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昭和6年頃の雛人形なのですが、お祝いにご近所や親戚の方からその頃いただいた人形があるのですが、何を現しているのかがさっぱり分かりません。

●背中に蝶の羽をつけた二人の女の人が鼓を打っている
●月代を剃ってポニーテールのような髪形をした男の人と、天子の羽のようなものをつけた女の人(?)がいる
●紅白の着物を着た女の人が一人は鼓を、一人は行司の軍配のような形をした赤い団扇を持っている
●箒を持ったおじいさんとおばあさんがいる
●椅子に腰掛けたお内裏様とお雛様のような人がいる

各組台座にくっついています。お揃いなのか別々なのかも分かりません。ご存知の方、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

ほうきを持った老夫婦は「高砂」(たかさご)または「おのえの爺婆」などと呼ばれる、長寿を意味する人形ですね。

我が家の雛人形(明治中期のもの)にも居ります。

イスにかけたお内裏様のような人形と言うのは、実際にお内裏様かもしれません。洋装ではないでしょうか?そういうものもあるのを本で見たことはあります。

他のものは残念ながら存知あげませんが、雛人形と言うのは、数百年かけてだんだん形を変えて来たものだそうです。
もともと内裏雛だけだったのですが、雅楽の奏者を加え、それがいつしか能楽の奏者に代って現在の五人囃子として定着。仕える人もいるだろうと、官女や仕丁が増えたりもしました。
この過程で、ジングウ皇后(すみません、漢字を失念)や高砂や他にも縁起の良いものを、その時どきの人形メーカーがいろいろとオプション的に考案し、人気のあるものが残って今のかたちになったそうです。

ですから、これが正しい!というものもありませんし、お持ちのものはとても珍しくて素晴らしいと思いますので、大事になさっていただきたいです。
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この回答へのお礼

お内裏様のような人形は和装です。女性のほうは確かにお雛様がつけるような髪飾りをつけています。でも男性のほうは勺を持っていないんですよね…なくしてしまったのかも知れません。
おっしゃるとおり、人形たちはなにやら縁起がよさそうです。すでになくしてしまった小道具もあるようですが、大事にしていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/01 13:00

#1です


山形県河北町のサイト雛の館
http://www.town.kahoku.yamagata.jp/hinanoyakata/
享保雛と段飾りの写真を見てください。
お尋ねのような人形が混じっています。
また舞姫や御所人形も見てください。

あと気になる単語としては、天女とか吉祥などです。
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この回答へのお礼

いろいろ調べてくださったようで、ありがとうございます<m(__)m> 能や物語の一部を人形に仕立てているものがありましたね。うちにあるのもそういったものなのでしょうか。

お礼日時:2004/03/01 12:36

とりあえずわかる物 1つだけですが・・


>箒を持ったおじいさんとおばあさんがいる
これは結婚式などで時に聞く、謡曲の高砂からきた「高砂人形」だと思います。
末永く幸せにの願いを込めて、おじいさんの翁(おきな)と 媼(おばあさん)が並んでいる。

参考URL:http://www.yuinou.com/takasago/menu.htm
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、そういう意味が込められてるんですね。他の人形にも意味が込められていそうですね。

お礼日時:2004/03/01 12:05

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