
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
「法華経の開祖」 とは突飛な表現ですが、案外と本質をついているかもしれません。
いうまでもなく 『法華経』 は膨大な仏教経典の中の1つです。
成立時期が遅いことから、オリジナルのいわゆる 「仏教」 から見ると飛躍した表現を含むかもしれません。
初期の仏教教団の時代から下って、さまざまな仏教各派が混在する状態になり、そのうちの一派が自分たちの経典として編んだものが 『法華経』 という形で後世に残されました (その一派というか教団というかは、その後消滅)。
だから 「法華経の開祖」 というより 「法華経を書いたり編纂したりした人たち」 がいたわけです。
その人たちが誰なのかなどは分かりません。少なくとも複数の人たちが書いたものに、さらにその弟子たちが付け加え、編纂して、何代もの手を経て後の 『法華経』 という書物が完成したものと思われます。個人の手に成るよものではないので、「書いたのは誰か」 と問うことは、意味のないことだと言えます。
No.7
- 回答日時:
仏教の開祖=仏陀(釈尊)。
『法華経』=仏陀の説いた教えを集めた経典の中の一つ。
仏教には様々な経典があります。『般若心経』『阿弥陀経』『華厳経』『法華経』などなど。
何故、様々な経典が生まれたかというと、人間は十人十色だからです。
Aさんに教えた時に使った教科書でBさんに教えても、Bさんは理解できなかった。だからBさんに分かるように別の教科書を使って教えた。
他にも、Cさんに分かる教科書、Dさんに分かる教科書……といろんな角度から教えを説いた教科書を作っていったため、たくさんの経典が現在に残っているということです。
先の回答にもありますが、その「教科書」を作ったのは、釈尊の弟子以下、何百年もの間に生まれた弟子たちです。
釈尊は一文字も経典を書き残していません。
直接、釈尊に教えを聞いた人たちが、釈尊の教えを忘れないよう、そして後の時代の人に釈尊の教えを語り継ごうということで、経典が書き残されることになりました。
その中でも『法華経』は比較的、後の時代に作られましたので、原始仏教経典ではありません。
(そのため、「仏教ではない」と批判されることもありますが、原始仏教のエッセンスは残っていると思いますし、壮大な仏教物語、つまり仏教を説く“読み物”と考えることができるのではないかと、私は思っています)
繰り返しになりますが、いろんな人にいろんな説明のしかたで、釈尊の教えを伝えるための経典が生みだされていき、その中の一つが『法華経』なのです。
『法華経』=「仏教の教えを説いたもの」ではありますが、『法華経』だけが仏教ではありませんので、仏教=『法華経』というのは正しい表現にはなりません。
No.5
- 回答日時:
法華経の開祖という言い方が正しいのかは、よくわかりません。
仏教の開祖とするなら、釈尊でしょうけど。
法華経は、お釈迦様が亡くなられたあとに、弟子たちが私は、
このように聞きました。という事を集めてつくったものと聞い
ています。
如是我聞(にょうぜがもん)
「かくのごときをわれききき」と。
ただ、物語のような喩えだったり、人による理解のかたちが違っ
てもいろいろな方法で理解してもらうような配慮がされています。
それを「方便」と言っています。
智慧の結集なんでしょうね。きっと。
この回答への補足
開祖はお釈迦様のようですね?
と言うことはすなわち、仏教=法華経ということになります・・・・・・・・・・・・
それならば何故、仏教と言わずに敢えて、「法華経」と言うのか?
