。物語系が好き人向きなのかな。
後者は、宗像教授の作者の作品ですよね。
SFやっていたなんて知らなかった。興味あります。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
ハードSFであれば私の大好きな有名な作家さんと作品をあげておきますね。
どれも科学的好奇心をくすぐるような作品だと思います。
アーサー・C・クラーク(宇宙のランデブー)
アイザック・アシモフ(夜来たる)
カール・セーガン(コンタクト)
アレステア・レナルズ(啓示空間)
ジェイムズ・P・ホーガン(星を継ぐもの)
野尻抱介(沈黙のフライバイ)
個人的な好みなのですが参考にしてみて下さい。
アシモフは黒後家蜘蛛とかを読んでるのに、夜来たる、は全然しりませんでした。
食わず嫌いをしていた作品も多いので、これを気にチャレンジしたいと思います。
ありがとうございます。
No.2
- 回答日時:
読みやすさで
・銀河系乞食軍団/聡明編 作・鷹見一幸、野田昌宏・原案
・小川一水の作品
海外なら,
・コニー・ウィルスの「航路」「ドゥームスデイ・ブック」
色々あり過ぎて,「20**年版 このSFがすごい」などのムック本を見てください。
月刊誌の「SFマガジン」でも構いません。
著者や作品の解説が丁寧です。
以前はそういった雑誌のベストテンも参考にしてたのですが、
当たり前ですが、SFというジャンル自体が好きな人が選ぶ作品が多いし、
解説も愛好家に向けてのものが多いので、苦手意識は払拭されないままでした。
(イーガンも出てたけれど、作品解説に惹かれなかった…)
なので、具体的なお薦め作品を教えて頂けてとても嬉しいです。
早速読んでみます。
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