疑問はますます、深まるばかりです・・・・・・・・・・・・・・・・・
仏教=法華経=原始仏教
ということですか?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
No.3
- 回答日時:
>法華経の開祖はだれですか?・・
↓
ウイキペディアによれば・・・<ご存知の事と思いますが、念の為ご参考までに>
◇法華経とは
「法華経」とは、妙法蓮華経という仏教経典の事です。この経典の原品は、サンスクリット(梵語)にて記されており、梵語名では「サッド・ダルマ・プンダリーカ・スートラ」 (sad-dharma-pundarika-sutra) といいます。
「サッド・ダルマ」とは正しい法、真実の法という意味ですが、それは不可思議微妙なものだという事で、「妙法」と訳されています。
「プンダリーカ」とはインドにある蓮の一種の事ですが、蓮の花は、その開花と同時にすでに実を結んでいるところから、妙法の実践すなわち菩薩行のあり方をたとえている。
「スートラ」は経という意味ですが、元来はものを綴り合わせる糸の意味で、仏陀の教えをひとまとめにしたものを経と名づけている。
「法華経」は、ローマ字、仏訳、英訳、漢訳、和訳と様々な訳本があります。漢訳の「法華経」は三訳現存しますが、私たちが目にする「法華経」は、羅什訳の「妙法蓮華経」がほとんどです。
現存「法華経」は、二十八品(28章)から成り、この科段分けは古来いろいろと試みられています。とくに天台大師以来、前半十四品(14章)を迹門、後半十四品(14章)を本門と2分する方法が、一般的になっています。
しかし、叙述の体裁から見ると、2分法よりも二処三会による3分法のほうが自然だと思われます。
◇法華宗とは
妙法蓮華経を依拠教典とする仏教の宗派。
天台法華宗 - 天台宗の別名。隋代の智顗を開祖とし、平安時代に最澄が日本に伝来した宗派。下記の分派との差別化のため山門派、円仁派とも。 ⇒ 天台宗 天台寺門宗 - 長等山園城寺を総本山とする上記の一派。寺門派、円珍派。
天台真盛宗 - 戒光山西教寺を総本山とする上記の一派。真盛派。
日蓮を開祖とする宗派の別名、または総称。 日蓮宗 - 身延山久遠寺を総本山とする宗派。
日蓮正宗 - 多宝富士大日蓮華山大石寺を総本山とする宗派。
日蓮本宗 - 多宝富士山要法寺を総本山とする宗派。
日蓮法華宗 - 1952年に渡邊日正が開いた宗派。
顕本法華宗 - 妙塔山妙満寺を総本山とする宗派。
法華宗本門流 - 本能寺など四山を大本山とする宗派。
法華宗陣門流 - 長久山本成寺を総本山とする宗派。
法華宗真門流 - 慧光山本隆寺を総本山とする宗派。
本門法華宗 - 卯木山妙蓮寺を総本山とする宗派。
日蓮宗不受不施派 - 龍華山妙覚寺を総本山とする宗派。
不受不施日蓮講門宗 - 久遠山本覚寺を総本山とする宗派。
日蓮を開祖とする宗派のうち、勝劣派の諸門流が形成した宗教法人。 法華宗真門流 - 一致派の日像門流(四条門流)から独立した門流。日真門流。
本門法華宗 - 一致派の日像門流(四条門流)から独立した門流。日隆門流。
法華宗本門流 - 一致派の日像門流(四条門流)から独立した門流。日隆門流。
法華宗陣門流 - 一致派の日静門流(六条門流)から独立した門流。日陣門流。
顕本法華宗 - 一致派の日常門流(中山門流)から独立した門流。日什門流。現在、門流所属寺院のうち約200ヶ寺。
法華宗興門流 - 勝劣派の門流。日興門流(富士門流)。興門八本山のひとつ西山本門寺と末寺の一部。
富士門流 - 日興門流。日興の法脈を継承する諸本山とその末寺に対する総称。
日什門流
伝統仏教十三宗旨の一つ。 ⇒ 十三宗五十六派
日蓮門下の全門流の総称。1334年に後醍醐天皇より日像が宗派の名として法華宗の宗号を賜ったという。
No.1
- 回答日時:
史的には
釈迦(ブッダ)しか
開祖は いませんよ\(^^;)...
法華経は、釈迦の膨大な経典の内、
入滅前に、最終にして最高な講義を弟子になしたもの
つまり 仏教の究極にして至高な仏典です
※中国の天台教学も
法華経を頂点とし、
日本天台宗も、元来はそうでした。
仏教の宗派の一つの
日本法華経系日蓮宗系統の
開祖は 日蓮上人ですが
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